RPN
数値入力ができる。
さらに、その中でもよく使うコントロールについては
すぐに値入力ができる優れものなのだ。
そして、SSW ver4.0、最大の売りは、コントロール以外に
RPNとNRPNも、3つのコントロールを指定しなくても
ボタン1つで、値を入力できてしまう
え!?
っとこの便利さがわかるはず。
では、さっそくRPNがどのようなものか、簡単に説明してみようと思う。
RPNは
Registered Parameter Number(レジスタード パラメータ ナンバー)
の略で、先ほど、上に書いたけれど3つのコントロール
コントロール101 コントロール100 コントロール6
の3つを使って指定するの。
コントロールチェンジの機能拡張版として考えられ
すべての音源(GM、GS、XG)で使うことができる。
ピッチベンドとかもこれに含まれ、
使い方としては、
コントロール101とコントロール100で何を使うかを指定し
コントロール6(データーエントリーと呼ぶ)で量を指定
有名なのあげとくね。
(コントロール101:0 コントロール100:0 コントロール6:値指定)
<ピッチベンドセンシティビティ>
ベンドレンジと呼ばれるもので
ピッチベンドでどれくらい音程を変化するかを決めることができるの。
データエントリ(コントロール6)の値1が半音に対応し、
一般的には初期値2(全音)に設定されている。
要するに、急激なピッチベンドを使いたいときは
データエントリーを12にすると、1オクターブ
24にすると2オクターブの
のピッチベンドが使えるってことなの。
(コントロール101:0 コントロール100:1
コントロール6:64を中心に値指定)
<(マスター)ファインチューニング>
チャンネルの音程を微調整するもの。
データエントリ64を中心に0にすると半音低く、127にすると半音高くなる。
つまり、半音を64段階に調整できると言うことなの。
さらに、コントロール6の下にコントロール38というデータエントリーもあり、
こっちでデータエントリー6の127分の1をさらに微調整できちゃう。
(コントロール101:0 コントロール100:2
コントロール6:64を中心に値指定)
<(マスター)コースチューニング>
チャンネルごとをトランスポートするもの。
要するに、パートの音程を半音単位で変更するもの。
データエントリ1つで半音変化するの。
一般的には上下24位(上下2オクターブ)
40(64-24)~88(64+24)
しかデータエントリーが設定できない。
(コントロール101:127 コントロール100:127)
<RPNヌル>
これは、RPNをリセットするもの。
データエントリーの値を動かしちゃうと音も変わってしまうので、
これでリセットをしておき、
データエントリーの値だけを受けても、
値が変化しないようにするものなの。
誤動作しないように、念のために入れるって感じかしら。
このように、RPNは値を3つ(中には2つ、4つのものもある)
指定してあげるの。
この時に気をつけなければいけないのが、
これらのデータを一気に送信してしまうと
命令を受け付けてくれいないので
(1)最初にコントロール101を送信
(2)次にコントロール100を送信
(3)最後にコントロール6(データエントリ)で値を送信
と順にデータを送ってやらなければいけない。
しかし!
SSW ver4.0は、これらをわざわざ3つ別々に置くってやらなくても
上で挙げたものが、ボタン1つで指定できるので
例えば、RPNでマスターファインチューニングというところがあるので
そこをマウスでぷちぷちって指定してあげて
値(データエントリ)だけを指定すると
勝手にコントロール101,100をずらして入力してくれるの!
この便利さを書きたいために、
えらい長い文章になっちゃった・・・・・
私の言いたいことわかった?