[1810] 題名無し -OVERS-System ver0.79:M・加藤@ウィルミントンDE(Lv85)  3月14日 (木) 11:47:13

<森田さん&スペアリブさん>

私も、森田さん、スペアリブさんと同意見です。
「無駄」な学問というものは存在しません。
全て存在するべき正当な理由があるからこそ、学問というのはなりたっているのですから。
あとは自分のやる気次第です。
教育制度が悪いといってしまってそこで止まってしまうか、
それともなぜ悪いのか、どうすれば面白くなるのか、
教育制度の教え方じゃ面白くないけど、こうやったら面白くなりそうだから試してみよう、
と一歩先に進むのとでは、大きな違いがあります。
どんな学問でも、方法を、見る場所を変えれば際限なく面白くなれます。
教育というのはそれの糸口を見つけるためのひとつの手段に過ぎず、
教育で駄目だったら別の手段を考えればいいことです。
最近ではTVでも色々な事に関する番組を放映しているので、
(NHKスペシャルや各種ドキュメンタリーなど)
そういう入りやすいところから始めればいいことです。
私の歴史好きも、授業からじゃなくてTVから始まってますから。


>各分野を選ぶ前にその事について知る事ができるのが学校なんじゃないですかね。
>役に立つ・立たないなんてその人にしか解らないんですから。

スペアリブさんの言うとおり、あまり早いうちに専門に入ってしまうと、
それだけしか見えなくなってかえって視野や選択の余地を狭めます。
早いうちにやりたいことに見込みをつけておくのは別にいいですけど、
だからといって他のことをやらないと、偏った考え方の持ち主になることすらありますし。
だから、専門を学ぶ大学でも一般教養というのを設けているんです。



<クッポさん>

>いいはなしです~
>それにしてもゼノギアスはストーリーにおくが深いですね

奥が深いうえに、話が在り来たりな展開をしませんからね。
ベタな設定、っていうのもありませんし、
とにかくストーリーに矛盾性が存在しません。

>科学的に考えて大人になったときどうやって原子(分子)の量を
>ふやしたんでしょうね(笑)

ふやしてませんよ。
だって体重は96kgから変わってませんもの。(笑)
あれはナノマシンの密度を薄くして容積を大きくしたのではないかと。

ゼノシリーズには、エピソード6というのも存在します。
エピソード5の数十年後の話だそうですけど、
ゼノギアスのキャラたちは登場できなくなってても、
エメラダなら出てくるのかもしれませんね。

>ゼボイム時代のとこ読んでおきました~
>あらためて奥が深いです~

エピソード3のストーリーはすごく気に入ってます。

ビッグ・ジョーの設定はギャグだそうです。
イラストレーターの田中さんの落書きの中にあったキャラクターがあまりにも素敵だったので
ゲストキャラとして登場させたそうです。
その落書きじゃ、ビッグジョーもギアを持っていて、
フェイに負けるたびにギアを改造、どんどんド派手に、悪趣味になっていく、
という設定だったようです。(笑)


>それだけ知っているなら最初から教えろ~っていいたいです

カインの密偵という立場上、それは出来なかったんですね。
ラハン村に住みついたのも、フェイ/イドの監視が目的ですから。
はい、彼はフェイがイドであることを、最初から知ってました。

ヒュウガというキャラも面白い設定を持ってるんですが、
それは現代篇で一気に語りましょう。


>でもストーリーの後半くらいまではユウナは自分を犠牲にする気満々ですが・・・

じゃあ窮地を救うためにエクスカリバーで敵に特攻…ってゲームが違う!(爆)

FF10のキャラは、主人公がティーダ、ヒロインがユウナ、
あと、リュックとかワッカとかいるんですよね。
ユウナが召喚士、ティーダは半魚人みたいですけど(大違)
あとは皆さん、どういう経歴の持ち主でしょう?


>そういえばイドのギアも一回目(バルトのギアと戦ったとき)にくらべて
>覚醒したときのほうが弱かったですしね~
>つまりイドはギアを弱くしちゃったんですね

あれは自分達のギアの装甲もアップしてますから、そうとも言い切れないのでは。
ヴェルトール・イド(イドのギア)は、一回目に戦った時は数値がかなり楽しかったですね。
通常攻撃の後、機神黒掌喰らって合計ダメージ19998。

機神黒掌は他にはカラミティ戦で見れただけですけど、
あれを初期型ヴェルトールで出してみたいです。
ソラリスに行くまでにフェイのLVを70にするのは大変そうですけど。(笑)
ゼノギアスの機神黒掌は、「どこが『黒掌』やねん?!」って突っ込みましたから。(^^;;

>ルッカって説明でお金とるほどあんなにせこかったっけ?(笑)

どうなんでしょう?(笑)
でもルッカも死にましたよね、あれ。
生き残った村人たちの中にもいなかったし。(^^;;

>大丈夫ですよ難易度はたかくありませんし(ボスの難易度は低いです)、
>レベルUPや武器、防具、必殺技(コマンド入力式の魔法)などが充実しています
>とくにレベルUP要素があるので強めのボスもらくになります

いやあの、難易度が低い、と言われているアクションすらクリアしたことないんです。(汗)
というかRPGとアドベンチャー以外クリアしたことないという、
ある意味すごいゲーム歴の持ち主ですんで。(^^;


それでは、お楽しみのゼノ語りと行きましょう。

あ、あとゼノ語りですが、今手元に設定資料の
Xenogearsパーフェクト・ワークスを持ってないんで、
それを読んだ私の記憶と、ネットで探した年表を照合して書いてます。
だから、記憶があいまいな部分など、
細部はいくらか間違っている所があるかもしれません。(^^;;
でもストーリーの筋自体は大丈夫ですから、安心してお読みください。(笑)

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「私を殺しにきたの?」

自らを死にもたらさんと立ち尽くす男を前にして、少女は云った。
情想に乏しいその面差し。
己と世界とを隔絶した者だけが放つ特有の色。
無彩色<モノクローム>の少女。

対する男は、緋に染まっていた。
手に掛けた殉教者達の返り血によって染まっていた。
緋色の男は、少女の問いに応える代わりに、無言で手にした長棍を振り翳す。

「――そう、ありがとう」

男の意に変わりが無い事を見取ったのか、そう云って少女は嫣然と微笑んだ。
その一瞬だけ少女は彩られる。
偽善と欺瞞に溢れたこの常闇の世で、斯くも無垢で輝かしい笑顔があるものかと
―そう男は思う。

エレハイムとカレルレンの出逢いであった。


(Xenogearsパーフェクト・ワークスより抜粋)
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ソフィアは幼少の頃は、ニサン教の修道院で育てられました。当時はまだエリィと呼ばれていました。そのころのニサン教はマルー達が信仰してるのとは少々違った教えでした。というのも、マルー達の信仰している教えは、ソフィアが唱えたものですので。当時のニサン教はいくつもの会派に分かれていて、その中で優れた者を大教母として選出してました。この「優れた」というのはエーテル力のことです。この時代のヒトは、エーテル力を備えることが出来るようになってました。ニサン教はこの力を神の奇跡の力として、大教母たる者は類稀なエーテル力を要求されました。ニサン教の各派は自分達の会派より大教母を選出し権力を握ろうと、高いエーテル力を持つ者を探すのに躍起になっていました。そしてソフィアは幼少の頃より大きなエーテル力を発揮していました。

ニサン教の一派、ペヌエル。彼がソフィアの居る修道院を訪れ、ソフィアのエーテル力に目をつけたのが全ての始まりでした。大教母候補者を未だ見いだせないでいたペヌエルは、まだ7歳のソフィアを養女として引き取ることを希望し、そして彼女を自分と共に連れて行きました。

ソフィアとラカンが出逢ったのは、ソフィアが病気療養のために故郷の修道院に戻っていた時でした。病気が治りペヌエルの修道院へ戻ることになったソフィアに、ラカンは木炭で描いた彼女の肖像画を渡しました。なお、エレハイムがソフィアと改名するのはこのあとです。だから、ゲーム中ラカンだけがソフィアをエリィと呼んでいたんです。(本人もそう呼んでくれと言ったのもありますが。)

いまだどの大教母候補者も持たないほどのエーテル力を持つソフィア。それを妬んだ他の会派はソフィアを亡き者にしようと目論見ました。暗殺の手が次々とソフィアの周辺に伸び、彼女の周りに居るものが次々と死んでいきました。自己犠牲の精神がひときわ強いソフィアは、自分のために誰かが死んでいくことに堪えられず、「自分が居なくなれば皆死ななくて済む」と思うようになり、次第に心を閉ざしていきました。

ソフィアの護衛兼付添人、ジークリンデ。ペリエルの姪であるジークリンデはソフィアが初めてペリエルの修道院へ連れてこられて以来、ソフィアにとって姉のような存在でした。彼女はソフィアが感情を病んでいくのを見て、心を痛めていました。

ニサン教はその後、イグニス大陸において勢力を振るっていたニムロド帝国の政治的道具として使われるようになります。民衆の心をなだめ、すかし、操り、支持を得るには宗教という手段が効果的だったのです。ニムロド帝国の介入によりどんどんと堕落しだしたニサン教。そのニムロド帝国の介入に最後まで反抗しつづけたのがペヌエル派でした。しかしその反抗も終わることになります、大殺戮という形によって。

ニムロド帝国傭兵団長、カレルレン。彼は幼い時に両親を亡くし、少年時代は生きるために何でもやりました。人を殺めることすら。良心というものを知らずに育った彼は、その冷酷さと冷徹さにより、味方からすらも畏怖される存在となりました。彼は若くしてニムロド傭兵団に入団し、程なく実績を認められ傭兵団長となりました。

ペヌエル派の反抗に業を煮やしたニムロド帝国皇帝は、カレルレンにペヌエルの教会を襲撃するよう命じます。カレルレンは傭兵団を率いてソフィアやペリエルの居る修道院を急襲し、ペヌエル以下の聖職者たちを皆殺しにしました。そして彼は、ソフィアに対面しました。

ソフィア、13歳。

以後7年間、カレルレンはソフィアを連れて姿をくらますことになります。


(閑話休題)
自分で語っておいてなんですが「これほんとにゲームのストーリーか?」
と今さらのように感じてます。(^^;;
つーか上で書いたこと、ゲーム中じゃほとんど語られてませんし。
カレルの「昔はあくどいことも色々やっていた」という一言だけです。
ジークリンデなんかゲーム中、名前すら出てきませんし。
500年前の話じゃロニ、レネと並んで重要人物なんに。(^^;;


空白の7年のあと、ソフィアはジークリンデとカレルレンを伴って、ニサンの地へと再び姿をあらわします。カレルレンは昔の残忍さを落としきり、その心に人間さを取り戻していました。ソフィアも閉ざしていた心を再び開き、もとの心優しさを取り戻していました。その7年間に何があったのかは、誰も知るところではありません。

ただその7年の間にカレルレンはラカンと出逢っています。旅先でラカンはソラリスの政変暴動に巻き込まれ、そこでラカンはカレルレンに出逢いました。しかし、ソフィアとの再会はないまま別れています。

その頃、すでに皇帝は暗殺され、ニムロド帝国は衰退していました。しかし、今度は地上の完全支配を狙ったソラリスと、それを阻止しようとするシェバトとの戦争が始まっていました。ニサンへと戻り、教母の地位へついたソフィアは、教母補佐官となったジークリンデと共に、戦争による被害を受けた民や難民たちの救済へと乗り出します。カレルレンは僧兵隊を編成し、その隊長となって、地上へと侵攻してくるソラリス軍よりニサンを守るためにギア部隊を率いることになりました。

ある時、ソフィアは一時自分の故郷の修道院へ帰郷しました。そこでラカンと再会します。特に何をするでもなく、絵を描く日々を送っていたラカンに、ソフィアは自分たちに協力してもらえるよう頼みます。ラカンはソフィアと共にニサンへ赴き、カレルレンにギア操縦を習い、ギア部隊の一員となります。ラカンもまた強いエーテル力を持っており、彼のギアは他のギアを凌駕する威力を発揮しました。そのため、彼はカレルレンと並んで僧兵隊の主力となり、ソラリスとの戦いで活躍しだしました。

武器・物資隊商、ファティマ兄弟。ほどなくロニとレネもニサンに合流します。彼らは戦場において地上軍相手に商売をしていました。そしてニサンに合流したあとは僧兵隊とは別に補給や物資調達、地上作戦を主な任務とするニサン地上部隊を編成し、ニサンのために行動しだしました。彼らもまた、ニサンの主要人物となっていきます。

こうしてニサンは地上における最大の勢力となっていきます。ソラリスと渡り合うだけの力も身に付け、救済活動により民衆の絶大な支持も得ました。その勢力を自分たちに併合することを望んだシェバトは、ニサンに対して対ソラリス軍事同盟を申し入れます。ニサンはそれを受け入れ、シェバトと協力することに方針を定めました。

シェバト第三皇女、ゼファー。まだ少女の域を出ていない年齢の彼女がシェバトからの使者でした。そして、同盟成立後はシェバト代表としてそのままニサンに留まることになります。代表、と言えば聞こえはいいですが、彼女は人身御供としてシェバト長老院から派遣されていたようなものでした。当時シェバトでは長老院が権力を握っており、皇族は名目上のものと化していました。長老院はソラリスに変わって地上の支配者となることを望んでおり、そのためにニサンを利用しようとしていたのです。昔ニムロド帝国が行ったことと全く同じことを、シェバトも行おうとしていたのです。

何はともあれ、シェバトの同盟により、地上での勢力はニサン側に圧倒的有利になりました。ソラリスは地上侵攻を一時見合わせ、ニサンにもつかの間の平和が訪れます。この頃、カレルレンはシェバト三賢者のメルキオールより分子工学(ナノ・テクノロジー)を学びだし、ラカンは請われてソフィアの肖像画を描きだしました。

しかしその平和も直ぐに破られることになります。ガゼルの法院は戦略要塞戦艦メルカバの投入を決定、その圧倒的な威力はソラリスにとって劣勢だった戦況を一気に優勢へと引き戻しました。それに加えて、ガゼルの法院達はアニマの器と融合、絶大な力を有するようになりました。そして、それらを背後で手引きしたのがミャンでした。これを機にソラリスは最終決戦への準備を整え始めます。

しかし、ここでミャンはなんとシェバト・ニサン陣営にアニマの器の存在と、いくつかの器の存在場所の情報を故意に流したのです。ニサンはカレルレンらにアニマの器を探索させ、そしてカレルレン、ラカン、ソフィアの3人がアニマの器と同調を果たしました。

ギア・バーラーを手に入れたことで、ニサンはなんとかメルカバの侵攻をしのぎ、地上を蹂躙しようとしたガゼルの法院のうちアニマの器と融合していた4人を倒しました。ここで新たなアニマを器を手に入れ、ロニが同調。しかし消耗は激しく、ニサンはどんどん苦しい状況へ追い込まれていきました。

ソフィアはそれまで戦場へ出る、ギアに乗るのを極度に嫌っていました。しかし戦況が追い込まれるにつれ、そうも言っていられなくなった彼女は、初めて出撃することになります。その戦闘中、ラカンのElヴェルトール(オリジナルヴェルトール)と行動と共にしていたソフィアは、ラカンの注意が逸れた隙に狙撃され、Elレグルスは被弾しソフィアは気絶。空から舞い降りたカレルレンはソフィアを保護して退却します。そしてソフィアの目が覚めるまで不眠不休で看病しました。状態も安定し、ロニの勧めもあってカレルレンは休むためにラカンを医務室に残して外へ出ます。そして、あのソフィアとラカンの会話を耳に挟みました。

その頃、シェバト長老院は一つのことを懸念していました。ソフィアの人気はどんどん高まっている。このままではソラリスを倒しても人々はソフィアの下に集まってしまい、シェバトが地上の支配権を握ることが出来なくなってしまう。そう考えた長老院は、ニサンの知らぬところでソラリスと密約を結びます。地上の支配権は半々とする、シェバトはソフィアの命をソラリスに渡す、そしてソラリスはシェバトへミャンを護送する。ガゼルの法院はミャンを煙たがっており、この際に彼女を葬ってしまおうとしていました。

ニサンは敵地に取り残された味方の軍勢を救出するために、シェバトに援軍を求めていました。シェバトは承諾の返事をしましたが、条件として救出の際にはソフィアの出撃を求めてきました。ソフィアはそれを受け入れ、ニサン勢はカレルレンやラカンのギア部隊、それと同盟成立時にシェバトより譲与された巡洋艦エクスカリバーで出撃しました。そして、ニサンはシェバトに裏切られます。ソラリスとの密約に基づいてシェバトは援軍を送らず、そのためニサン勢は敵中に孤立しました。ソラリス軍はもう攻撃を仕掛け、ニサン勢は次々と倒れていく。ついにメルカバも上空に姿を現し、ニサン勢は絶望的な状況へ追い込まれました。

ソフィア、25歳。

ソラリス勢に完全包囲され、進退窮まったニサン勢。ソフィアは皆を救うために一人、エクスカリバーでメルカバに特攻、自分もろともメルカバを撃破しました。メルカバを失った衝撃にソラリス軍は撤退を開始、カレルレンらはその隙に包囲網を突破しました。


(閑話休題)
な、長い…。
やっとソフィア死亡ですが、ここまでで既に原稿用紙10枚分以上書いてます。(爆)
まだ崩壊の日とその後の話が残ってるってのに…。
ソフィアのニサン帰還からここまでの話は、断片的な回想シーンにありますね。
シェバト・ソラリスの密約とソフィア最後の出陣は、ゼファーが語ってくれてますし。
次の崩壊の日から、また語られざる話になります。


後に残されたもの、特にカレルレンとラカンは悔恨の念に囚われました。カレルレンは神など存在しない、なら自分で神を創ってみせよう、と姿を消しました。ラカンはソフィアを助けられなかったのは自分が非力だったためだ、との思いに囚われ、力を求めました。ラカンはシェバトで捕われていたミャンと会い、ミャンにゾハルのありかを示唆され、一人ゾハルのもとへと向かいました。尚この時、彼はミャンを解放しています。ラカンはゾハルと再接触(1回目の接触はアベルの時)しましたが、不完全な接触によりグラーフと化しました。不完全だった理由は、おそらく対存在が既に死亡していたためでしょう。ラカンの精神的な部分がアーネンエルベとして不完全だったのもあるかもしれません。グラーフが「我は力の求道者」なのは、ラカンが力を求めたことに基づいています。

その頃、ロニはエルドリッジに搭載されていた強襲揚陸艦を発掘。後世に遺すため修理を施します。この艦艇が、ゲーム中に出てくる超巨大ギア・ユグドラシル4です。多分同じ頃に、ロニはエルドリッジに搭載されていた砲台も発掘したと思います。これが碧玉要塞です。(この名前はバルトが勝手につけたものですけど。(^^;;)余談ですが、エクスカリバーもエルドリッジに搭載されていた巡洋艦です。これは艦艇としてだけでなく、ラム(衝角)装着時にはユグドラ4の武器になります。それから、潜水艇ユグドラシルは、ユグドラ4とは無関係です。バルトが勝手にユグドラ4と名付けただけ。(笑)

グラーフと化したラカンは、デウスの初期型機動端末、ディアボロスを目覚めさせ、地上を破壊し尽くしました。デウスの初期型機動端末ディアボロス、これをナノマシンにより進化させたのが後期型機動端末アイオーンです。このディアボロスの襲撃による「崩壊の日」は、全人口の96%を死亡させ、事実上ヒトの「リセット」となりました。残った人々は総力を結集させ、唯一のギア・バーラー搭乗者であるロニを中心にディアボロスに抗戦。その中核であったオリジナルヴェルトールを機動停止させることで、なんとかヒトの滅亡を食い止めました。この戦いの中で、レネは兄を庇って戦死しました。ラカンはその後、行方不明となります。

崩壊の日を生き延びた人々によって、ニサンは再興されました。ソフィア亡き後、ニサン教は教母がいないまま教母補佐官のジークリンデが代理を務めていました。そのジークリンデがレネ・ファティマの忘れ形見、イゾルデを出産。のちにイゾルデがニサン教第二教母となり、以降、その子孫が教母の地位を継いでいきます。つまり、レネとジークリンデは、マルーのご先祖様なんです。

ロニはその後、アヴェを建国。Elアンドヴァリを碧玉要塞に封印します。ラカンは人知れず死亡。しかしその残留思念は残り、グラーフとしてヒトに憑依することで存在しつづけます。カレルレンはミャン及びカインと接触。「崩壊の日」で肉体を失ったガゼルの法院をプログラム上のデータとして復活させます。そして彼はシェバトに来訪し(多分ソラリスに関与していることは隠してでしょう)、長老院に延命処置を施します。そしてゼファーにも本人の望みで同じことを。のちに(100年以上あとですが)彼は、地上人にも刻印(リミッター)措置を施します。


6000字越えとるやん、これ。(爆)
自分でもよく書いたと思います、こんな長いの。(笑)
3回分のカキコ時間を費やしました。(^^;;
あ~楽しかった。(笑)

次回はエピソード5ですね。
旧エレメンツ発足の辺りから始めましょうか。
ただ、この辺りは各ストーリーの繋がりがないので、
一つ一つ区切って語っていきます。


(横レス)
>そもそもエーコって何歳なんでしょう?
>見た目で8~9歳くらいでしょうか?

6歳って言ってませんでしたっけ、ゲーム中で。
それで一人暮らし(モーグリはいますけど)してるんですから、
すごいしっかりしてます。

>アレクサンドリアでのラブレターのイベントけっこう好きだったりします(平和そうなとこがあって)

あのイベントはいいですよね~。
手紙を拾った全員が全員、それが自分宛だと勝手に決めつけたのにはうけました。

あとエーコイベントで面白かったのが、エーコの登場時。
「わたしは食べても美味しくないよ!」
「それは残念アルネ」
食う気だったんかい、クイナ。(^^;;

>ボクがRPG全般でとくに好きなのはラヴシーン(主人公とヒロインの)と破壊シーンです(ギャップが大きい・・・)

ゼノギアスはラヴシーン結構ありましたよね。
対象年齢が高めというか、大人のラヴシーンでしたが…。(^^;;

破壊シーンはそこらじゅうにありますね。(笑)
その最もたるのが、イドのエテメンアンキ破壊でしょうか?
オープニングのフェイによるラハン村壊滅も、結構すごい設定でしたけど。

余談ですが、最初、アルルはラハン村壊滅を生き残る設定だったそうです。
そして、婚約者が死んだのをいいことにフェイに付きまとっていく、
というとんでもないキャラだったのですが、
そんなのにフェイとエリィの恋路を邪魔されちゃかなわんということで、
早々にオープニングで死んでもらったそうです。(^^;;





パステル・ミディリンに戻ります