【第19話】
クラウド編第19話
初めての観覧車


フッ・・・・・・

俺の名はクラウド。


もうわかっていると思うが

元1stのエリート戦士だ。


ん?

自分でエリートって言うな?

1話と同じことを言わせるんじゃない。


18話で終わるはずだったが

そこそこ好評なので、もう一度登場することになったのだ。


今日、俺はゴールドソーサーにデートに来ている。

デートしてくれって頼まれてな・・・・・・


もてる男はつらいよ。

観覧車で今二人きりだ。


ん?

相手は誰だって?


フッ・・・・・・

野暮なことを聞くんじゃない。




「なぁ・・・・・・」


聞こえない。


「おいクラウド」


聞こえても聞こえない。


「無視するなよ・・・」


「・・・・・・・・・・」


「クラウド」


「・・・・・・・なんだよ・・・・・・」


俺は野ぶとい声の主にうざったそうに答えた。


「まじめに相談しているんだ。

 答えてくれたっていいじゃないか」


「なぜゴールドソーサーに来て

 おまえと観覧車に乗らなければいけないんだ」


そう目の前にいる男は片手に銃を持つ男バレットだった。


「そう言うなよ。

 実は最近マリンが反抗期でさ。

 やっぱり片親ってのは難しいのかな?」


「そんなことわかるか」


俺は投げやりに答えた。


最近マリンが口を聞いてくれないということで

バレッドの家族悩み相談に俺は付き合わされている。


「本当ならエアリスかティファと来るはずだったんだぞ。

 それなのに・・・・」


「仕方ないじゃないか。

 エアリスもティファもケットシーと

 遊園地めぐりに行っったみたいだし。

 ここは男同士で語ろうぜ」


「それがイヤだっつうの」


何でエアリスとティファは俺を誘ってくれなかったのだろう。

今思い起こすと・・・


第20話 クラウドの想い(執筆中)

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