今回はホームページ上でアニメーションを公開してみようという話です。
画像にgif、png、jpgなどがあるようにアニメーションもいろいろなものがあります。
Micromedia社のFlash、Adobe社のLivemotion、
それと3Dアニメーションを載せるには、MicromediaのDirectorなどがあり
これらのツールで作ったアニメーションをhtmlに貼り付け、
ホームページを見る人は、そのアニメーションを見るのに必要なプラグインと
呼ばれるものをダウンロードするとブラウザでアニメーションを見ることができるのです。
その中で今回はWebアニメーションでもっとも有名なFlashを簡単に紹介しようと思います。
Flashはベクターツール(画像を拡大しても画像があらくなりません。第16話で説明しましたよね)
で、Webでアニメーションを動かすと同時に、音楽ファイル(wav、mp3)などをアニメーション
に組み込みができるアニメーション万能ツールです。
どうやったらアニメーションってできるの?
初めてFlashを触る方にはまずこの疑問が出てくるのではないかと思います。
子供のときに、パラパラマンガをやったことはないでしょうか?
パラパラマンガとは、ノートやメモ帳などに
一枚ずつイラストを描き、少しずつ、一枚一枚のイラストを変化させることで
それをパラパラめくると、描いたものが動いて見えるというものです。
これと同じような原理でアニメーションを作ることができるのですね。
しかし一枚一枚、微妙に違う静止画を描いて
それをパラパラするのは大変です。
そこでFlashの出番がやってくるわけです。
Flashは始点の図形と終点の図形を描くだけで
2枚の間のアニメーションは自動でやってくれるというものなのです。
これはすごいことですよね。
簡単に30秒で作れるアニメーションを見て見ますね。
四角と丸を描きます。
四角の色は青、丸の色は黄色にしましょうか。
(上記の画像が見えない時はプラグインをインストールすると見ることができます)
この四角→丸にアニメーションを変化させるには
パラパラアニメだったら一枚一枚描かなければいけないのですが
(しかも色も塗り替えなければいけない)
しかしFlashを使って、
始点の四角と終点の丸を描いてアニメーションをさせます。
再生ボタンもつけましたので、再生ボタンをクリックしてみてください。
このように簡単にアニメーションが作れるのですね。
複雑な動きをするアニメーションを作るときは
終点で描いたイラストをまた始点として、次の終点の静止イラストを描くことにより、
新たなアニメーションができます。
他にも、1つの円をただグルグル回して、それを重ね合わせるとこんなのができちゃいます。
・円をグルグル回したアニメーション(255Kbyteもあるのでかなり重いです。見るときは覚悟してみてください(笑)
Flashのトライアル版(お試し版)も
http://www.macromedia.com/jp/software/flash/trial/
にありますので、触ってみたい方はダウンロードして
実際に触ってみてくださいね。
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