双葉社から出版されたドラゴンクエスト2のゲームブックです。
エニックスからもドラクエ2の出版はされていますが、双葉社の方が先に発売されています。
下巻ですね。著者は樋口明雄さんです。
ゲームブックの面白みは、小説にないハラハラドキドキがあることなんです。
もちろん、小説にも緊迫したシーンはあるのですが
ゲームブックの場合は、選択肢を間違えるとそこで終わってしまうところです。
このゲームブックはアンハッピーエンドのイラストとかも書かれているのですよね。
例えば間違って悪魔の鎧を着て、ローレシアの王子が呪い殺されてしまうシーンや
船が崩壊して、三人が海に投げ出されメドーサボールに襲われるシーン(この後食べられてしまう)
など、小学生の頃読んでいたとき、本当にドキドキしました。
印象に残っているシーンは、リリザの町(うろ覚え)に入るときに
サイクロプスがいて、そこでお酒の飲み比べをするシーンです。
以外にもムーンブルクの王女は酒豪で、まったく顔色を変えないのですが
バトルに負けるとサマルトリアの王子がアル中で死んでしまうところです(^^;
あとはどこかの村で、レーザーサーベル(スターウォーズに出てくるビームサーベル)を非売品で扱っているところがあって
サマルトリアの王子がどうしても欲しいと粘るシーンなども覚えています。
15年以上前なのに、未だにシーンを覚えているというのは本当に名作の証拠です。
エニックス版のドラクエ2も内容が多く、面白いのですが
私は双葉社のこのドラクエ2の方が好きでした。
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