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リディア同盟さんに送るスペシャル座談会Ⅲ~フレッシュマンだよ。全員集合!!~

リルマーダー「クェクェクェ…俺はゴブリン族最強のリルマーダー!!」

カイナッツォ「カカカ…俺さまはゴルベーザ最強四天王水のカイナッツォ!!」

モルボル「プハァァァ~!!俺は最強のステータス変化モンスターモルボルだ!!」

フェイズ「ワシは最強機械、フェイズじゃ!」

全員「4人そろって……………………………………………………































   
 ……………………何なんだ???」



リディア「ええ~!今回も司会進行を勤めさせていただきます、もうすっかりおなじみのリディアちゃんです~☆」

リルマーダー「自分でちゃんづけしているぞ…」

カイナッツォ「まったく、今の若い奴は…」

リディア「何ジジ臭いこと言っているの!」

フェイズ「ところで今回、何故ワシらが呼ばれたのじゃ?どう見ても全く共通点が無いようじゃが…」

リディア「ええ~と…ここに某管理人からのメッセージが届いています。」

モルボル「何!あの就職浪人候補管理人からか!?」

リディア「まだ内定が決まってないって落ち込んでいるから、そういう痛いところは攻めないであげてね。」

カイナッツォ「とはいえ奴の自業自得のようなものだからなぁ…」


リディア「はいはい!そこまで!他人のHPであまり違うHPの管理人の話をしない!!」

リルマーダー「ところで今回の題名は本当に何なんだ?」

リディア「オッホン!!…では発表します。今回のテーマは……



























    
 『ADASOの印象に残っている最弱モンスター座談会』だそうです。」













モンスターたち「な…






























何にぃぃぃぃ~!!!!!」





















リルマーダー「それはどういうこっちゃ?」

モルボル「そうだ!奴やカイナッツォはわかるとして、どうして俺が!!」

カイナッツォ「なに!?」

フェイズ「そうじゃ、そうじゃ。ワシなんかパラディンも逃げるフェイズ様じゃぞ!!」

リディア「色々と反論はあるでしょうがこれは現実です☆」

カイナッツォ「星マークをつけて喋るのがさらにムカつくぞ…」

リディア「では、今回も一人(匹?)ずつ斬っていきましょうか。」

モルボル「もしかして復活した悪しき月の民とはこやつのことではないのか?」

リディア「気にせず進めていきましょう☆まずはリルマーダーさん。」

リルマーダー「何だ?俺は決して最弱じゃないぞ!」

リディア「弱点があるのが致命的よね~。」

リルマーダー「何だと!!」

リディア「しかもそれを自分でさらけ出してるもの。」

リルマーダー「しかし、俺さまに雷を撃った奴には雷の報酬を受けるぞ!そんなことよりカイナッツォの方がよっぽど弱いじゃないか!!」

カイナッツォ「何だと?この俺さまの魔法防御率と物理回避率を知らないのか?」

リルマーダー「そんな素朴な能力なんぞ誰が知っているか!」

カイナッツォ「ふん!貴様なんか最近まで『マルリーダー』だと思われていたくせに。この同盟さんの『モンスター語り部屋』でも同様の間違いをされているくせに。(事実)」

リルマーダー「ガーン!!ほ、本当なのか…」

フェイズ「残念ながら事実らしいぞ…」

リルマーダー「うっうっう…」

リディア「まぁまぁ…確かにリルマーダーさんもカイナッツォさんも素晴らしい能力だけど決定的かつ致命的な弱点があるわ!」

リルマーダー&カイナッツォ「え?」

リディア「それは『相手にするパーティーの相性が悪すぎる』事よ。」

カイナッツォ「それはどういうことだ。説明せい!!」

リディア「どちらも一度リディア同盟さんでADASOが語ったことがありますが、まずはカイナッツォさん。あなたと戦闘になる時点で魔法のマックスレベルであるサンダガを撃てる人が1人ないし2人います。また、爪が装備できるキャラも必ず参戦しているので、弱点が簡単に突けてしまうのです。これが、カイナッツォさんに二の太刀を浴びせる前にやられてしまい、皆様に弱いやつと印象付けられてしまうのです。さらに救いようの無いのが全体攻撃の『津波』。あれがパーティーの1/3はHPを減らす攻撃だったら…あなたの一番の汚点ともいえます。」

カイナッツォ「………」

リディア「そして、リルマーダーさんはまずは『サイレス』が効いてしまうこと。強力な魔法攻撃も使えなければ意味がありません…それに…」

リルマーダー「まだあるのか?」

リディア「私のスピードの鈍さです。」

リルマーダー「鈍さ?」

リディア「私はあなたが出てくることは間違いなく後列に配置され、さらには上から2番目もしくは4番目に配置されます。」

リルマーダー「それがどうしたと言うのだ。」

リディア「その位置が1ターン目、私にコマンドが来るのを遅くなり、さらに魔法を唱えている間にHPが5000を切ってしまいます。そして『サンダガ』を唱えた頃にはそれを耐えるHPもなくあえなく昇天…それに殆んどの人が全く攻撃をかけてこないあなたに決定ボタン押しっぱなしまたは連打でしょう。」

リルマーダー「な!なんと…」

リディア「ADASOなんて私のMP補給(アスピル)にしか使っていないみたいだし…」

リルマーダー「ガァァァァァンンンン!!!」

リディア「もし、カイナッツォさんとバルバリシアさんが逆だったら…リルマーダーさんがもっと早く出てくるモンスターだったら…きっと立場が違っていたでしょう…」

カイナッツォ「何!?何故そんなことが言える?」

リディア「まず、バルバリシア戦がカイナッツォさんだった場合、攻撃魔法が使える人がいなくて弱点が突ける人がローザさんやヤンさんなどしかいなく長期戦になっていたでしょう。
そして、リルマーダーさん、もしあなたがバロンの地下水脈時点で出てくるモンスターだったら…テラさんのサンダガに耐え、さらにサンダガ乱発の報酬…考えただけでも恐ろしいですね。」


リルマーダー「Oh my God!!(T_T)」







モルボル「で、何で俺は最弱なんだ!!?」

リディア「あなたの弱点は『ルビーの指輪』です☆」

モルボル「『ルビーの指輪』??」

リディア「そう、『ルビーの指輪』と言うのは『豚』になるのを防ぐアイテムです。」

モルボル「それが何だと言うのだ?」

リディア「あなたの最大武器『臭い息』の弱点…それは特殊効果を一つでも無効化するアイテムを装備すると無効になると言うことです。」

モルボル「なんと!!しかし、それだけで最弱と呼ばれるのは心外だぞ!!私にはさらに強力な『消化液』がある!!」

リディア「確かに、『臭い息』を無効化しただけでは最弱とはいいません。ですが!!あなたにはそれを超える致命的な弱点がある!!」

モルボル「なんと!!」

リディア「それは…『トード』に異様に弱いことよ!!どんなに高い戦闘力を持っていても蛙になってしまえばもう、パペットマペット。」

カイナッツォ「誰だそいつは?」

リディア「あははは…気にしないで下さい…(汗)」

フェイズ「そういえばこの間ADASOが久々にFFⅣをやっていたときに豚と蛙を作って『パペットブタット』という○ン○の神様のパクリをやっていたな~…」

リディア「ははははは…………それ以上いうとフレアよ!!」

リルマーダー「恐ろしいやつ…くわばらくわばら…」

モルボル「しかし、この洞窟に入る時点でルビーの指輪なんか持っているパーティなどいないし、その(トード)前に『臭い息』を決めれば…」

リディア「わかってないわね~。」

モルボル「何がだ?」

リディア「ルビーの指輪と言うのは臭い息を防ぐ例の一つで、小人・豚・蛙・沈黙・暗闇・混乱のいずれかに耐性があれば何でもいいのよ。つまりリボン・クリスタル(盾を除く)シリーズはもちろん、ねじり鉢巻きでも臭い息は防げるわよ。ちなみにルビーの指輪はトロイアの町でうってま~す☆」

モルボル「ま、まさかそんな欠点があったとは…」

リディア「結局、最強以上無敵以下ってところね☆」

モルボル「しかし、力はこのダンジョン最強のモンスターだぞ!」

リディア「でも、ソーマのしずく刈りをするときにはすっかり雑魚にお下がりね☆」

モルボル(グサ!!)

フェイズ「貴様の抵抗時間は終わりじゃ!今度はワシの弁護の番じゃ!!」

カイナッツォ「いつの間に裁判に発展してるんだ?」

リディア「もう、このノリも3回目だから大分慣れてきたけど…」

フェイズ「何を言ってるんじゃ!!本来こんな所にくるワシの方が心外なんだぞ!!」

リディア「はいはい。」

フェイズ「キーーー!!フレアで消し飛ばすぞ!!」

リディア「そんなことした日にはメガフレアよ☆」

フェイズ「ごめんなさい………で、ワシの何処が最弱なんじゃ!!」

リディア「やはり弱点があることかしら。ADASOに言わせるとサウルスゾンビも巨人兵もフェイズもゴブリンもたいして変わりは無いって言ってたわよ。」

カイナッツォ「前者2体はいいとして、ゴブリンと一緒というのは哀れだな…」

リディア「何言ってるの?カイナッツォさんなんか『複数で出ない分、ゴブリンより楽だ』って言ってたわよ。」

カイナッツォ「何だって!!」

リルマーダー「ケケケ。ゴブリン族をなめるからそういうことになるのさ。」

リディア「でも、あなたに全滅させられるパーティーも見たこと無いけどね。」

リルマーダー「ガーン!!」

モルボル「もう、とっとと先進めや。」

フェイズ「しかし、ワシは最強機械を自負するだけあって、あのアホ二人と違い、雷には弱くないぞ!!」

カイナッツォ&リルマーダー「それって俺らのことか?」

モルボル「他に誰がいる?」

カイナッツォ&リルマーダー「キイィィィィィ!!!!」

リディア「確かにフェイズさんは『かみなり』は弱点ではありませんね。」

フェイズ「だろ?フレアもホーリーも使えて尚且つデルタアタック(現トライアングルアタック)で放つからリフレクも通用せず、さらに回復までするぞ。」

リディア「でも、フェイズさんは『機械』という属性を持っていますね。」

フェイズ「それがどうした?」

リディア「その『機械』と言う属性のおかげである武器の攻撃力が上がってしまうんです。」

フェイズ「なんと!?」

リディア「それが以前もリディア同盟さんでADASOが言っていた『属性のある武器化』です。」

モルボル「何だそれは、詳しく説明せい!!」

リディア「武器には『ほのお・れいき・いかづち・せいなるちから・とびどうぐ』と言う追加属性とは別に『巨人・霊体・竜・魔法使い・死体・機械』という種族属性があるんです。例えば私の竜の鞭をレットドラゴンに攻撃を仕掛けるとレットドラゴンは『竜』という種族のため『竜』に特攻の竜の鞭のダメージが何倍かあがるんです。」

フェイズ「しかし、本当に有効な武器があるのか?」

リディア「エッジの『いかづちのつめ』あたりがお勧めですよ。右手に『いかづちのつめ』、左手に『マサムネ』ですね。あとはローザの『いかづちのや』も有効です。」

フェイズ「しかしだな、ADASOみたいに貧乏性ならこの時点で(上記の武器を)持っていることもありえるが、普通のプレーヤーなら持っていないぞ。」

リディア「ですから、ここで持っていくようにと警告してるんですよ。」

リルマーダー「鬼だ、こいつは…」

リディア「星屑ロッドもってサンダガ撃つわよ。」

リルマーダー「それは本気で勘弁。」

リディア「話しを戻して…あと、フェイズさんはあなたしか出来ない最大の欠点があるんです。」

フェイズ「何だそれは?」

リディア「リフレクです。回復魔法を撃つ為の。フェイズさんが出現するときのパーティーは必ず5人パーティーです。これが私にかつてない力を出させるんです。」

カイナッツォ「どういうこっちゃ?」

リディア「本来、魔法は全体にかけると0.5倍に軽減してしまいます。ですが、これを味方に全体魔法をかけると0.5×5=2.5…つまり通常の2.5倍の威力が出ます。ですからサンダガなりファイガなりガ系魔法を使えばかなりの威力になるんです。」

フェイズ「しかし、それはあくまで単体で出たときの話だ。ワシは時には複数で出るぞ。」

モルボル「確かに今回の座談会テーマは解せん部分が多いな~。」

カイナッツォ「確かに。俺さまが最弱というのはありえんしな。」








リディア・リルマーダー・モルボル・フェイズ

「いや、それは納得!(キッパリ)」








カイナッツォ「オイ!!

モルボル「しかし、確かに最弱というは言い過ぎではないのか?私の『臭い息』などは考え無しでは絶対に防げないことばかりだし…」

リディア「確かにそれはいえるわね~…」


ピラ



リルマーダー「ん?何か紙が落ちたぞ。どれどれ?」






































『ADASOの印象に残っている最弱モンスター座談会』










『ADASOの印象に残っているモンスターを最弱に認定させよう座談会』





















モルボル「何だこれは…………(怒)」

フェイズ「てことはやはりワシらは最弱ではなかったということになるのでは…」

リディア「でも、この座談会を見ちゃった人に対してはもう手遅れですね☆」

















モンスターたち「責任者だせぇぇぇぇぇ!!!!!!」









リディア「今回も綺麗にまとまりましたね☆」










モンスターたち「まとまってねえよ!!!(激怒)」

(月の地下渓谷・ラストルームより中継)


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