またぁ?
タニアとグプタを助けるため(別に忘れていたわけではないわよ)
再度、バハラタの北にある洞窟に足を踏み入れた。
かなり強くなった。
LV:22 | HP:143 | MP:81 | 攻撃力:115 | 防御力:132 |
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武器 | 鉄の斧 |
鎧 | 鋼の鎧 |
盾 | 魔法の盾 |
兜 | オルテガの兜 |
アクセサリー | 星降る腕輪 |
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さっさと通り抜け、地下2階の人さらいのアジトの手前までたどり着いた。
そっと壁の隅から覗き込むと、いるいる。
頑強な鎧に身を包んだ戦士が3人。
ん?でもよく見ると、あの鎧に見覚えが・・・・・・・・・
何だろう?このひっかかるものは。
っと、こんなことをしている場合ではないわ。早く、二人を助けなければ。
こういう時は、先手必勝!
すばやく、刃のブーメランをやつらに投げつけた。えぃ!
「げっ!なんだ、おまえは!」 「問答無用!」
しかし、思ったとおり、こいつら強い。
確かに4対1でこっちが不利だけれど、不意打ちで2人はやれると
思ったのにしぶとい!しかも、ルカナン使ってくるぅ!
邪道な裏技だけれど、しかたない。
ルカナンを使われたら、装備を直すをした。
(こうすると防御力が元に戻るのだ)
ホイミを繰り返し使い、再度攻撃、これを繰り返し、ついに撃破!
「くそ!親分に言いつけてやる!」 おまえら、子どもか!
「グプタ!」
抱き合う恋人たち。よかったね!
「ありがとうございました。助けていただいて!」
「いいのよ!それより助けるの遅れてごめんね!ちょっと転職の件で・・・・」
「え?」
「うん、こっちのこと、気にしないで!」
「本当にありがとうございました。もしバハラタによることがあったら、
うちの店によってくださいね!」
まだ、ボスがいるみたいだから」
「はい!行こうタニア!」
「えぇ、ありがとうございました。えぇと、お名前は?」
「チェルトよ」
「ありがとう、チェルトさん!」
わざわざ、敵の親玉なんかと戦いたくないもんね。
「キャー!!!」
え?タニアの声?
私は急いで出口の方へかけつけた。
「おっと、このカンダタ様のアジトから抜けだそうなんて甘いぜ」
カンダタだって?
「ところで、おまえたちをやっつけたのはどこのどいつなんだぁ?」
「わたしよ」
「ん?げぇ!またおまえか!」
「こっちこそ言いたいわよ。あんたまだ懲りないみたいね」
「う、うるせぇ!今度は前のようにはいかないぞ!
ものども、かかれぇ!」
前と同じ戦法で刃のブーメランで子分を全滅させる作戦。
しかし子分でさえ、以前では考えられない体力の多さ。
どうにか、子分をやっつけて、すばやくホイミで回復。
そして、カンダタとの対決。
これまた、しつこい!さすがにパワーアップしているわ。
でも、頭の致命打は、父さんの兜が守ってくれる。そして・・・・・・
「ひぇー!、まいった!まいった!許してくれ!」
「あんたねぇ・・・・」
「頼むよ、な?な?」
「だめよ!もう許さない!」
「なぁ、そんなこと言わないで、頼むよ、な?な?」
「うーん」(そう簡単には許してあげないもんねぇ)
「なぁ、そんなこと言わないで、頼むよ、な?な?」
さて、私も脱出しなければ。
(そろそろ、許してあげるか・・・・・・・)
「わかったわよ。その代わり、本当に、もう2度とやるんじゃないわよ」
「ありがてぇ!わかった。もう本当に2度とやらねぇ、誓うよ。」
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