お茶目なトロル
昼間は、城に忍び込むのが困難なので、
(消え去り草、もう使っちゃったし)
夜まで、待つことにした。
・・・・・・・すごい、いびき。
鼻、おかしいんじゃないの?
いびきする人って、たまに窒息死することあるんだよ!
あぁぁ!こんなところで雑学、披露している場合じゃないわ。
とっとと、こいつの正体暴いてやる!
私は、背負っている、ラーの鏡をそぉっーと下ろし、
偽王様に、月明かりの反射光を当てた。
ん?・・・・・
な、なんじゃ!この光りは!」
あんたが、魔物だという事はわかってるんだから。
はやく、正体を現しなさい!!!!」
「お、お前は、
もう一回やり直そう。
う、うん、コホン、コホン・・・・・・・
お、お前は、
オルテガの息子!!!」
「娘よ!!!!」(激怒)
「お、おっと、これは失敬した。オルテガの娘!!!!」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・もう一回やり直そうか?」
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