【第7話】

夜の都「アッサラーム」


ごめんなさい。ロマリアの王様。今のままの私では、

カンダタには勝てないわ。


急にしおらしくなった、チェルトちゃん。

奴に勝てないのは、装備が貧弱だからと判明。

(レベル14と言ったら、もう、、手に入れていますぜ)

強力な武器防具を購入するために、アッサラームに行くことにした。

しかし、この辺の敵も並じゃない。

あばれ猿の剛力、キャットフライのマホトーンに苦しめられながらも、

大量の薬草でカバー。

ついに、アッサラームに到着した。


いくつか、私にも装備できる武器があったんだけど、

何であんなに高いの?

薬草一個だって、128ゴールドもするのよ!横暴よ!

男も最低。さっきだって、

「旅の人、ここはほんとにいい町だぜっ。特に夜はね。」

とか変な親父に話しかけられて。

夜、そこに行ったら、あんないかがわしいことを・・・

さらに、

「わしの娘には手を出さないでおくれよ、わっはっは。」

だって。

私は「女」よ!

劇場ではベリーダンスを踊り子さんが踊っているのをいやらしい目で、

男達が見ている。

さっさと、こんな町、立ち去ろっと。


第8話 女王国「イシス」

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