ルドマンさんが自分の乳母や町の吟遊詩人たちを呼んで、妖精に関して色々調べ てくれた。アンディのおじいさんが、妖精なら森の奥深くに行かなくてはならないと忠告してくれる。
このあたりの地図を広げて、一番ありそうなところを調べてみると、ここから真 東に美しい湖があるという。ここを中心に探索してみることにする。
そう言えば、アンディは無事、フローラと結婚できたようだ。いい夫婦になるだ
ろう。
フローラはビアンカのことをとても気にかけていた。もう一度会いたいと。僕も
会いたい。
戻ってくる途中、爆弾岩が仲間になった。ロッキーとか言うらしい。どう扱った
らいいのか困っている。今までに無いタイプの戦い方をする。とりあえず育てて
みようと思うけれども、馬車に乗りきれるだろうか?
子供たちはより奥地の南を提案しているが、サンチョやピエールが反対している。
最終的に僕の独断と勘で、南へ進むことにした。
妖精の森に入ったというのは、入る瞬間、確かに分かった。まわりの森と、明ら かに違っている。だが、今日はもう遅い。早めにキャンプを張る。
森の入り口でメガザルロックを仲間にした。倒したと思ったが、後ろからごろご
ろと転がって勝手についてくる。ピエールがどうも仲間になりたいらしいという
のでパーティーに加える。メガーザというらしい。
ピエールに輪をかけて無口だが、なかなかお茶目なようだ。子供たちが歩きまわるのにあわせて転がっている。
これまたロッキーと同じくどう扱っていいのか分からない。二匹が馬車の後をご
ろごろ転がって行く姿はかなり異様だ。妖精は逃げてしまうんじゃないだろうか?