レイアウト２つ作ることです。
（もちろん、もっといっぱい作ってもいいですよ）

でも、最低でも、２つのレイアウトを作らないといけません。
１つは、トップページのレイアウト。
もう１つは、他のページで使い回す、テンプレートレイアウト。

テンプレートレイアウトについては、次回説明しますので
今回は、トップページレイアウトの話をします。

トップページのレイアウトは、
下絵を描いたトップページのレイアウトです。
あなたのタグの知識を総括用して、トップページを作りましょう。

レイアウトの作成は、あなたの思い通りのように
作っていただいてかまわないのですが
一般的に、トップページを作成するにあたっての注意点として、

（Ａ）ディスプレイサイズ：８００×６００（６４０×４８０）に収まるようなＨＰを作成
（Ｂ）トップページはできるだけ軽くする
（Ｃ）たくさんのブラウザで動作確認をすること

ということは言われていますよね。
これらは、人によって、違うとは思うのですが、
私はこれらを念頭に置いてページを制作しております。
また、実際に仕事で制作するときも、上のような注文が多いですよね。

まず、（Ａ）ディスプレイサイズ：８００×６００で作ると言うこと、
なぜ、これが大切かというと、
今は、まだ”ノートＰＣの主流が８００×６００”なのです。

もちろん、今売られているノートＰＣは、
１０２４×７６８のサイズが一般的なのですが、
みなさんが持っているＰＣというのは、一世代前のＰＣが多く、
８００×６００のサイズで見ている人もかなり多くので
もし、これより大きいディスプレイサイズで作ってしまうと、
ＨＰが切れてしまいます。

実際にミディリンで一ヶ月（2001/8～9）くらいのアクセス解析をとったもので、
１万５千人くらいの読者さんからのサンプルを今回作りましたので、見てみましょう。

どうでしょうか？
実際に、ミディリンでも１５０００人のうち、約３０００人の方が８００×６００のディスプレイを
使っていることがわかるのです。
リピータの数などもあるでしょうから、これが完全に正しい数字ではありませんが、
しかし、２０％の人が、８００×６００の画面で閲覧していることがわかるのですね。

次に、（Ｂ）のトップページを軽くすること・・・・
いや・・・お恥ずかしい。
ミディリンはtopページのHTMLが40kByteくらいに、画像も少し使っているので
お世辞にも軽いとはいえないページです。

よっぽど魅力のあるＨＰ、もしくはデザインがすばらしいＨＰであれば
トップページが重くても、見てくれると思いますが、

やはり最初にサイトをコンテンツするときは、
それでお客さんが帰ってしまったら、話になりませんので
トップページは軽いに限ります。

そして、（Ｃ）のいろいろなブラウザについて動作確認ということですが、
あくまで、ＨＰを見るのは、自分ではなく、”他人である”ということを
常に念頭に置いておきましょう。
なので、自分が見ている環境だけでＨＰが見られればいいというわけではないのですね。
私は、インターネットエクスプローラ５、ネットスケープ４．７、ネットスケープ６で動作確認しています。

もっとも、今は、ネスケの使用率がかなり減り、
ＩＥの使用率が増えてきましたのも事実です。

その統計結果がこちらです。

すごいですね～
これを見ると、１万５千人のうち、１万４千人の方が、ＩＥを使い、
残りの１千人の方が、ネスケを使っているわけです。

（補足：この解析結果は2001/9/20の解析結果で、まだ、IE6の正式版リリースはされていませんので、IE6は、ベータ版だと思われます。またネスケ５というのは、ネスケ６のことを指しています）

ここで、その一千人の人に見られなくてもいいのか、
それともやはり見られるようにした方がいいのか、
それは、あなたのご判断にお任せしますが、
私は、一人でも訪れる読者さんには、大切にしたいと思っているので
極力努力はしています。

ネスケ4.7よりネスケ3使用者の方の方が多いですよね。
ブラウザが軽いからかな？
本当は、ミディリンもネスケ3で動作確認をしたいのですが
（スタイルシートを使っているため、たぶん、ネスケ3では表示されないかと思います）
ソフト自体が手に入らなくて（＾＾；

余談ですが、、解析で、下から３番目にある「Netscape 8.7」って何？（笑）
（実際はクッキーの情報を書き換えられるので、それで行ったのでは思うのですが）