コントロールチェンジ ふぁいる3
お手軽に使えちゃうのを紹介してみた。
今度は多少、難しいものを挙げてみようかと思う。
別にこれらがなくても曲は作れるんだけれど
これらを知っていると曲の細かいところまで設定できるから
1つ1つの楽器をより本物の音に近づけたいとかに
使用するといいかも?
音が鳴り始めてから消えるまでにどんな変化があるか?
これってすごく大切な要素なの。
1つの音を分解して考えてみると
鍵盤を押した瞬間
(1)音がだんだんなりはじめ、音が大きくなる
(音が立ち上がる)
鍵盤を押している間
(2)音が一番大きいときから少しずつ音が小さくなってくる
(3)ある程度小さくなると音が持続される
鍵盤を話すと
(4)音がだんだん消えていく
このように分解できるんだよね。
これをMIDI用語(?)で言うと
(1)アタックタイム
(2)ディケイタイム
(3)サスティンレベル
(4)リリースタイム
これらをコントロールチェンジを使ってある程度設定できてしまうの。
でも、通常は後に述べるNRPNを使って行うのが一般的なんだけれど
一応、ここでコントロールチェンジを使ってもある程度はできるみたい。
(コントロール73)
<アタックタイム>
(1)のように、音の立ち上がりを変えるもの
(コントロール72)
<リリースタイム>
この2つはコントロールチェンジでいじくることができるみたい。
(他のもできるのかもしれないけれど、私は知らないわ)
何となく、イメージができたかしら?
あと、もう2つ、面白いコントロールチェンジがあるから
それも紹介しようと思う。
(コントロール74)
<カットオフ周波数(フリケンシー)>
音色の明るさを変えるもの。
+にすると音が明るくなり、-にすると音が暗くなる
(コントロール71)
<レゾナンス(ハーモニックインテンシティー)>
これは、私もあまり理解していないんだけれど・・・・・・
カットオフと組み合わせて使い、
音色に独特のくせをつけるもの
このようにMIDIでは、コントロールチェンジを使い、
簡単に音をいじくることができちゃうの。
88Pro音源はこれらのコントロールをすべて使うことができるようだ。
でも、前にあったみゅーじ君はSC-55STというもので、
使える機能も、限りがあったみたい。
ちなみにGSは、音源の良い悪いで
使えるコントロールと使えないコントロールがあるけれど、
XG音源に関しては、すべてのコントロールが使えるみたいで、
これはこれでお得よね。
以上、3回にわたってMIDI・コントロールチェンジ講座をしてみた。
ためになった?