NRPN ふぁいる1
(・すべての音源で共通で使えること
・コントロールチェンジの拡張版
・RPNの各説明
・コントロール101 コントロール100 コントロール6を順番に値指定
・しかし、SSW ver4.0だとそんなめんどくさいことをしなくても、
ボタン1つでできちゃうのぉ~(これが一番言いたかった))
ってことを説明した。
で、今回は、似たようなものでNRPNを説明しようと思う。
(ノンレジスタード パラメータ ナンバー)
の略で、RPNと同様、コントロール3つを使って指定してあげるのだけれど
RPNはコントロール101・100・6を指定してあげたのに対し、
NRPNはコントロール99・98・6を指定してあげるの。
RPN同様、コントロールチェンジの拡張版として考えられたものなんだけれど
残念なことに、すべての音源で使えるというわけではない。
(少なくともGMでは使えなかったと思う)
ここで第24話を読み返してみてね。
アタックタイム、ディケイタイム、リリースタイム、カットオフ周波数、レゾナンス
などの説明をしたと思うけれど、これをNRPNで指定できちゃうのぉ~
あと、23話も読み返して見ようね。
音をプルプル震わせるのに、コントロール1でモジュレーションというのを
紹介したんだけれど、
NRPNでは、ビブラートという方法を使い、
さらに、プルプル度(?)を詳細に指定できちゃうのだ!
(コントロール99:1 コントロール98:8 コントロール6:値指定)
<ビブラート・レイト>
揺れの速度を調節する
値が大きいとプルプルが速くなるの。
(コントロール99:1 コントロール98:9 コントロール6:値指定)
<ビブラート・デプス>
揺れの深さを調節する
値が大きいとプルプルの幅も大きくなるの。
(コントロール99:1 コントロール98:10 コントロール6:値指定)
<ビブラート・デュレイ>
揺れが係り始めるまでの時間を調節する。
大きくするとぷるぷるがかかり始める時間が、長くなるの。
あとは、第24話で説明した
(コントロール99:1 コントロール98:32 コントロール6:値指定)
<カットオフ周波数>
音の明るさを設定
(コントロール99:1 コントロール98:33 コントロール6:値指定)
<レゾナンス>
カットオフ周波数を強調
くせのある音色になる
(コントロール99:1 コントロール98:99 コントロール6:値指定)
<アタックタイム>
音の立ち上がりを調整
(コントロール99:1 コントロール98:100 コントロール6:値指定)
<ディケイタイム>
音が一番大きいときから少しずつ音が小さくなってくる(サステインレベル)
までの時間を調節
(コントロール99:1 コントロール98:102 コントロール6:値指定)
<リリースタイム>
余韻の時間を調節
とNRPNはこのように設定できてしまうの。
もちろん、上に挙げたNRPNは、SSW ver4.0では
3つのパラメーターを設定しなくても、ボタン1つでやっぱりできちゃう。
次回は、NRPNの他の使い方を少し紹介しようと思う。