【第11話】

rootでログイン



前回はデータのバックアップとインストールディスクを作成した。

さて、ここからPlamo Linuxのインストールに入ろうね。




前回作ったインストールディスクと

Plamo Linuxを入れたCDを入れたまま

コンピュータを再起動する。


すると、インストールディスクが、かたかた動き始めるので

じ~っとディスプレイを眺めている。


何がおこるのかなぁ・・・・・わくわく。


あ!

なんか、画面がでてきた。


まず、最初に


「ネットワークカードの識別」


というところが出てきた。


ネットワークカードっていうのは、

LANボードのことでパソコンとパソコンの間をデータをやりとりするときに

使うボードのことね。


私は、以前秋葉原で買った500円の

PC9801-108というCバスのLANボードをCanbeに

差し込んであるのでその選択肢があったので、そのまま選ぶ。


次に・・・・・何が出てくるのかな?


「Plamo Linux 98 インストールディスクへようこそ」


だって。


rootでログインしてfdisk98で必要なディスク領域を用意し、

 setupコマンドを実行してインストーラを起動してください。」


って書いてあるので、



plamo login:


っていう画面で、そのまま、


root


と打ち込む。


するとまた画面がかわるので、


次に


fdisk98


と打ち込む。


すると、領域確保の画面がでてきた。


領域確保っていうのは、

Windowsで、Fdiskを使った人があるのであれば、

たぶん、すぐわかると思う。

ほとんど、Windowsと同じ方法だから。



領域確保っていうのは・・・

う~んと、

たとえば、Windowsで、

10GのHDD(ハードディスク)があるとする。


それを、3G、3G、4G

と分けることがあるのね。


これは例として挙げるけれど、

「C:」最初の3GにOS(Windows98やWin2000など)をいれて、

「D:」次の3Gに、アプリケーション(WordやExcelなど)をいれて、

「E:」最後の4Gにデータ(自分で作成したデータやMP3や画像など)をいれることにより、

データがわかりやすく区分けしたりするわけだけれど、

その1つ1つ分けた領域をパーテーションって言うの。


もちろんそのまま1つの10Gで使ってもいいんだけれどね。

ただ、そうすると1つのパーテーションをフォーマット(初期化)するとき、

上の場合だと、Winodwsを入れなおすときは、最初の「C:」の3Gだけを

フォーマットすれば、「E:」にある自分の作ったデータなどは残っているのね。

でも、1つの領域だと10Gを全部フォーマットしないといけないから

データとかも一緒に全部消えちゃうでしょ?


だから、用途別に領域確保をしておいたほうが扱いやすいことがあるのね。

HDDの領域確保というのは、そういう利点があるの。



さて、ウィンドウズの場合はこうなんだけれど、

Linuxの場合はいったいどういう風に領域確保をすればいいのかな?




第12話 パーテーション分けとメモリ、HDDの関係(執筆完了)

第10話 「ハードディスクのバックアップとインストールディスクの作成」に戻ります

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