rootでログイン
さて、ここからPlamo Linuxのインストールに入ろうね。
Plamo Linuxを入れたCDを入れたまま
コンピュータを再起動する。
すると、インストールディスクが、かたかた動き始めるので
じ~っとディスプレイを眺めている。
何がおこるのかなぁ・・・・・わくわく。
あ!
なんか、画面がでてきた。
まず、最初に
「ネットワークカードの識別」
というところが出てきた。
ネットワークカードっていうのは、
LANボードのことでパソコンとパソコンの間をデータをやりとりするときに
使うボードのことね。
私は、以前秋葉原で買った500円の
PC9801-108というCバスのLANボードをCanbeに
差し込んであるのでその選択肢があったので、そのまま選ぶ。
次に・・・・・何が出てくるのかな?
「Plamo Linux 98 インストールディスクへようこそ」
だって。
「rootでログインしてfdisk98で必要なディスク領域を用意し、
setupコマンドを実行してインストーラを起動してください。」
って書いてあるので、
plamo login:
っていう画面で、そのまま、
root
と打ち込む。
するとまた画面がかわるので、
次に
fdisk98
と打ち込む。
すると、領域確保の画面がでてきた。
領域確保っていうのは、
Windowsで、Fdiskを使った人があるのであれば、
たぶん、すぐわかると思う。
ほとんど、Windowsと同じ方法だから。
領域確保っていうのは・・・
う~んと、
たとえば、Windowsで、
10GのHDD(ハードディスク)があるとする。
それを、3G、3G、4G
と分けることがあるのね。
これは例として挙げるけれど、
「C:」最初の3GにOS(Windows98やWin2000など)をいれて、
「D:」次の3Gに、アプリケーション(WordやExcelなど)をいれて、
「E:」最後の4Gにデータ(自分で作成したデータやMP3や画像など)をいれることにより、
データがわかりやすく区分けしたりするわけだけれど、
その1つ1つ分けた領域をパーテーションって言うの。
もちろんそのまま1つの10Gで使ってもいいんだけれどね。
ただ、そうすると1つのパーテーションをフォーマット(初期化)するとき、
上の場合だと、Winodwsを入れなおすときは、最初の「C:」の3Gだけを
フォーマットすれば、「E:」にある自分の作ったデータなどは残っているのね。
でも、1つの領域だと10Gを全部フォーマットしないといけないから
データとかも一緒に全部消えちゃうでしょ?
だから、用途別に領域確保をしておいたほうが扱いやすいことがあるのね。
HDDの領域確保というのは、そういう利点があるの。
さて、ウィンドウズの場合はこうなんだけれど、
Linuxの場合はいったいどういう風に領域確保をすればいいのかな?
第12話 パーテーション分けとメモリ、HDDの関係(執筆完了)
第10話 「ハードディスクのバックアップとインストールディスクの作成」に戻ります