【第１０話】
再戦

わたしは、あいつと再び戦うため、シャンパーニの塔へ向かった。
この前は、茨の鞭しかなかったが、
今回の私には心強い刃のブーメランがある。
鉄の斧も買った。今度こそ、あいつを倒してやる！

前回、ピラミッドで取り損なった黄金の爪を手に入れ、
モンスターを１０００匹以上血祭りに上げた。
レベル１６でラリホー習得！
さらに、レベルを上げまくった。今度こそ、やつに負けることは許されない。

ＬＶ：１８
ＨＰ：１１５
ＭＰ：６４
攻撃力：１００
防御力：９８

武器
鉄の斧

鎧
マジカルスカート

盾
鉄の盾

兜
鉄兜

アクセサリー
ほしふる腕輪

「カンダタ！｣
「ん？、おっ、姉ちゃん、また来たのかぁ。こりねぇやつだなぁ。」
「・・・・・・・・」
「なんだぁ？お嬢ちゃん、びびっちゃたのかなぁ？」
「・・・・・言いたいことは、それだけ？」
「な、なんだとぉ！ふん。じゃ、その自信のほど、見せてもらおうか。
　ものども、かかれぇ！」
(予想通り、カンダタに子分３人。わたしは、すばやく、刃のブーメランを
奴らに向かって、投げつけた。よし！）
４回、ブーメランをなげまくって、カンダタ子分、全滅。
こっちも瀕死の状態なので、素早く、ホイミで回復。
ほしふる腕輪があるので、常に先手が取れる。
全快してから、鉄の斧に武器を持ち替えて、カンダタと一対一の勝負。
「ほほぉ、少しは、腕を上げたようだな。こっちも本気で行くぜ！｣
化け物のように体力のある、カンダタに地道にダメージを与えていく。
何回も、途中ホイミをつかった。そして・・・
「まいった！殺さないでくれ。何でもする！金もやる。だから、助けてくれ！」
「わかったわ。こっちもあなたを殺すつもりはないし。」
「ありがてぇ。それじゃ。」
「待ちなさい！その前に、ロマリアの王様から
　盗んだ、金の冠を返しなさい。」
「あぁ、ほらよっ。じゃあな。」
「二度とするんじゃないわよ。こら、ちゃんと最後まで人の話し聞きなさい！
行っちゃった・・・」

強かった。本当に強かった・・・。
でも、私はあのカンダタに勝ったんだ！

第１１話　眠りの町「ノアニール」
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