禁断の呪文
運ではない。
人々の願いと希望。
人に信頼されているからこそ、
力を限界以上まで引き出すことができるのだ。
光に生まれてきなさい。
(はぐりんのように・・・・・・・・・・)」
「くっ・・・・・・なめるなぁ!!!」
バラモスが最後の力を振り絞って立ち上がってきた。
「やめなさい・・・・
今のあなたではどうにもならないわ」
このバラモス様の最高の奥義でな・・・・・・」
「小娘・・・・・・・貴様も道連れにしてやるわ・・・・・
「最大の奥義?」
私を怒らしたことを地獄で後悔するがいい!
メ・ガ・ン・テ!」
「まさか、この呪文を使うことになるとはな・・・・・・・
「その呪文は!」
自分の命と引き替えに相手の体を粉々にする禁断の呪文!
私はとっさに身を固くした。
魔法は自分の精神力を高まれば影響を和らげることができる。
だが、バラモスが使うメガンテを
防ぎきる自信は・・・・・・ない・・・・・・
何も起きない?
やっ、やったの?