複雑な思い
サブリナさんの母親は殺されてしまった・・・・
彼女たちもバラモスの呪いにかけられ・・・・・
この剣を、私が持っていれば・・・・・・
間違えは起こるはずがない・・・・・・
また、仮に私が使ったとしても、チェルトさんの治める国なら・・・・
・・・・・・平和だから・・・・・・
ということで・・・・・剣をもらうことになったのだが・・・・
わたしは、世界を支配をしようなんてこれっぽっちも考えていない。
剣をもらうのも相当ためらった。
でも、少なくとも、この剣を私が持っていれば、
彼女たちに被害が行くことは二度とないはず・・・・
そう思って、引き取ることにした。
わたしがやまたのおろちを倒したおかげで
彼女たちの命が救われた・・・・
そのことをたいそう、感謝されたが、
素直に喜べるものではない。
結果として、やまたのおろちをタイミング良く倒したから、
彼女たちの命は救われたが、
彼女の母親や、そこにいた人たちの命が帰ってくるわけではない。
もちろん、彼女たちが助かったことは良かった・・・・でも・・・・・
なんだか・・・・・・よく・・・・・・・わからないや・・・・・・・
頭の中がごちゃごちゃしている・・・・・・
今日はもう・・・・・・・・宿に帰って寝よう・・・・・・
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