血の結婚式
この剣を所有することは世界を所有する・・・・・
そのため、幾度もの戦が行われ、たくさんの命が失われた。
しかし、悲劇はこれだけでは終わらなかった・・・・・
母はおじいさまの遺書に書かれたことを忠実に守り、
この剣を外にいっさい出しませんでした
しかし、この剣の魔力を知っているものはほっておくわけがありません。
魔王バラモスがその一人です。
バラモスは、ジパングを拠点とし、偽物の卑弥呼を使い、誘惑の剣で
世界を統率しようとしたのです」
そして、魔王バラモスは私たちの所に、誘惑の剣があることを突き止めたのです。
晴れていた空が、真っ暗になり、魔王バラモスの配下達が
教会に流れ込んできたのです。
母に誘惑の剣の在処を尋問しました。
ジパングのやまたのおろちが倒された報告が流れ、
誘惑の剣の探索は後回しになりました。
その場で殺さなかったのは、きっとその子孫である私たちが
剣の在処を知っていると思ったからでしょう。
私たちは、どうにか元に戻ることができました・・・・・」
「えぇ・・・・・・・・・
私たちが教会で結婚式をあげている時でした・・・・・・
母と私たちを除くそこにいるものたちは魔物に皆殺しされ、
しかし、それでも頑固断ったため、母は・・・・・・殺されました。
そして、私たちもその尋問をされようと言うとき、
魔王バラモスは私たちは、動物の姿に変え、去りました。
・・・・・・・・しかし、チェルト様のおかげで・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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