【第13話】

港の町「ポルトガ」


この広い世界、お父さんを探すにはどうしても船がいる。

世界で一番頑強な船を作る国「ポルトガ」で船を貸してもらうため、

私は、ピラミッドで手に入れた「魔法の鍵」を使って、ロマリアの国境を

渡ることにした。

途中、幻獣師やさまよう鎧など襲ってきたが、関係ない。

ノアニールの出来事を忘れたいため、私は無心で戦った・・・・・


お城で、魔封じの杖、怒りのタトゥーを手に入れる。

マホトーンはすでに覚えているが、長期戦のバラモス戦にも

魔封じの杖は頼ることになるだろう。


「ほぅ、はるばる、アリアハンから、来なさったか。それはご苦労じゃった。

 オルテガ殿の活躍は、ここポルトガでも有名であるぞ。」

「ありがとうございます。」

「じゃが・・・多少、ワシは疑り深い性格出のぅ・・・

 おぬしが、ほんとの、オルテガの娘だという証拠はあるのか?」

「それは・・・・・」

「そこでじゃ、はるか東の国には黒こしょうという食べ物(?)が

 あるらしいのじゃ。ワシは、一口それを食べてみたい。

 こしょうを持ち帰ったときそなたをオルテガの娘と信じて、

 わしの船を与えよう。どうじゃ、いってくれんか?」


また、王様の使いだ・・・。

なんで、王様のグルメに付き合わなければいけないのよ!

あれ?あっ!使いで思い出したわ。

金の冠返すの忘れちゃった

まぁ、いいか。後で返せばいいんだし。

チェルトにもやっと元気が出てきたようである。


第14話 タニアとグプタ

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