【第62話】

ガイアの剣


父さんを失った・・・・・・・・・

絶望に打ちひしがれた私。

もう、何もやる気がおきない・・・・・・


これからどうしよう・・・・・・・

何をすれば良いんだろう。

そもそも、私は何故生きているの?

もう、生きている価値なんて、私にはないじゃない・・・・・


このまま、父さんが落ちた火口に落ちれば、

私も楽になれるかしら・・・・・・・・

そんなことを考えていた。

その時!


キラッ


急に私のガイアの剣が輝きだした。

何!?

これは!


”チェルト殿。ガイアの剣をこの火口に投げ入れるのだ”


「サイモンさん・・・・・・」


”さぁ、はやく!”


言われたとおり、鞘から剣を抜き、火口に投げた。

・・・・・・・・・・・・

しばらくすると、たてないほどの地震が襲ってきた。


「きゃっ!なに!?」


その地震とともに、なんと火山が噴火を始めたのだ!

急に我に返り、すぐに山を下り、安全なところへ避難する。


おさまった・・・・・・・

何だったの。今のは?

もう、噴火は終わったようだ。

地面が少し冷え固まるのを待ってから、

もう一回、頂上に登った。


「道が・・・・・・・・・できてる・・・・・・・」


第63話 目的

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