故郷
しかし、世界で回れるところは全て回った。
残りのイエローオーブは何処?
もしや、もうバラモスの手に・・・・・・・・・・
故郷のイメージを頭にしっかり描いて、
瞬間移動ルーラを試みた。
周りの景色が歪みだす。
ずっと不安なことがあった。
もし、私がいない間に、アリアハンが魔物に襲われたら・・・・・
と思うとぞっとする。
あの、テドンの村の廃墟を思い出す。
あんな思いは二度としたくない!
何も変わっていない。
よかった・・・・・
帰ってきたんだ。アリアハンに・・・・・・・
すぐに私は家に向かう。
窓から、私がよく知っている女の人が洗濯物を干している。
お母さん・・・・・・・・
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