パステルミディリン奮闘記
~天下御免の上洛編~
へっぽこ文責:ヌル
まだ残暑が厳しい、9月も半ば。
世間は夏休みも終わり新たな決意、もしくは溜め息と共に始業に励むのも慣れてきたころ。
その最初の連休が敬老の日を頭とする3連休。
ん?
GWの後半は?
西金はどうしたって??
ふ。
そのような土地の記憶など抹消したわ!!
(ゴメンナサイ。書かないかんのですけど…。こっち優先。)
と、話が逸れたな。
元に戻すとしよう。
そんな中、老人に敬意を表すとは大幅に縁の無さそうな若者達が集う。
場所は京都の南東に位置する笠置。
とうとう待ちに待った第2回パステル・ミディリンOFF会の時が来たのであった!!
我々はまた絆・友情そしてネタ(爆)を求めて旅だったのであった。
第1章
再会そして出会い
初日~9月15日(敬老の日)~
第1幕 関東軍が行く(前編)
「ありがとうございました~。」
営業スマイル(無料)に見送られた私は、たった今買い込んだポテトのMサイズと、期間限定のクラブハウスマックなるモノを鞄にしまい込む。
時にして1005。
私は横浜駅の地下のマクドナルド前にいた。
今日は待ちに待った第2回本OFFの初日である。
構想半年にも及ぶ一大企画がついに実現するのだ。
今度の開催地は、第1回の熱海からうって代わって京都。
第1回が関東であったため、今度は関西でという事に基づいての選択であった。
関東組の関西への移動手段は何と飛行機である。
う~ん。
豪勢なものよ…。
取り敢えず、関東組は紆余曲折の末、全員1155羽田発のANAの便で大阪は伊丹へ飛ぶことになっていた。
それまでに羽田に集まろうという算段である。
取り敢えず、関東組の第1次集合場所及び時間は1030に総長ことスペアリブさんのお膝元の糀谷ということになっていた。
横浜から京急に乗って約30分弱。
ちょうどいい具合に糀谷に着けるものと判断していた。
その思惑ともに京急改札へ。
電車案内のモニターに目を移すと…。
10:08快特青砥行。
おぉ!
ツくときはツくものだな。
これで無事着けそうだ…。
しかし…。
実はこの時点で早くも今OFF最初のネタは発生していたのであった!!
それはこの時より約30分前のことである。
私は実家の最寄り駅にて電車を待っていた。
すると…。
私の携帯が振動する。
今や第4弾まで出たというのに、いまだに第1弾というもはや骨董品級の東芝製の電話である。
その重さとモニターの小ささ、さらに着メロの入力限界音数(約20音)がその歴史を物語る。
そしてこちらも骨董、FFは9が出たというのにいまだに付けている8のストラップの端っこを引っ張り上げズボンの尻ポケから携帯を取り出す。
「はい、もしもし。」
「あ、おはようございます~。kuzuです~。」
関東が誇る常連の一人kuzuさんであった。
「はい、どうも。
おはようございます~。
どうなされました?」
「実はですね~…。」
「はい…。」
「航空券がどっかいっちゃいました~。」
「……。
えぇ~~~~!!!」
こういうことである。
前日同じくOFFに参加される関西側のM365さんとICQで話しているときには確かにあったんですが…とkuzuさんは言う。
「今、家ひっくり返して大慌てで探しているところです~。
なので、糀谷に10時半は無理なんで、先に空港へ行っちゃってくださ~い。」
「は…はい。
頑張ってくださいよ…。」
本日の一番槍であった…。
はたしてkuzuさんは間に合うのであろうか…。
間に合わなければ早くも第2回OFFに脱落者が…。
後はkuzuさんがどれだけ天に好かれているかとの勝負であろう…。
頑張れkuzuさん…。
話を30分後に戻そう。
一方の私はというとここまでは至って順調であった。
すんなり快特に乗り京急蒲田へ。
ここで神楽坂さんから携帯へメール。
「糀谷へ着いた。今からおにぎり食う!!」
お。
そっちが先に着いたか。
ということは総長達とも合流したかな?
と、乗り換えのために待っていた1番ホームに羽田側から電車が入ってくる。
空港線内折り返し運転をしているようだ。
が、その車両を見て閉口。
ボックス型シート、大窓に格好いい顔。
京急が誇る豪華快速特急もしくは特急用車両であった。
これを、わずか5駅の空港線内で各駅折り返しさせるとは…。
何という飼い殺し…。
そう思いながら私は電車に乗り込み1駅、糀谷へ。
おぉ!!
特に何のネタも無しに着いててしまったではないか!!!(無事なら喜ばんかい。)
こうして無事に糀谷へ降り立った私は取り敢えず改札口の方へ向かう。
10秒。
2人組発見。
総長&TAKIさんの同級生コンビだ。
「おはようございます~。」
「あ、どうも~。」
「おはようございます~。」
この2人、今日からの2泊3日でも足りないようで、一足早く前哨戦OFFを開催したそうだ。
「ところで、神楽ちゃんは?
もう着いたって聞いたんだけど…。」
いるはずの3人目がいないのを不審に思い、尋ねる。
「え?
まだ来てないようですけど…。」
と総長答えて曰く。
「あれ??
おかしいな…。」
私は辺りを見回す。
と、遠く喫煙コーナーとおぼしき灰皿の近くに1人の人影。
が、私の記憶しうる神楽坂さんとは多少違うような…。
「取り敢えず見てきますね~。」
「あ、ハ~イ。」
兎にも角にも確認の為、移動した。
20m前進。
う~む。
やはり違うような…。
さらに10m。
まだわからんな…。
さらに…。
とうとう10m付近まで来てようやくお互い見分ける。
「よう、神楽ちゃん。」
「おう。
全然わからなかったぞ!!」
その言葉に対し片手をサッと上げて答える。
そして、
「誰か来てる?」
「総長とTAKI君はもう来てるぞ。」
「え?何処?」
「あそこ。」
改札の方を指さす。
「なに?
気付かなかったぞ。」
そうである。
そんなに広くないはずの糀谷駅のホームでありながら、2人と1人はお互いに全く気付いていなかったのであった。
「いや~、全然見えなくてよ~。」
そう言い訳。
神楽坂さんを確認した私は、一服してから行くわ、という言葉を受けて再び改札口へと戻った。
折から後続の電車が入ってくる。
都営浅草線の車両である。
京浜急行の品川⇔羽田間は京浜急行以外に様々な車両が相互乗り入れという形で乗り入れている。
京成・北総開発・都営浅草と京急の4社。
さらに車両種類となるとこれに倍する。
それなりに鉄道が好きな人であるならばこの光景は見ているだけでも楽しくなる。
私もまあその1人であるのだが…。
とにかく、その入ってきた電車の扉が開き乗客を吐き出す。
その吐き出された中に今にも死にそうな、しかし、荷物は明らかに旅行客な人が一人混じっていた。
「安田さん!!」
そう、我等がパステル・ミディリンのボス、安田まことその人であった。
「おはようございます…。」
あちゃあ。
声まで死んどるわ。
安田さんはこの前の1週間ひどい風邪に襲われ、会社を休んで療養という状態に陥っていた。
その風邪がいまだに長引いているようだ。
「だ、大丈夫ですか?」
「あまり大丈夫じゃありません…。」
「取り敢えずベンチに…。」
安田さんをベンチに座らせる。
その後、タバコを吸い終わった神楽坂さんも合流。
「ども、総長!!」
「あ、ど~もです~。」
お互いが挨拶。
とここまでは良かったのだが…神楽坂さん。
「安田さん大丈夫ですかね?
安田さんはやっぱり救急車で京都まで来るんすかね~?」
という超ブラックジョーク。
「安田さんならそこにいますよ。」
総長返して曰く。
当の安田さんは後方のベンチで休んでいる。
ダーク神楽本領発揮!!
朝っぱらからやってくれたのであった。
(後日談:この件に関して神楽坂さん本人より陳謝があったことを報告しておきます。)
その間、私と神楽坂さんは置かれた荷物の整理を始めた。
4人分の旅行に持つというとやはり相当の量である。
人が掲載できないのなら…と神楽坂さんが一手に集めた荷物を撮影。
レポネタをありがとう。

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荷物群(神楽坂さん2、総長1、安田さん2、TAKI君1、私1) |
ここで総長の荷物を見てみると…、赤青黄の旅行会社の札が3つも。
「いやぁ、学校の旅行毎にたまっちゃって。」
外しなさい、総長!!
空港で係員の人が困るでしょうに!!
そうこうしているウチに続く電車が到着。
また都営浅草線車両。
そこからとてつもなく大きな荷物を抱えた人が一人。
「おはようございま~す。」
しまっぺさんであった。
「そ、それは!」
「公言してたヤツです。」
そうである。
公約通り、キーボードを抱えて来たのであった!!
こ、こんなでかいモノを!!
凄い根性である。

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先ほどの荷物にしまっぺさんの荷物が加わったの図。 |
しかし、こんなモノ持って移動するんか!!??
先にちょっとした不安が…。
とまあ何はともあれkuzuさん、そして羽田で合流の森田さんを除く関東組は揃ったのであった。