第3章
畿内を行く
3日目~9月17日~
第1幕 二日酔って候
翌朝、私は見知らぬ布団の上。
あぁ…。
あれ?
俺、いつここへ戻ってきたんだ?
どうも無意識のうちに大部屋へ戻ってきたようだ。
確かRushさん達と酒呑んで、Rushさんがダウンした辺りまでは…。
どうもその辺で記憶が途切れている。
飲み過ぎか…。
うぅ、記憶がハッキリしてくると気持ち悪い…。
どうも情けないことに二日酔いのようである。
うむぅ、こういう場で二日酔いとはなんたる不覚…。
結局気持ち悪さには勝てず朝食パス。
さっさと布団に潜ってしまった。
と、その間、他のメンバーは大ホールに集まって最後の集まりをしていたようだ。
昼前。
帰る、という声を聞きようやく起きる。
松本亭を去るときが来た。
荷物をまとめて取り敢えず下に降りる。
相変わらず気持ち悪いが…。
と階下に降りるとほとんど全員が揃っていた。
とその中にリュートさんの姿はなかった。
3日目は用事があるそうで早々にお別れとなっていたのであった。
おぉう!!
別れの挨拶、握手、抱擁を済ませていないぞ!!
無念也…。
リュートさん
お疲れさまでした!!
あと、最終日お別れの際その場に居れず申し訳ありませんでした。
で、リュートさんは正直全くイメージとは違いましたが、しかしおもしろいナイスなお方でしたね!!
またお会いしましょう!!
今度こそ初日の決着を…ね(笑)
コンゴトモヨロシク…。
さて一行は個別に宿代の精算をしている。
とその時、色紙を渡される。
聞けばどうやらこの松本亭に残す記念の色紙ということだ。
寄せ書きみたいに一言ずつ書かれている。
中心には怒羅衛門。
…あにぃ。
他にも
「愛しているよ、リュート…。」
とか。
何か違うぞ、いや絶対違う!!
俺も違うこと書こ~っと(爆)。
そう思い私はたった1文字。
黒
と。
どうやら私で最後であった様で、これで完成。
…どうにも異様な色紙である。

|
松本亭へ贈呈の色紙。ハッキリ言って異様である…(爆)。 |
未来永劫受け継がれる伝説の品がここにまた一つ…。
っていうかあれどうするんだろうか?
食堂に多々有名人の色紙が飾られてあったがそこの仲間入りをするのかな?
稲川淳二の隣が怒羅衛門…。
凄い取り合わせである。
色紙も完成し、これを店側に贈呈。
その際、女将さんは真ん中の怒羅衛門を見て一言こうおっしゃられた。
「かわいい。」
と…。
恐るべし松本亭の女将!!
そして、とうとう松本亭ともお別れ。
3日間大変お世話になりました!!
おかげさまで大変楽しい時を過ごさせていただきました!
次、関西でOFFの際はまた利用させていただければ、と思う次第です!!
で、今度こそはキジ料理を!!
一行は車に乗り込み、一昨日は夕暮れに登ってきた道、そして昨日は自らの足にて下った道を下っていく。
さらば笠置山!!
さらば後醍醐天皇の本拠!!
車はヘアピンの連続を抜け下界、笠置駅へと戻っていった。
笠置駅に着くと早速切符を購入。
一昨日同様、駅の待合室にてしばらく電車を待つ。
15分ばかり待った後、ホームへ。
1駅だけのディーゼル車が来る。
一行は乗り込む。
発車。
こうして一行は笠置と別れを告げたのであった。
また来る日まで…。
窓の外に見える大和川と山々の自然の光景に目をやりながら感慨に耽る。
行くときの期待感も旅、帰るときの哀愁もまた旅…。
加茂着。
帰りは行き来た道のりをそのまま帰るだけである。
大和路快速大阪環状線天王寺行
すでにホームに入っていた電車に手際よく乗り込む。
今日は始点であったので全員が悠々座ることが出来た。
荷物を網棚に乗せるうちに電車は加茂を出る。
一行を乗せて再び大阪へ…