十一月二十五日
オアシスについた。小屋があって、老人が一人住んでいた。
西にある城というのはテルパドールというらしい。この大陸が砂漠になる前は大変に栄えていたようだ。
老人に近道と泉などを教えてもらった。これで安全に行ける。
十一月二十六日
無事、教わった通りの泉についた。目印がほとんど無いのでとまどったけれども、 野生の勘なのかチロルが見つけてくれた。
十一月三十日
二つ目の泉についた。歩いても歩いても景色が変わらない。遠くに見える山の角 度で進んできているということが分かる。
十二月四日
深夜になってテルパドールについた。
今日はもう眠る。あしたの昼、お城に出向くことにしよう。
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