洞窟内であった怪しい男、自称天空人のプサンと、天空城にたどり着いた。
天空城は水浸しで、ひどいありさまだった。
地下の動力室にいくと、この城を支えているオーブの一つ、ゴールドオーブがな
くなっていた。何らかの事故で、天空から落下してしまったらしい。
ゴールドオーブは20年ほど前、幽霊城として有名なある城に落ち、一人の子供
に拾われた。僕だ。
そして父さんの死んだあの日あの現場、ゴールドオーブはよりにもよってやつら
の手で粉々に砕かれてしまった。悔しさと憎しみが高まる。
とにかく、プサンの話では新たにオーブを作るしかないようだ。妖精の力を借り
なくてはならない。妖精といえばポワンさまだ。何とかして連絡を取りたい。
なにか方法はないだろうか。