コルネオはスケベずらを顔を近づけて
キスを迫ってきた。
「ほひほひ~!!
チューして、チュー!!」
コルネオは、唇をつきだし、準備万端。
早くも攻撃態勢を作る。
「はやくチュー!」
俺は顔を背けコルネオをなんとか抑え
必死に懇願した。
「こ、コルネオさま、キスをする前に
どうしても、一つお話したいことがあるの。
それができないと・・・・・・・
コルネオ様にキスはできないわ」
たとえ、願い事を聞いてもらっても
キスするつもりは毛頭ないが
この場はなんとかしのがなければいけない。
できるだけ、しおらしく、
しかしこれだけは譲れないということで言ったつもりだ。
さすがに目の前の娘(俺)にキスを拒絶され
コルネオも少し正気に戻る。
「何だ?
何をそんなにおびえているの子猫ちゃぁ~ん」
さすがのコルネオもあこがれる娘(俺)と
キスができないのはかなり重要な問題のようで話を聞いてくれそうだ。
「実は・・・・私の兄弟が、7番街スラムに住んでるの・・・」
7番地スラム街は、アバランチがある。
もし、新羅がアバランチに何かしら攻撃を加えようとしていれば
何かしら反応があるはずだ。
「7番地スラム街?
あぁ、あそこはもうすぐつぶれるさ」
「つ、つぶれる!?」
「おぉっと、この話は、聞かなかったことで。
ほひ~~
話したからチューだよ~」
(どういうことだ・・・・7番街がつぶれるとは・・・・)
考えてこんでいたためコルネオの顔が
俺に近づいていたことも気がつかなかった。