第33話 コンテンツ現状分析編2:日記によるコンテンツ増加方法
 
前回は人に読まれる日記と読まれない日記の違い、
立ち上げ時に陥りやすい日記の公開方法を書いてみました。

今回は自分の書いた日記(文章)をどうやって人に見てもらうか
考えていきましょう。

私の具体的案は

(手段1)
「日記を設置するのなら読ませる文章を」

ですが、読ませる文章を書く自信がない方は

(手段2)
「日記→他のコンテンツへ移行する」

これが一番更新効率が上がり、人に注目されるサイトへの始まりかと考えています。

読み手の立場からしてファーストアクセスをすることを考えると
自分の知りたい情報があるかないかが重要で、個人の日記の有無ではないのですね。

自分がこの日記を読んでもらいたいと思っても
人にまだ知られていないサイトの日記が読まれることは
芸能人や有名人でない限り、残念ながら皆無です。

それは「自分が知ってほしいと思って公開する内容(日記)」と
「読者が読みたいもの(情報)」のズレから発生します。

前回も記述しましたがファーストアクセス者が知りたい内容は
「自分が探している情報」であって、「他人の日記ではない」からです。

そこで発想を変えます。

(手段2:詳細)
「日記に書くべき文章を、別コンテンツとして立ち上げる。
 コンテンツ数は複数でも良い」

日記というものは日々書き連ねていても、自分の趣味の話しや
出来事によって、内容が偏ることが多いです。

私の趣味はゲームやHP製作なので
それを日記の変わりに、コンテンツとして立ち上げたものとして
DQ3チェルトの冒険やこのHP作成講座もそうです。
HP作成講座も、HP作成のことを日々連ねた日記の集合体が1つのコンテンツとしてなっています。

「DQ3の日記の集合体」→チェルトの冒険
「HP作成日記の集合体」→HP作成講座
「旅について」→たらい回しツアー
「コンピュータについて」→Linux日記

のように分けています。
HP講座ではHPをこれから作ろうという方から感想のメールを頂きますし
Linux日記は老人ホームの方ででLinuxがどういうものか調べたのがきっかけで
訪れたという方からメールを頂いたことがあります。

何故、コンテンツをわけるかといいますと
こうした方が読者の求める情報がわかりやすいからです。

訪れたときにただの日記しかないとがっかりして、
2度とそのサイトに訪れないでしょうが(日記専門サイトは除く)
それが、別コンテンツとして
「日記」とした漠然とした内容より
「DQ3」「HP作成」「旅」などに「日記を切り分けた」ほうが
検索ページによるキーワードヒットや
リンクを貼ってもらうにしても
紹介文を読んでその情報を求めてアクセスする方が多いですし
訪れたときに求める情報があるので、読者の満足度があがり
リピーター(繰り返し訪れる人)になってくれる人も多いのです。

書く文章が同じでも「カテゴリを分ける」ことで
「日記」→「情報媒体」へと変換させ読者数を多くさせることができるのです。

また、細かいカテゴリをしてあちこちを更新することが大変になるということがあります。
そんなときは「カテゴリの合体」をすることによって手間を減らすことができます。
例えば、DQ3、Linux、HP作成はすべてゲームやコンピュータに関することなので
「DQ3、Linux、HP作成」→「ゲーム(DQ3)・パソコン」などのようにカテゴリをまとめて作るのも手です。

現在はやっている、blogというのはこれをうまく利用したもので
ただ書き連ねる日記や文章を、手軽にカテゴリ分けして
検索機能を持たせることができます。
これにより、閲覧者が検索しやすい情報媒体となるのですね。

そして読者数もある程度できて
人に見せる文章の経験があがって、そこから日記を立ち上げると
読者の人も管理人の日記を読んだりすることも多いですし
今までの経験で人を見せることに意識したことから、
自然と「日々のことを連ねた日記」→「人に読ませる日記」へ変化していることでしょう。


第34話 コンテンツ現状分析編3:「アクセス解析」で自分のサイトを解析しよう
第32話 「コンテンツ現状分析編1:「日記」の分析」へ戻ります
目次に戻ります
ホームページ作成講座等あるパステル・ミディリンのTopに戻ります