第34話 コンテンツ現状分析編3:「アクセス解析」で自分のサイトを解析しよう
 
サイトを立ち上げ、ある程度の日数を運営するとコンテンツが複数立ち上がってくると思います。
メインコンテンツ、サブコンテンツ、掲示板、日記、プロフィール、リンク集など。

もしあなたのトップページにアクセスカウンターを設置していればどれだけの来訪者が来ているかはわかりますが
トップページから読者さんがどのコンテンツにアクセスしているかはわかりません。

自分ではこのページをメインに運営していたのに実はサブコンテンツの方がアクセス数が多いとか、
日記サイトを運営していたのに、おまけでつけていた検索リンク集が
有益の情報が多いからアクセス数が多いなんてことがあるかもしれません。
自分のサイトの情報を把握すること非常に重要です。

今回の話は、自分の人気のあるコンテンツと、人気がないコンテンツを解析しようという話です。

何故このようなことをするかといいますと、
管理人が力を入れているコンテンツと、人気があるコンテンツは必ずしも同じとは限らないからです。

自分が一生懸命更新していたのに
そのコンテンツが人気がなく、他のおまけで作ったコンテンツが人気があったら努力が無駄になりますし
一生懸命更新していたコンテンツの更新の仕方が悪いということになりますから、
運営・更新の仕方を変える指針になります。
また自分の人気のあるコンテンツを知れば、そこに力をいれてさらにアクセス数を増やしたりすることができるからです。

自分のどのコンテンツが人気があり、どのコンテンツが人気がないかを知ることは
これからサイトを運営するに当たってとても重要なことです。

それを調べるのに、一番簡単な方法は全ページにアクセスカウンターを取り付ける方法です。
そうすると、どのページにどれだけの総アクセスや日付によるアクセスの把握を行えるでしょう。
ただし、これだけではアクセスした「数」しかわかりません。

そこで、「アクセス解析」がでてきます。

例えば、どのリンクからたどってきたのか
自分の日記で、北海道旅行について扱っていたとき
トップページから読者さんがアクセスしてきたのか
検索ページで北海道旅行というキーワードで、日記に直アクセスしてきたのかリンク元や
その人が使用しているブラウザなどを調べることができます。


アクセス解析については以前「第10話 レイアウト編1:トップページの作り方:注意点3つ」で
トップページのディスプレイサイズとブラウザを調べるというテストデータを掲載したときにご照会しましたが
このアクセス解析を全コンテンツのトップページにつけるということです。

パステル・ミディリンではアクセス解析は
「トップページ」「チェルト」「小説」「音楽」「イラスト」「写真」「掲示板」「日記」「プロフィール」「リンク」に
アクセス解析を設置しています。

アクセス解析には有料のものと無料のもの、
また自分で設置するCGIタイプのものとバナーを貼り付けるだけで解析できるものがありますが
個人ページでしたら、無料のもので充分でしょう。
またCGIを設置するスキルがある方(掲示板設置が自分で行えるような方)でしたら、CGIタイプのものをおすすめします。
自分のサーバーがCGIが使えないのであれば、バナータイプの方になるでしょう。

バナータイプのアクセス解析はgoogleなどの検索ページで
「アクセス解析+無料+リンク集」などで検索すれば一杯でてきます。

ただバナータイプの欠点はレイアウトを損なうところがでてきます。
バナーを張るわけですから当然そのバナーを各コンテンツのトップページに張れば
レイアウトとして、あまり美しくないですよね。

私がお勧めするのは自分で設置できるCGIタイプのアクセス解析です。
これはバナーのようにブラウザに表示しなくてもよいためレイアウトも既存のままで損なう必要がありません。

私が使用しているアクセス解析は有限工房さんが配布されている「efStat」というアクセス解析です。
http://yugen.main.jp/
このアクセス解析のいいところは、「CGIが設置できないページの解析を行うことができる」ところです。
CGIが設置できないところに設置というと語弊がありますね。
外部に設置して、それを呼び出すことができるアクセス解析と読んだほうが良いかもしれません。

パステル・ミディリンのトップページはso-netで、カウンター以外のCGIを使用することができません。
そのためアクセス解析やその他の掲示板などのCGIはさくらネットと呼ばれる別サーバー
(つまりこのHP作成講座を掲載しているところ)に設置しています。

普通のCGIによるアクセス解析だと、その設置したサーバー(この場合さくらネット)のアクセス解析しか行えないのですが
「efStat」は、CGIが使えるサーバー(さくらネット)にCGIを設置して、それで生成される見えないイメージを
CGIが使えないサーバー(so-net)に貼り付ければso-netのアクセス解析が行えます。

つまりCGIが使えないサーバーでも、無料でCGIが使える場所を探してCGIを設置し
イメージをご自分のCGIが使えないサーバーに貼り付ければアクセス解析を行えてしまうのです。
(注意:無料サーバーでCGIだけの設置を許してないところが多々ありますので、その辺はご注意ください)

アクセス解析により、ご自分のコンテンツを分析することで
どのコンテンツがアクセスがあり、どのコンテンツがアクセスがないかを調べることで
自分のどのサイトに力を入れるべきか、また現在の更新方法で問題がないかを調べてみましょう。


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