花粉の化石

exciteで花粉の化石の写真が掲載されている。
普段、我々に迷惑をかける花粉。花粉患者の一人としては花粉の存在はたまったものではないが
そんな花粉の化石が役立っているという記事である。
花粉は外殻が頑強なので、空中浮遊の後、地面に着地して運悪くパートナーに巡り逢えずに命が尽きたとしても、
土に帰ることなくそのままの形で残ってしまい、地中に埋もれて化石となってしまう。
植物の生育は気象条件に大きく左右されるので、その植物の存在自体が年代や地域の気候を指し示している。
日本全国には44万ヶ所とも言われる遺跡が発見されていて、さまざまな出土品とともに花粉化石も発掘されており
特定の地層から特定の花粉が発見されるので、花粉化石を分析して花粉の種類や分量を調査することで、年代や気候推定が行われているとのこと。
一概に花粉は世の中の役にたたないとは言い切れない。軟弱な我々現代人が花粉に負けてしまうのがいけない、と鼻をズルズルさせながら思うのであった。
参考URL
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091109306086.html
http://aceprojects.cocolog-nifty.com/diary/2005/02/_3.html

コメント

  1. ダメ日記 より:

    2月28日(晴れ) 花粉の化石

  2. aceprojects より:

    トラバありがとうございます:)
    結構花粉だけで色々分かるみたいですよね。
    スギ花粉だけでなく、原始人が埋葬する際に花粉が見つかって、それから花を一緒に埋葬してた、なんていう話もありますし、隕石が衝突したと思われる時代から数万年経過した後に恐竜の化石と共に植物の花粉が見つかった話とかもあるようです。
    ロマンがありますよね:)

  3. 安田まこと より:

    aceprojectsさん、はじめまして。
    aceprojectsさんのサイトで花粉症の化石記事へのリンクを発見して
    参考にさせていただきました。

    隕石から数万年前の花粉が見つかったなんていうこともあるのですね。
    私たち花粉患者にとっては迷惑以外の何者でもないと思っていたのですが(笑)
    そう考えるとおっしゃるとおりロマンがありますよね。
    昔の花粉を調べることで過去のことがわかり
    今の時代では作ることができなかった医療品などができる、そんな可能性も秘めているのですよね。

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