【第22話】

コントロールチェンジ ふぁいる1


2ヶ月前の50000人記念の時に更新していらいだったわね。

ということで、70000人記念で、今回書くことにした。

(どんどん、書くペース遅くなっているような気がするんだけれど・・・・・)

前回、ミキサーで、主要なコントロールチェンジについて

述べたので、ちょっとこれらについて今回は書いてみようと思う。



コントロールチェンジが前回、ボリュームやパン(左右のバランス)などを

設定するものだというのは話したと思うけれど

ミキサーというのは、前回話したとおり、「一時的に変える」ものなので

ミキサーでいくら変えても、その内容はMIDIファイルに保存されないの。


つまり、初期設定でボリュームが100になっているとするでしょ?

そこで、ちょっと音が小さい・・・

と思い、127にボリュームをupすると

音は大きくなるわよね。


でも、この内容を保存しても、再度このMIDIファイルを読み込んで

再生するとボリュームの設定は直接書き換えられていないので

100に戻っちゃうの。


ここまでくどく言えば、ミキサーが一時的にMIDIファイルを変える

っていうのわかるかしら?


では?


直接MIDIファイルを書き換えるにはどうすればいいのか?


ってことになるわよね。

そこでコントロールチェンジというお話が出てくるの。


コントロールチェンジとは番号がつけられていて

その値を設定するとボリュームを変えられると言う・・・・


例えば、

ボリュームはコントロールチェンジ7

(正式にはコントロールナンバー7というらしい)

パンはコントロールチェンジ10・・・・

と決まっている。

ボリュームを127にしたいときは

コントロールチェンジで7番を指定してあげて

7番の中の値を127にするとボリュームが127になるというわけなのだ。


これでMIDIファイルを保存して上げるとちゃんとボリュームの内容も

保存されているの。


イメージがわいたかしら?


(1)コントロールチェンジは0~127まであって

(2)その中も0~127まで変えられるようになっている。

つまり、(1)で、何を変えるかを指定、(2)でどのくらい変えるかを指定

できるわけだ。


う~ん・・・・我ながら、なんてわかりやすい説明なんだろう。

(こらこら!)


だってぇ~

私にはこれよりも詳しい説明なんかできないも~ん。

もしこれだけ、丁寧に説明しても理解できないのなら

あとは自分で本で勉強してね。


ちなみに、たいていのソフトは、これらが数値で設定できるのだろうけれど

SSW Liteでは、なんと(2)の設定ができないの!

(できたのかもしれないけれど私は知らない)


いや、ある程度はできるんだけれど、

0~127までの小さいグラフがあり、

それをマウスで弾いて大まかに設定しかできないので

細かい値を入力できないのだ。


曲のニュアンスをつけるため

エクスプレッションの設定とかするだけなら

これでも用が足りるんだけれど

(逆にこっちの方が便利)

RPN、NRPNなど、細かい設定がSSW Liteではできないのは致命的。

あっ、RPN、NRPNについては、また後日説明するね。


SSW ver4.0は、SSW Liteのようにマウス入力で大まかに入力もできるし

数値入力もできちゃう。


これは本当に便利!


第23話 「コントロールチェンジ ふぁいる2」

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