【第1話】

女勇者「チェルト」


えっ?何故、女勇者にしたかって?

確か、バラモスを倒した後(もう倒した気になっています)どっかの街に

行くと、「誘惑の剣」という、メダパニと同じ効果のアイテムがあったと

思うから!それだけだよん。


よくぞ来た!勇敢なるオルテガの息子・・・いや・・・ じゃったか・・・

(そうですよ,失礼な・・・)

しかし男に勝るとも劣らぬその精悍さ。

(それって、ほめてるんですか?)

チェルトはさすがオルテガの子供じゃな。

王様は、この世を支配しようとする者「大魔王バラモス」の名を告げる。

チェルトよ、魔王バラモスを倒してまいれ!

「はい、必ず、この手でバラモスを倒してきます。王様。」


LV:1

HP:16

MP:25

攻撃力:16

防御力:25

武器

銅の剣

旅人の服

なし

なし

アクセサリー

なし

チェルトは王様に謁見した後、家に戻り、明日の朝、旅に発つことを

母に告げた。


その夜、チェルトは、寝付けなかった。これからの冒険の不安などが

あるのだろうが、なによりも

「父上(オルテガ)が死んだなんて信じられない!

その火口まで行って父上の生死を確かめたい!!!」

という気持ちが、強いのだろう。

翌朝、涙ぐむ母を後に、女勇者、「チェルト」の一人旅が始まった。だが・・・


いきなり、スライム3匹,大ガラス3匹の集団リンチに会い、

やられた

つぎに、一角ウサギ4匹に会い、

また全滅

やっぱ、一人旅つらいわ。経験値、全く稼げない・・・


第2話 「小さなメダル」

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