小さなメダル
探索を始めた。
「あれ、アリアハンに、井戸なんかあったっけ?」
おてんばチェルトは、井戸から垂れ下がっている頼りない綱で
底に降りてみると、家があり、明かりがともっているのに気が付いた。
「何で、ここに人が住んでるのよ。あやしいわ。」
そこには宝箱をいすにして座っている、怪しい親父がいた。
「うん?小さなメダルを持っているのか、ふむ、私が預かろう。」
「はぁ・・・」
(私、まだ、あんたにあげるって言ってないわよ)
「おまえが、5枚、小さなメダルを集めたときは、茨の鞭を与えよう。」
「えっ!ほんと?」
「本当じゃ、信用せい」
攻撃することができなかったが、これがあれば、一人旅でもずっと
楽になる。
アリアハンで、人の家や、お城の樽などから、小さなメダルを3枚getした。
(おいおい、これじゃ、泥棒だろ)
だが、まだメダルが足りないので、しかたなく、頼りない銅の剣で
旅立つことにした。
「こんな所では、立ち止まっていられないわ!」
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