魔法の玉
「魔法の玉」が必要だという事を私は耳にした。
スライムだけを集中的に倒し、レベル2になって、メラを習得。
マジックパワーだけは、やたらあるようなので、これを連発して経験値を
稼ぐことにした。
「うーん。ホイミも使えないし・・・しばらくは、
薬草でがんばるしかないか」
一回戦闘が終了したら、家に泊まり、有り金を全部薬草につぎ込む
という作戦に出た。
LV5でホイミ、LV6でニフラム、LV7でルーラを習得し,ナジミの塔に
通じると言われている、西の洞窟にチェルトは足を踏み入れた。
おそわれたら、ひとたまりもないわね。」
しかし、チェルトは自分でも考えられないくらい、強くなっていたのだ。
ナジミの塔でバブルスライムの集団攻撃にも、猛然と挑み、
ついに最上階にたどり着き、盗賊の鍵を手に入れたのだ。
チェルトは、魔法の玉をもらうためにレーベの村へ。
「すいません、勝手にあがらせもらいました」
「わかっておる。オルテガさんの息子さんだな」
「えぇ」(娘ですぅ!)
「じつは・・・」
「みなまで言うな。わかっておる。
であれば、これをお前さんに渡さねばなるまい。
この魔法の玉を使えば、旅の扉の封印がとけるはずじゃ。
あとは、もう言わなくてもわかるな?」
「あっ、はいっ!わかります。
そこから、別の大陸にわたるわけですね。
アリアハンのお城の人に聞きました。」
そこで、ロマリアの王様に会いなされ。きっと、何か手がかりが
あるはずじゃ。」
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