【第4話】

帝国「ロマリア」


小さなメダルで手に入れた茨の鞭と、ナジミの塔での戦利品

木の帽子、それと皮の鎧を購入し、レーベの村のおじいさんからもらった

魔法の玉を道具袋にしまい、私は、アリアハン島の最東端のほこらに

向かった。


これだけ重装備して、誰にも負ける気はしなかったのだが、

魔法使い4人のメラ集中打

全滅。

魔法攻撃は、防御力、関係ないからなぁ。

前のことがないように、大量に薬草を購入し、一回戦闘が終わったら、

体力を全快して、再度、チャレンジ!


私は、死闘の末、ようやくロマリアにたどり着いた。

お金もたまったので、防具を購入し、ぼろぼろな体を癒すため、

今日は宿に泊まり、明日王様に謁見することにした。

LV:9

HP:51

MP:41

攻撃力:48

防御力:44

武器

茨の鞭

くさりかたびら

青銅の盾

木の帽子

アクセサリー

なし


「よくぞ、来た!勇者オルテガの噂は我らも聞き及んでおるぞ。」

(さすが、お父さんだわ、別の大陸まで噂が響きわたっているなんて・・・)

 ところで、すぐに冒険に出るのか? では

頼みがあるっ!!!

「はっ、はいっ」(びっくりしたぁ)

 カンダタという者が金の冠を奪って逃げたのじゃ。

 カンダタは、この大陸の西にそびえ立つシャンパーニの塔

 いると言うことまでは突き止めたのじゃ。だが、あやつは、強すぎる。

 ここの兵を何度も、奴の所へ送ったのだが、皆、返り討ちにあいおった。

そ・れ・で・じゃ(にやぁ)

(ぎくり!何よ、その不気味な笑い方、い、いやよ!私が行くなんて)

 もし、それを取り戻せたならそなたを勇者と認めよう!

 さぁ、ゆけ!チェルトよ!


「バラモスの事、聞きに来たのになぁー。

 何で、盗賊退治、やらされる羽目になるんだろう。

 もぅ!自分勝手なんだから・・・。」


第5話 「大盗賊カンダタ」

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