1997年、過去にDQ3勇者一人旅クリア(SFC版)をパステル・ミディリンで実践した。
その詳細は「チェルトの冒険」として連載し、ゲームではクリアを実現し
小説として今も連載している。
今回はやりこみ企画ということで、DQ3で過去に行われていない
やりこみ企画を提案し、読者に実践してもらった。
今回のやりこみは僧侶一人旅である。
勇者以外に一人旅が実現できる職業となると
回復魔法が使える職業で僧侶か賢者となるが、
賢者は転職してなる職業のため、僧侶が唯一一人旅で実現可能であると考えたため、
僧侶一人旅を実現してもらった。 回復は問題ないが、勇者ほどの攻撃が得られないこと、
装備も勇者に比べ、貧弱なことから、勇者一人旅より困難であり、
ゾーマはベホマアタックがあり、自然回復がないので、攻略は可能であると考えられるが
自然回復をするボストロールやバラモスに攻撃が追いつかず苦戦すると思われる。
また、転職無しという条件から魔法は僧侶の魔法に限定され、
魔法使いのバイキルトで攻撃をあげたり、
盗賊に転職して種を集めることも不可能なため地道なLV上げと確実な戦略が強いられる。
以下柳佑さんのやりこみレポートである。
ドラゴンクエストⅢ~僧侶一人旅~ 記録帳
僕が、過去に掲示板で
「何かやり込むゲームは無いですか」
みたいな事を書き込んだら、ここの管理人の安田さんが
「私が個人的にやりこんで欲しいのはDQ3勇者一人旅は実現できたので、転職なしで僧侶一人旅をやってもらいたいですね。最初に勇者を棺桶にいれれば、僧侶一人旅できますから。」
と仰って下さったんですね。
なので ドラゴンクエストⅢ~僧侶一人旅~ (ドラゴンクエストⅢのタイトルのパクリですが)
を始める事になりました。
カンダタ子分さんも始めたと言う事で、
どちらが早くゾーマを倒せるかを競争する事になりました(何か、無理矢理書かされた作文みたい)
ドラゴンクエストⅢの一人旅は、過去にも行った事はあるが、それは勇者の一人旅だった。
しかし、今回は勇者ではなく僧侶の一人旅。
僧侶は、重い防具を装備できる勇者や戦士と違って、軽い物しか身に付ける事が出来ない。
それ故に、勇者に比べて攻撃力や防御力が格段に落ちてしまう。
しかし、僧侶はこの様なマイナスな面しか無い訳ではない。
僧侶は勇者に比べて回復呪文に長けている。
そして、防御力そのものを高める呪文は扱えないが、炎や吹雪を軽減する呪文を唱える事が出来る。
更に、味方の素早さを高める呪文、相手の防御力・直接攻撃の命中率を下げる呪文(ルカニ・マヌーサ)
を使えるなど、僧侶は後方支援型のキャラクターなのである。
しかし、前線に立って戦える程の力は持ち合わせていない。
だが、上記した様に相手の防御力を下げる呪文を唱えられるので、
肉弾戦は決して不得意だと言うわけではない。
つまり、僧侶は回復呪文や援護呪文を得意とし、そこそこの肉弾戦もこなせるが、
強力な武具が装備出来ないので
「高いダメージを与えられず、相手の攻撃が大ダメージ」と言う事になりかねないと言う事だ。
そこをどうやって補って行くのかが、このドラゴンクエストⅢ~僧侶一人旅~の最大の課題となる。
ドラゴンクエストⅢは、素早さの半分の値が何も武具を身に着けていない時の防御力となる
(以降基礎守備力)
それ故に、僧侶自身の防御力の低さは、強力な防具を装備できない分、
素早さを高める事で、基礎守備力を高めて補うしかない。
ドラゴンクエストⅢには、星降る腕輪と言う素早さを二倍にする装飾品があるので、
素早さを高めるにはこれを利用すればいい。
攻撃力は、ストーリー前半では、中々強力な武器を使えるのであまり差は無い様に思えるが、
ストーリー後半では、勇者専用の強力な武器があったり、
僧侶は装備出来ない強力な武器があったりする為、やはり攻撃力にも差が出てしまう。
これはもうどうしようもない。
だが、僧侶には、相手の防御力を下げる呪文がある事は上記した通りだ。
そして、僧侶は、勇者には劣るが、それなりに強力な武器も扱える。
つまり、
「相手の防御力を低下させておいて、そこに強力な武器での一撃を叩き込む」
と言うのが僧侶の戦い方の基本となる。
さて、ここからは実際の攻略を書いていく事にしよう。
まずはオープニング。
勇者の名前を決める。
とりあえず、勇者の名前は何でも良いと思ったので、勇者の名前は「あ」と言う事にした。
次に、質問にYES・NOで答える性格診断がある。
ただ、これは勇者の性格を決める物なので、僧侶一人旅では全く意味は無いが…
面倒だったので全てYESで答えた。
因みに勇者の性格は豪傑(ごうけつ)になった。
勇者の性格が決まった所で母親に起こされた。
そして勇者は母親に連れられてアリアハンの城の前まで連れて来られた。
王様に、旅立ちの許しを得る為に王様に会って来いと言うのだ。
仕方なく城に行って王様に謁見し、50ゴールドと武具一式を貰う。
その後、この旅の主役となる僧侶を仲間にしようと思いルイーダの酒場へ。
仲間に出来るキャラクターには、もともと登録しているキャラクター、
新たに登録したキャラクターの二種類がある。
ただ、もともと登録していたキャラクターは名前や能力値が
自分の理想とは遠くかけ離れている場合が多い。
当然、自分の理想とする能力値を持つキャラクターの方が、冒険が楽になると思うので、
新たに登録する事になる。
新たに登録する事の利点は、
1・好きな名前で仲間に出来る。
2・理想に近い能力値で仲間にする事が出来る。
と言う事で、とりあえず実際に登録してみようと思う。
まず登録したいキャラクターの名前を決めると言う事で、名前はチェルトにした。
この名前は、ここのホームページにある
「チェルトの冒険」
の主人公である女勇者チェルトの名前を借りた。
名前を決めると、次はそのキャラクターの性別を決める。
チェルトの名前を借りているのだからここはやはり「おんな」を選ぶべきだろう。
次は職業を選ぶのだが、僧侶の一人旅なので職業は当然僧侶。
最後に、そのキャラクターの性格を決める。
選んだキャラクターにステータスアップアイテムを与えて、
その結果でキャラクターの性格が決定する。
キャラクターのステータスは、
「力」「素早さ」「体力」「賢さ」「運の良さ」「HP」「MP」「攻撃力」「守備力」
の九つに大別される。
「力」はそのキャラクターの腕力の強さを現す。
力が高いと直接攻撃で大きなダメージを与えられるようになる。
「素早さ」はそのキャラクターの俊敏さを現す値である。
素早さが高いと、戦闘中に相手よりも先に行動する事が出来る様になる。
先手を取れると言う事は、ピンチの時に相手の攻撃よりも先に回復をしたり、
相手が攻撃して来る前に戦闘を終わらせる事が出来ると言う事になる。
「体力」はHPの基準となる能力値である。
「HP」とはキャラクターの生命力を表すもので、
戦闘中や移動中にダメージを受ける事で減少し、0になるとそのキャラクターは死亡してしまう。
そして、HPは「体力」の値の二倍の値にほぼ等しい。
「賢さ」はMPの基準となる能力値である。
「MP」とはキャラクターの精神力を表すもので、
戦闘中や移動中に呪文を唱える事で消費し、
MPの現在値が、呪文の消費MPに達していない場合には、
その呪文を唱える事が出来なくなってしまう。
*HPは、薬草や回復呪文
MPはストーリー後半で手に入る祈りの指輪と言うアイテムで回復出来る。
*HP・MPは宿屋に泊まることで完全回復する。
「運の良さ」については、あまり良く分かってはいない。
ただ、補助呪文を受けた時に、その呪文の成功率に関係すると言う話を聞いた事があるが…
「攻撃力」は、その名の通り、相手を攻撃する時に用いられる能力値である。
攻撃力が高いと、直接攻撃で相手に与えるダメージが大きくなる。
攻撃力は、「力」の値と「装備している武器の攻撃力」の合計で表される。
「守備力」は、その名の通り、相手からの攻撃の時に用いられる能力値である。
守備力が高いと、直接攻撃で相手から与えられるダメージが小さくなる。
守備力は、「基礎守備力」の値と「装備している防具の合計守備力」の二つの数値の合計で表される。
…と、大まかに各能力値について説明してみた。
性格はとても重要で、そのキャラクターのレベルアップ時の、能力値の成長に大きく影響する。
例えば、力の成長力の高い性格だと、レベルアップ時に力が高く上がる様になり、
素早さの成長力が高い性格だと、レベルアップ時に素早さが高く成長する様になると言う事だ。
力は僧侶で勇者を超える事は難しい。
素早さは星振る腕輪と言う素早さ二倍の装飾品がある。
体力は勇者に比べて低いので出来れば高めたい。
賢さは、僧侶は攻撃力が低いので高いダメージを与えられないため、
戦闘が長期戦となる場合が多いので、呪文を多く唱えられる様にする為、賢さは高める。
運の良さについてはあまり良く分からないので無視。
上記の事から、高める能力地は「賢さ」・「体力」の二つとなった。
この二つの能力値の優先順位は、1・賢さ 2・体力と言う事で、
この条件を満たす性格を探してみた結果、頭脳明晰と言う性格が見つかった。
と言う事で、性格は頭脳明晰に決定。
名前 チェルト
性別 女
職業 僧侶
性格 頭脳明晰
と言うキャラクターを登録した。
こうして女僧侶チェルトを仲間に加えた。
女僧侶チェルト(以下チェルト)を仲間にした後、まずは装備を整える事が先決。
と言う事でチェルトの装備を整える為にお金を貯める事にした。
お金を貯める方法として考えられるのは基本的に次の二通りだ。
1・敵を倒して稼ぐ
2・物を売って稼ぐ
1の方法の利点は、お金に加えて経験値も手に入ると言う事だ。
2の方法は、時間が掛からずにお金が手に入ると言う事だ。
どちらも一長一短だが、まだ冒険は始まったばかりなので、そんなに強力な敵も出現しない。
なので、多少経験値が手に入らなくても後々それ以上の経験値が手に入る機会が非常に多いので
無理に敵を倒して稼ぐ必要は無い。
上記の理由で、まず物を売ってお金を稼ぐ事にした。
王様に謁見した時に貰った武具と勇者の装備していた物で僧侶の最高装備を整えて、不必要な装備を
全て売り払い、そのお金で更に強力な装備を購入した。
実際の状況は
LV1 武器 銅の剣
名前 チェルト 鎧 皮の鎧
性別 女 盾 皮の盾
性格 頭脳明晰 兜 無し
職業 僧侶 装飾品 無し
となった。
アリアハンで、一通り必要な情報を揃えた後、アリアハンの北にあると言うレーベの村に向かった。
レーベの村に行く途中スライムや大ガラス等が襲い掛かってきたが、
アリアハン最強装備で武装したチェルトに敵う筈が無かった。
そうして、楽勝でレーベの村に到着。
早速、武器防具屋を探し、装備を整える。
これで
LV8 武器 鎖鎌(くさりがま)
名前 チェルト 鎧 皮の鎧
性別 女 盾 皮の盾
性格 頭脳明晰 兜 皮の帽子
職業 僧侶 装飾品 無し
となった。
次はナジミの塔だ。
ナジミの塔へ行く手段は二通りある。
一つはレーベの村の近くにある集落から行く道。
もう一つは、アリアハンの西、レーベの南に位置する洞窟から行く道だ。
両方から行けると言う事は、片方から行って、もう片方から出て来れると言う事にもなる。
洞窟から行った方が後々出て来た時も、村に近い方に行きやすいし、
何よりも集落の方から行ってしまった場合は、途中に鍵の掛かった 赤い扉があり、
その扉の奥にある宝箱を取るのと、洞窟の宝箱を取るのとが被ってしまい、
無駄に時間が掛かってしまうのだ。
と言う事でレーベの村南の洞窟から、ナジミの塔に行く事になる。
洞窟と言う事で、地上よりも強力なモンスターが出現する様になったが、
装備は完璧、LVも充分に上がっていた為、洞窟を抜けるのもかなり楽だった。
当然、途中にある宝箱の中身は全て回収。
そしてナジミの塔に到着した。
この、ナジミの塔の最上階には、「盗賊の鍵」を持っている老人がいる。
この盗賊の鍵は赤い色をした扉を開ける事が出来る。
先程の洞窟の鍵の掛かっていた扉も、これで開けられる様になる。
ナジミの塔のモンスターは、洞窟のモンスターと大して変わらず、殆ど苦戦はしなかった。
ただ、人面蝶のマヌーサには少々手を焼いたが・・・
マヌーサとは掛かった相手の直接攻撃の命中率を低下させる呪文だ。
直接攻撃の命中率が半分程度に落ち込み、なかなかダメージを与えられなくなってしまう。
序盤では、先手を取って倒すか、逃げ出すかしか対策が無いが、
後々になって来ると、呪文を封じる呪文(マホトーン)が使える様になるので大した問題は無くなる。
無事に老人から盗賊の鍵を受け取ると、
一気に洞窟に引き返し、レーベの村周辺の集落の方へ足を運んだ。
鍵の掛かった扉を開け、宝箱の中身を回収。
そして、無事にレーベの村まで帰って来る事が出来た。
レーベの村で一泊した後、赤い扉の家にいる老人から魔法の玉を受け取り、
一端アリアハンに戻って冒険の書に記録をした後、
レーベの村から東に行き、誘い(いざない)の洞窟へ。
誘いの洞窟へ行く途中に襲い掛かってきたモンスターは
どれもナジミの塔に出現したモンスターばかりだったので、楽々誘いの洞窟に辿り着く事が出来た。
誘いの洞窟は、別の大陸に続く旅の扉があるからなのか、
出現するモンスターが、かなり強力になっている。
呪文に耐性のある防具が無い為、敵の呪文攻撃がかなり痛い。
誘いの洞窟に出現する新しいモンスターを大雑把に説明すると、
アルミラージ 相手を眠らせるラリホーと言う呪文を唱えてくる。
お化けアリクイ 攻撃力が高い。
魔法使い その名の通り魔法を使ってくる、炎属性の最下級の呪文で、
10前後のダメージを受けるメラと言う呪文を唱えてくる。
キャタピラー 攻撃力、守備力、HPが高く、守備力を高めるスクルトと言う呪文を唱える。
と言った所だ。
魔法使いのメラの嵐・アルミラージのラリホーで眠らされたり大変だったが、
どうにか誘いの洞窟を抜ける事に成功した。
そして新しい町、いや、城に到着した。
ここは、ロマリアと言って少々遊び好きな王様が治めている城だ。
宿で一泊し、装備を整え、王様に謁見した。
装備は
LV 10
武器 鉄の槍
鎧 鎖帷子
盾 青銅の盾
兜 木の帽子
装飾品 無し
王様に謁見した所、カンダタと言う者がロマリア城から金の冠と言う物を盗んで逃げたらしい。
そして、その金の冠を取り返して欲しいとの依頼を受けた。
そこで、急遽カンダタについての情報を集め、北に向かった。
ロマリアの大陸に出現するモンスターは、どれも強力で、
特に誘いの洞窟にも居たキャタピラーとロマリア北部の山岳地帯に生息する
彷徨う(さまよう)鎧が強敵だった。
彷徨う鎧は、キャタピラーと同じく攻撃力、守備力、HPが高く、
ホイミスライムを呼んで、HPを回復させたり、更に、痛恨の一撃を繰り出して
大ダメージを与えて来るかなりの強敵だ。
だが、チェルトはLV10、既にルカニを習得しているので、ルカニで守備力を下げて、
鉄の槍で2~3回突付いてやれば、呆気無く倒す事が出来た。
こうしてロマリアを出発して直ぐの所に、祠、いや、どちらかと言えば関所の様な建物が見えてきた。
立ち寄ってみると、兵士が一人いて、黒っぽい扉があるだけだった。
ここには後々来る事になる。
更に北上すると、山の中に何やら大きな建物が見えてきた。
中に入って暫くすると、突然目の前に一人の男性が落っこちてきた。
話を聞くと何やら「いつかは上がってやる」だのわけの分からない事を言っていた。
奥に進んでみると、台座があり、その両脇にはサイコロを持った二つの金色の像があった。
台座とは反対方向にあった階段を上がってみると、この建物が一体何なのかがようやく理解できた。
ここはすごろく場だったのだ。
すごろくをする為に必要な、双六券を持っていることを思い出し、
試しにすごろくをやってみる事にした。
ここではサイコロを十回振ることが出来、その十回の内にゴールにたどり着かなければいけない。
そして、止まったマスに描かれている絵柄によって様々な事が起こる。
例えばサイコロに+1と絵柄が書かれていれば、サイコロの持ち数が1増えたりだとか、
スライムの絵が描かれていればモンスターとの戦闘になったりする。
中でも、クエスチョンマーク(?のマーク)が書かれているマスは特殊で、色々な事が起こる。
戦闘に入ったり、能力値や性格が変わったりなど様々だ。
そして、ゴールするとその時点では強力な装備や貴重なアイテムが手に入る事が多い。
すごろく場は世界中に五箇所あるが(その内の一つは隠しすごろく場)今回立ち寄ったのは
最初のすごろく場、つまり、第一のすごろく場である。
すごろくの最中、いろいろなアイテムが手に入った。
マス目の絵柄が宝箱やタンス、壺などの場合は、
中身を調べる事によって、中にあるアイテムを手に入れる事が出来る。
中でも、ブーメランと言う武器は、一人旅で無くとも、かなり役に立つ武器である。
何故なら、このブーメランと言う武器は、一回の攻撃で、敵全体にダメージを与えられるからだ。
しかし、僧侶はブーメランを装備する事が出来ないので余り意味は無いが…
すごろくを終え、更に北上すると、村が見えてきた。
カザーブと言う村である。
ここは、熊を素手で倒したといわれる武道家の墓骨を埋めた村でもある。
その為か、この村の武器・防具屋では、武道家の装備を扱っている。
この他にも戦士などの装備も扱っている。
この村で装備を整えた後、宿で一泊した。
この時点でのLVと装備は
LV14
武器 鉄の槍
鎧 鎖帷子
盾 鱗の盾
兜 木の帽子
装飾品 無し
この後は、進路が三方向に分かれる。
西に行けば、ロマリア城から金の冠を盗んでいったカンダタがいるシャンパーニの塔。
北上すれば、村人全員が眠らされていると言う町、ノアニール、エルフの里、そして地底の湖へ。
最後に、ロマリアから東に行けば、二つの顔を持つ町アッサアーム、砂漠の城のイシス・ピラミッドへ。
何処から行くのが一番スムーズの進めるかを考えてみた所、
まず、今現在の目的である
「金の冠を取り戻す」
と言う事を考えてみると、一番最初に行くべきの様な気がするのだが、
ここに最初に行ってしまっても、肝心のカンダタに勝てない。
何故なら、カンダタの攻撃力に、チェルトの守備力が追い付いていない為だ。
そこで、まず他の所に行き、もっと守備力を高めてから行くべきだと言う事になった。
と言う事から、シャンパーニの塔は後回しと言う事になる。
次に、ノアニール方面について考えてみる。
ノアニール方面は、強力なボス敵が居ない為、楽な様な気がするのだが、ここでは、雑魚敵が強い。
一回の戦闘での消耗が激しいのだ。
なので、ここも守備力を高めて、少しでも戦いを楽にする為、シャンパーニの塔と同様に後回し。
最後に残ったアッサラーム、イシス方面は、最初の方でもよく述べていた、星振る腕輪がある。
しかし、アッサラーム方面の敵は非常に強力な為、
カンダタを倒せない様なLVで行っても返り討ちに遭うだけだ。
ただ、少々卑怯な気もするが、戦闘から逃げ続ければ、高い確率で到着できる。
ただし、戦闘から逃げ出した後は、しっかりHPの回復を行わなければ、確実に全滅するので
薬草を大量に買い込んで置いた方が良い。
と言う訳で攻略順は、
アッサラーム→イシス→シャンパーニの塔→ノアニール→エルフの里→地底の湖→ピラミッド
と言う順番になった。
そこで、早速カザーブの村を出てアッサラーム方面に向かう。
ロマリア周辺の敵ならばどうにか撃退できるので苦労はしなかったが、
やはりアッサラーム方面の敵は強い。
アッサラーム地方の敵の特徴は
暴れ猿 攻撃力が高い 仲間を呼ぶ 痛恨の一撃を繰り出す。
キャットフライ 仲間を呼ぶ 痛恨の一撃を繰り出す *1マホトーンを唱える。
バンパイア *2ヒャドを唱える。
バリイドドッグ 仲間を呼ぶ *3ルカナンを唱える。
と言った所だ。
*1 マホトーン 相手の呪文を封じる。
*2 ヒャド 最下級の冷気呪文。 相手に約30ポイントのダメージを与える。
*3 ルカナン 相手の守備力を下げる呪文。ルカニと違い、対象が敵グループへと広がった。
モンスターから逃げ続けて、どうにかアッサラームに到着した。
このアッサラームは二つの顔を持つ町として知られている。
何故「二つの顔」を持つ町なのかと言うと、
朝や昼は、ボッタクリの店がある以外に何の変哲も無い普通の町なのだが、
夜になると、アッサラーム名物のベリーダンスが始まるのだ。
ボッタクリの店は、普段なら8Gで買える薬草を64Gで売りつけて来るとんでもない店なのだ。
夜はベリーダンスの他にも、新たな武器・防具屋が開店したりもする。
アッサラームで装備を整え、イシスに向かった。
この時の装備は
武器 鉄の槍
鎧 鎖帷子
盾 鱗の盾
兜 毛皮のフード
装飾品 無し
アッサラームからイシスに向かう途中には、すごろく場があるが、ここには行かなかった。
理由は、その存在を忘れていたからだ…
しかし、イシスまでは更に敵が強くなるので注意が必要になる。
敵の特徴を大まかに説明すると
地獄のハサミ 守備力が異常に高い。 スクルトを唱えて来る。
スクルトの効果がグループではなく、全体に広がっている。
火炎ムカデ 火の息を吐いて来る。
人食い蛾 マヌーサを唱えて来る。 仲間を呼んでくる。
ミイラ男 攻撃力が高い。
と言った所だ。
中でも厄介なのが地獄のハサミと火炎ムカデで、
地獄のハサミは守備力が高い上に、スクルトを唱えて来ると言うのだからたまらない。
火炎ムカデの火の息は、火炎属性の攻撃なので、火炎属性に耐性のある防具を装備しなければ、
幾ら守備力を高めてもダメージを軽減する事が出来ない。
この二匹に気を付けていれば、比較的楽にイシスに到着出来るだろう。
そしてイシスに到着した。
イシスは、アッサラームの南西の、広大な砂漠に位置している。
そして、イシス城には、星振る腕輪がある。
ここで装備を整え、カザーブに戻り、カンダタから金の冠を取り返しに行く。
この時のLVと装備は
LV 16
武器 ホーリーランス
鎧 鎖帷子
盾 鱗の盾
兜 鉄兜
装飾品 星振る腕輪
そしていよいよシャンパーニの塔に乗り込む時が来た。
シャンパーニの塔は、余り厄介な敵も出現しないので楽だったが、
カザーブ周辺にも出てきた「キラービー」が難敵だった。
一人旅の難関は、敵の集中攻撃と一部の敵が使って来る「麻痺攻撃」だ。
当然HPが無くなれば全滅するし、
麻痺などで、全員が戦えない状態になればこれも当然全滅扱いになってしまう。
そして、このキラービーは、麻痺攻撃をしてくるのだ。
キラービーが、一体の時は一撃で倒せるので問題は無いのだが、二体以上居る時は、
一体倒しても、もう一体がこちらを麻痺させてくる可能性があるので、油断出来ないのだ。
念には念を、と言う事で、キラービーとの戦闘は全て逃げていた。
そうしている内に、塔の頂上に到着したようだ。
カンダタの子分と思われる奴が二人居た。
接近すると、お頭に知らせに行くとか言って、逃げて行ったので、
後をつけてみた所、予想通り親分と対面した。
しかし、落とし穴のトラップで下に落とされてしまった。
慌てて階段を上ってみたがカンダタ達はもう逃げ出した後らしく誰も居なかった。
恐らく後ろの穴から飛び降りて逃げたのだろうと思い、こちらも飛び降りる。
予想通り、カンダタ達は未だ目の前に居た。
そこで金の冠を取り返そうと戦闘に入った。
カンダタは、DQⅢでの最初のボス敵なのでやはり強い。
しかし、星振る腕輪やイシスの装備が有る為、楽勝だった。
こうして金の冠を取り戻し、一路ロマリアへ。
一度カザーブで一休みした後、ロマリアへ向かった。
幸い、あの厄介なキラービーは出て来なかったので、非常に楽にロマリアに到着した。
ロマリア王に金の冠を返した後、直ぐにカザーブの北、ノアニールへ向かった。
ロマリアで金の冠を王に返した後、勇者が生きていれば、
勇者が一時的に、ロマリアの王様になると言うイベントが発生する。
しかし今回は、僧侶一人旅なので勇者は常に死亡の状態で無ければいけないので
このイベントは発生しなかった。
その後ノアニールに到着。
ノアニールは、村人全員が眠っていると言う、不思議な村だ。
とりあえず、村のタンスや壺などを調べてアイテム収集に励んでいた。
その時、眠っていない人が居た。
話を聞いてみると、この、ノアニールの西にエルフの里があると言う。
そして、この村がこうなってしまった理由も…
エルフの里に向かってみると、エルフの里と言われるだけあってエルフが大勢居た。
しかし、中には人間の姿もあった。
エルフは、人間とは口を聞こうともしない様だ。
なので、エルフの里に居た人間に話を聞く事にした。
ノアニールの村人全員が眠ってしまった理由、それは、
ノアニールに住むある青年が、若いエルフの娘と駆け落ちしてしまった事にあるらしい。
それをエルフの女王が勘違いして怒ってしまい、ノアニールの村に呪いを掛けたとの事だった。
そして、その時にこの二人が持ち出した宝石、
「夢見るルビー」をエルフ達に返せば村の呪いを解いてくれると言う。
その夢見るルビーが、このエルフの里の南に位置する「地底の湖」と呼ばれる洞窟にあるという。
早速、夢見るルビーを探しに地底に湖へ行った。
洞窟だけあって、ここのモンスターは、外のモンスターとは比較にならないくらい強力だ。
しかし、以前アッサラームに行った時にも出て来たモンスターも居た。
地底の湖に出現する新出モンスターを説明すると
マタンゴ 眠り攻撃や*1甘い息で、こちらを眠らせてくる。
*1甘い息 モンスター専用特技。パーティ全体を眠らせる。
この他にも、バンパイアやバリイドドッグなどが出現する。
この地底の湖のある場所に、触れればHP・MPが全快する回復の泉が湧き出ている場所がある。
だから、この地底の湖の探索は、この回復の泉を中心に行っていけば良いと言う事になる。
ここの宝箱には、鉄の槍や皮のドレス、銀のロザリオ等があった。
そして最深部に到着した。
最深部には、宝箱が一つあるのみだった。
その宝箱を開けてみると、夢見るルビーがあった。
そして、書き置きも…
その書き置きは、駆け落ちをしたあの二人の書いた物だった。
この世で一緒になれないのなら、天国で一緒になると…
この事をエルフの里の女王に報告し、夢見るルビーを返すと、目覚めの粉と言うアイテムを貰った。
これをノアニールの村で使えば村人にかかっている呪いが解けると言う。
その言葉を信じ、ノアニールに向かい、そして、目覚めの粉を使った。
すると、次々に、村人が目を覚ましていった。
この、ノアニールには、僧侶や魔法使いの装備が売られている。
魔導師の杖や、身かわしの服などがそうだ。
ここで装備を整え、残るはイシスのピラミッドを攻略するのみとなった。
その時の装備は
武器 ホーリーランス
鎧 身かわしの服
盾 鱗の盾
兜 木の帽子
装飾品 星振る腕輪
早速イシスに向かった。
そしてイシスで一休みし、イシス女王に冒険の書に記録をしてもらい、
いざピラミッドに向かおうと思ったその時。
何やら子供の歌声が聞こえてきた。
その歌に興味を持ち、暫くその歌を聴いていた。
その歌の内容とは、
「まん丸ボタンは不思議なボタン
まん丸ボタンで扉が開く
東の西から西の東へ西の西から東の東へ」
と言う内容の物だった。
どうやらこの歌は、イシスに伝わる童歌らしい。
この童歌を深く心に刻み込んだ後、北上し、ピラミッド攻略に乗り出した。
ピラミッドで注意する事は、人食い箱の宝箱には手を出さない。
マミーの痛恨の一撃
大王ガマのラリホー
の三点だ。
人食い箱は、この時点では考えられない程の攻撃力を持っている。
マミーの痛恨の一撃は人食い箱の攻撃に比べれば可愛いものだ。
しかし、人食い箱は一体でしか出現しないが、
マミーは最大で四体一辺に出現するので、注意が必要だ。
大王ガマのラリホーは、マホトーンで封じれば何の問題も無い。
上記事項を守っていれば苦労はしない筈だ。
そして、ピラミッドはアンデッド系モンスターが多数生息しているので、
昇天呪文のニフラムが力を発揮する所でもある。
具体的な攻略法は、
ミイラ男やマミーにはニフラム。
大王ガマにはマホトーン。
笑い袋には直接攻撃
人食い箱の宝箱には触れない。
と言った所だ。
ピラミッドの一階にある宝箱は全て人食い箱だった様な気がしたので、一階の宝箱は全て無視。
二階も楽々クリアー。
ただアイテムは全て無視して進んでいる(人食い箱かどうか覚えていない)
そして三階に到着。
ここは、イシス城で聞いた童歌が役に立つ(童歌については上記を参照)
童歌の通りにボタンを押して、難なく魔法の鍵を入手する事が出来た。
そして、ピラミッドの四階に突入(本来ならば、ピラミッドは魔法の鍵の入手が目的である為、
魔法の鍵のある三階で攻略を止めても良いのだが、
四階には沢山の宝箱があるので、それを入手しようと思ったのだ)
四階にある宝箱(全部で十二個)には、あるトラップが仕掛けられている。
そのトラップとは、宝箱を開けるとミイラ男四体が襲い掛かって来ると言うものだ。
しかし、ミイラ男はゾンビ系のモンスターである為、ニフラムが有効である。
ニフラムでミイラ男を成仏させながら、宝箱の中身を入手して行った。
そしてピラミッド五階。
ここは、遊び人が装備出来る派手な服がある以外に、特に何も無い小部屋だ。
そしてピラミッド最上階。
ここには小さなメダル1枚が落ちている。
小さなメダル回収後、てっぺんから一気に落ちてイシスに戻った。
イシスで一泊した後ロマリアに戻り、冒険の書に記録(これから未知なる世界へ行くので)
その後、ロマリアの北にある関所を通り、辿り着いたのがポルトガである。
当然ポルトガに到着して、装備を整えようと武器・防具屋に行ったのだが、
ここでは僧侶が装備出来る物が売られていなかった為、残念ながら装備はこのままと言う事になった。
ポルトガは町の直ぐ隣に城がある。
城があるのだからやはり王様に謁見するべきだろう。
と言う事で、王様に謁見しに行く途中、宝箱を三つ見つけたので、
ついでにその宝箱の中身を拝借してしまった。
その後、改めて王様に謁見すると、王様は黒胡椒なる物が欲しいらしい。
黒胡椒は、東の土地に行けば手に入ると言う。
ドワーフのノルドと言う者が道を作ってくれると言う。
そこで王の手紙を貰い、早速ドワーフのノルドに会いに行った。
ドワーフのノルドが居る場所はアッサラームの北、岩山に面した洞窟である。
そして、ノルドの目の前で、ポルトガ王の手紙を読むと、バーンの抜け道へ行かせてくれた。
そして新しい、未知なる土地へと歩を進めていった。
バーンの抜け道から南へ向かい、バハラタの町に到着した。
ここで、モーニングスターと魔法の盾を買い、宿で一泊した。
武器 モーニングスター
鎧 マジカルスカート
盾 魔法の盾
兜 毛皮のフード
装飾品 星振る腕輪
マジカルスカートはピラミッドの四階にあった宝箱の内の一つにあったものだ。
ただ、バーンの抜け道からバハラタまでに出現するモンスターは、どれも非常に強力だった。
そのモンスターの説明をすると、
デスジャッカル マヌーサを唱える。 仲間を呼ぶ。
ハンターフライ ギラを唱える。 仲間を呼ぶ。
マージマタンゴ ヒャド・ホイミを唱える。
アントベア 攻撃力が高い。
中でも苦労したのがアントベアで、集団で現れる事が多いので、
その高い攻撃力の餌食となってしまう事が多い。
しかし、バハラタで購入した魔法の盾のおかげで、殆どダメージを受ける事が無くなった。
そのまま町を探索していると、老人と青年が言い争いをしていた。
話を聞いてみると、この青年グプタの恋人のタニアが、攫われてしまったと言う。
老人が、タニアを助け出してくれと頼んできたが、グプタは、
「見ず知らずの旅人に頼むわけには行かない、自分が助けに行く」
と言い、老人が制止するのも聞かず、走り去ってしまった。
どちらにせよ、困っている人を放って置く訳にもいかないので、グプタを追って人攫いの洞窟へ。
この洞窟は、地下一階・地下二階の二階層からなる洞窟で、地下一階は小さな部屋がたくさんあって、
さながら迷路の様な所だ。
そして地下二階は、奪った宝を置いておくと思われる部屋、
城の牢屋の様な頑丈な扉のある部屋の二部屋と、それらを繋ぐ通路で成り立っている。
ここで注意する事は、地下一階には宝箱があるが、この内の幾つかは人食い箱だと言う事。
なので、ここでも宝箱は開けなかった。
地下二階に下りると、なにやら、人攫いの手下の様な奴がいた。
その名はカンダタ子分。
以前シャンパーニの塔で戦った、あのカンダタの子分だった。
こちらに気が付いて、
「俺達の仲間にして欲しいのか?」
などと見当違いの事を言ってくる。
いいえと答え、戦闘に。
三人で襲い掛かってきたが、以前シャンパーニの塔で戦った時のままの強さなので楽勝。
急いでグプタとタニアを探す。
グプタが捕らえられている方の扉がある方の奥に扉を開けるレバーを発見。
すぐさまレバーを操作して扉を開ける。
グプタとタニアが再会し、二人が帰ろうとしたその時、カンダタが登場。
今度はカンダタも、その子分達も強くなっていた。
カンダタは、更に攻撃力が上がり、
カンダタ子分は、ルカナンを唱える事が出来る様になっていたりと
中々強くなってはいたが、こちらも強くなっている。
ルカニやマヌーサを使い楽勝。
相変わらず命乞いをしてくるカンダタ。
断り続けても時間の無駄なのですぐにはいを選びイベントを進める。
そして、バハラタに戻り、無事に黒胡椒を手に入れる事が出来た。
この後は、転職が出来るダーマ神殿に行くか、一度ポルトガに戻るかを考えたが、
先にダーマ神殿に行く事にした。
ダーマ神殿に到着したが、ここには店が無かったので、
一休みして悟りの書があるガルナの塔に向かった。
ガルナの塔に出現するモンスターは
大くちばし 二回攻撃をしてくる。
キラーエイプ 攻撃力が高い。仲間を呼んで来る。
ガルーダ ベギラマを唱えて来る。
スカイドラゴン 燃え盛る火炎を吐いて来る。
痺れアゲハ 麻痺攻撃をしてくる。
メタルスライム 経験値が高い。メラを唱える。すぐに逃げる。守備力が異常に高い。
中でも厄介なのがスカイドラゴンで、燃え盛る火炎は約40ダメージを受けてしまう。
地上界にある、僧侶の装備の中で、炎や吹雪を軽減出来る防具は無い。
大体LV32くらいで習得出来る*1フバーハで、対処するしかない。
*1フバーハ 火炎や吹雪のダメージを軽減する呪文
しかし、この時点でLV32と言うのはまず有り得ない。
なので、こまめに回復しながら戦うしかない。
そうして、どうにか悟りの書を入手。
ただ、僧侶一人旅では転職を禁じられている為、悟りの書を手に入れても意味は無いが…
次に、最果ての村ムオルに向かう。
途中、宿屋があるのでここを拠点にLVアップを図るのも良いだろう。
ムオルに向かう途中、ここら辺から敵が変わる。
豪傑熊(ごうけつぐま) 攻撃力が高い。
スライムつむり ヒャド・ラリホーを唱える。仲間を呼ぶ。
ベビーサタン 冷たい息を吐いて来る。イオナズン・メガンテを唱える(MP不足の為不発)
その他ガルナの塔の一部のモンスター
装備がしっかりしていれば恐れる程ではないが、
スライムつむりのラリホーには気を付けなければいけない。
そしてムオルに到着。
ここでは、僧侶が装備出来る新しい防具は無かったが、
勇者の父オルテガの身に着けていた兜が手に入る。
但し、勇者本人が生きていなければ貰う事が出来ないが…
特に収穫も無かったので、キメラの翼でポルトガに戻り、船を入手。
ポルトガのすぐ南に、祠の様な建物があったので行ってみた。
すると、そこには牢屋のような扉の向こうに、旅の扉があった。
近くにあった階段を上っていくと、荒くれ者の格好をした一人の男が居た。
その男が言うには、
「ここから南 陸に沿って舟をこげばやがてテドンの岬を回るだろう。
そしてテドンの岬からずっと東へ行けばランシール。更にアリアハン大陸が見えるだろう。
アリアハン大陸からずっと北へ船で行くと黄金の国ジパング。
で 世界のどこかにある 6つのオーブを集めた者は船を必要としなくなるって話だ。
とにかく南に行ってみな。」
と言う事らしい。
その言葉に従いまず南に向かってみる事にした。
すると、教会が見えてきた。
続いてテドンの村に到着した。
このテドンの村は、バラモスの呪いにより、夜は、何の変哲も無いただの村なのだが、
昼になると、村人全員が骸と化してしまうのだ。
ここに着いた時はもう夜だったので皆蘇っていた。
とんがり帽子を購入。
宿屋で一泊して闇のランプを入手し、村を去った。
テドンの岬から東に行きランシールに到着。
ここランシールは消え去り草を売っている町で、地球のへそにつながる神殿もある。
但し、地球のへそに行くには最後の鍵が必要なのだが…
最後の鍵を手に入れるため、消え去り草を買った後、エジンベアへ。
ここは主人公達を田舎者呼ばわりする人が住んでいる城だ。
城の前には田舎者は通さないとか言っている兵士が居る。
消え去りそうで姿を消し、城内へ。
地下の謎を解き、乾きの壺を手に入れる。
ここから一路東へ。
浅瀬が固まって存在する場所で乾きの壺を使い、祠を出現させる。
最後の鍵入手。
更に、骸骨が何か、ギアガの大穴が何だとか言っていた。
キメラの翼でランシールに戻り地球のへそに突入。
ここは一人で行かなければいけない所なのだが、元々一人なので関係無い。
ミミックの可能性のある宝箱は全て無視。
敵はダーマ神殿地方までの敵しか出現しないので戦闘は楽。
大地の鎧、ブルーオーブ入手。
次に、最後の鍵を手に入れたので、
最後の鍵を使わなければ入れない場所にあるアイテムを回収すべく世界中を巡った。
道中テドンでグリーンオーブ、アリアハン大陸の東、海賊のアジトでレッドオーブを入手。
これでオーブが三つ、つまり半分手に入った。あと三つ。
一度アリアハンに戻り商人を登録。名前はアイス。
戦闘で即殺害。
スーの村の東の集落でアイスを復活し、お爺さんの街造りの手伝いの為にアイスと分かれる。
お爺さんが、お礼に雷の杖の在る場所を教えてくれた。
そんなこんなで
チェルト LV32
武器 モーニングスター
鎧 魔法の鎧
盾 魔法の盾
兜 とんがり帽子
装飾品 星振る腕輪
LV32でフバーハを習得したのでジパングへ。
理由は、やまたのおろちを倒し、パープルオーブを入手する為。
やまたのおろち 攻撃力が高い。燃え盛る火炎を吐き出して来る。
後、ボス敵なのでHPが高いと言うモンスターだ。
ただ、直接攻撃はマヌーサ。
燃え盛る火炎はフバーハで軽減出来るので苦戦はしなかった。
が、二回戦うので、一回目が終わったら出現する旅の扉に入って、
いったんジパングから出て宿屋などで回復した方が良い。
二回目も一回目と同じ戦略が通用する。
やまたのおろちを倒し、パープルオーブ入手。
ここで、自分の不注意によりデータが消える。
この後は、同じ様な事をしてやまたのおろちを倒した所まで進め直した。
相違点は、と言えば、性格が頭脳明晰からセクシーギャルに変わった所くらいだろう。
頭脳明晰は賢さや体力が高かったが、
このセクシーギャルと言う性格は、
全ての能力値が高いと言う最高の性格なのだ。
再びパープルオーブを入手し、スーの村の北にあるたびの扉からサマンオサへ。
サマンオサ周辺の敵はかなり強力で、中々進めなかったが、
こまめに回復しながら、どうにかサマンオサに到着した。
ここでは、僧侶が装備出来る最強の武器、ゾンビキラーが売られている。
当然ゾンビキラーを買い、地上界最強装備を整えた。
この後、王様に謁見したが、有無を言わさずに牢屋に入れられてしまった。
最後の鍵で脱出し、兵士の独り言をヒントに地下牢を抜け、
先代の王様が、捕らえられている牢屋に着いた。
王様の話によると、何者かが変化の杖を奪い、サマンオサの王様になりすましていると言う。
そこで、真実を映すと言われているラーの鏡を入手すべくサマンオサ南の洞窟に向かった。
ゾンビマスターのマホトラ音頭、シャドーのヒャダルコなどに苦戦しつつも何とかラーの鏡を入手。
偽の王様の正体を暴く。
ボストロール戦。
戦績15戦1勝14敗。
ボロボロだ。
何故こんなに勝てないのかと言うと、まず、HPが足りない。
次にボストロールの痛恨の一撃が厄介。
最後に、ボストロールがルカナンを使って来ると言う事。
HPが足りないのはLVを上げれば解消できる。
ルカナンは装備し直せば守備力を元に戻せる。
痛恨の一撃は食らったら、HPにもよるが、まず生き残る事が出来ないので諦めるしかない。
実際の戦略は、まず、最初のターンにルカニでボストロールの守備力を下げる、
効かなければ繰り返し唱え続ける。
次に、HPに余裕があったら攻撃、ボストロールは二回攻撃なので
その二回の攻撃に耐えられるHPが無ければ回復という事の繰り返しだ。
但し、痛恨の一撃は対処の仕様が無いので、食らったら諦めるか、
もしもHPが残っているのなら、回復して戦闘を続ける。
どうにかボストロールに勝利し、変化の杖を手に入れた。
変化の杖は自分の姿を、他の人やモンスターに変える事が出来るアイテムだ。
変化の杖で、ホビットやモンスターに変身すると、ノアニールの東、
エルフの里で、変身している間のみアイテムを買う事が出来る様になる。
ここで、祈りの指輪と眠りの杖を購入した。
スーの村の北に、変化の杖を欲しがっている老人が居る。
そこで、変化の杖を渡すと、お礼に船乗りの骨と言うアイテムをくれた。
早速使ってみると、南に何歩だとか表示されたのでその場所まで行ってみた。
すると、そこには幽霊船があった。
幽霊船に乗り込み、中を探索し始める。
ミミックの宝箱があるので宝箱は、重要なアイテムが入っている物以外は全て無視。
出現するモンスターは
ガニラス 痛恨の一撃を繰り出して来る。
テンタクルス 二回攻撃をして来る。
その他、海上のモンスター。
ここら辺のモンスターは、エルフの里で購入した眠りの杖のおかげで、苦労せずに倒す事が出来た。
そして、愛の思い出を入手した。
その後、オリビアの呪いを解く為に、オリビアの岬へ向かった。
歌声が流れた後、愛の思い出を天にかざす。
オリビアとエリックが再開し、呪いが解ける。
その先に進むと、何やら牢獄の様な場所に着いた。
どうやら、ここはサマンオサで聞いた剣士サイモンが閉じ込められた牢獄らしい。
サイモンの魂と会話し、その言葉通り、亡骸の傍を調べる。
ガイアの剣入手。
そして、アッサラーム南の火山にガイアの剣を投げ入れる。
ネクロゴンドの火山が噴火し、新たな道が出来る。
しかし、ここの敵が強い。
トロル 攻撃力が高い。痛恨の一撃を繰り出して来る。
フロストギズモ 冷たい息を吐き出してくる。ヒャダルコを唱える。
ミニデーモン メラミを唱える。
ここの雑魚敵に苦戦したので、LV上げ。
LV40までレベルアップした。
ネクロゴンドの洞窟へ。
出現するモンスターは、強力なモンスターばかり。
ライオンヘッド ベギラマを唱える。
ホロゴースト ザキを唱える。
地獄の騎士。 焼け付く息を吐いて来る。二回攻撃。
ガメゴンロード マホカンタを唱える。守備力が高い。
踊る宝石 マヌーサなどの補助呪文を唱える。Gが高い。
はぐれメタル 経験値が高い。守備力が異常に高い。すぐに逃げる。ギラを唱える。
ネクロゴンドの洞窟で、稲妻の剣・刃の鎧入手。
稲妻の剣は、戦闘中に使うとイオラの効果があるのでかなり重宝する。
…が、使えない。
どうやら装備出来ないと使えない様だ。
ネクロゴンドの洞窟を抜け、シルバーオーブ入手。
スーの村の東の街に行ってみると、大規模な町に発展していた。
この町の名前は、商人の名前に後ろにバーグと言う言葉を付けたものになる。
つまり、今の商人の名前がアイスだから、この町に名前は、アイスバーグと言う事になる。
しかし、住民の中には、アイスのやり方に反発する者も居た…
そして、その日の夜。
アイスバーグの牢屋の裏で、数人が何やら話をしている。
アイスのやり方にはもうついていけないとか革命を起こすだとか言っていた。
そして、ついに革命が起こってしまった。
アイスは牢屋に入れられ、会いに行くと、自分の屋敷の椅子の裏を調べろと言う。
すると、イエローオーブを見つけた。
ついに、全てのオーブが揃った。
レイアムランドの祭壇にオーブを捧げに行く。
レイアムランドにて、ラーミア復活。
最終目的であるバラモス城へ向かう。
本来の目的であるバラモス討伐は、もう、すぐ目の前に迫っている。
バラモス城のモンスターは
エビルマージ マヒャドを唱える。補助呪文を唱える。
動く石像 攻撃力が高い。痛恨の一撃を繰り出して来る。自然回復効果が有る。
スノードラゴン 冷たい息・氷の息を吐き出して来る。二回攻撃。
ホロゴースト ザキ系の呪文を唱えて来る。
はぐれメタル 経験値が高い。すぐに逃げる。守備力が異常に高い。ギラを唱える。
しばらくバラモス城でアイテム入手した後、バラモス戦へ。
まずは、当然正攻法で戦ってみる。
ここで新発見が。
バラモスには、ラリホー・マヌーサが効く。
これで、直接攻撃にはマヌーサ。火炎にはフバーハ。呪文にはマホトーン。
と言うバラモス対策が出来上がる。
しかし、呪文には、魔法の盾と鎧があるため、
封じてしまうと、逆に火炎の使用頻度が上がってしまい、受けるダメージが上がってしまう。
なので、あえて呪文は封じないで戦う事にした。
戦績4戦1勝3敗。
痛恨の一撃を出して来ない分、ボストロールよりも弱く感じた。
その時のステータスは
チェルト
LV41
力 105 HP 241 武器 ゾンビキラー
素早さ 212 MP 267 鎧 魔法の鎧
体力 119 攻撃力 172 盾 魔法の盾
賢さ 134 守備力 224 兜 とんがり帽子
運の良さ 142 装飾品 星振る腕輪
アリアハンに戻り、歓迎のパーティが開かれる。
その最中、突然雷鳴が轟く。
王の間に居合わせた兵士が一瞬にして全滅。
そして、ゾーマと名乗る者が現れた。
ゾーマは、バラモス城のすぐ近く、ギアガの大穴から来たらしい。
そこで、直ぐに行こうと思ったが、それなりの準備も必要なので、
まず、ラーミアで世界中を巡ってみた。
その中で、竜の女王の城で、光の玉と言う物を受け取った。
準備が整ったので、ラーミアの背に乗りギアガの大穴へと向かった。
そして、意を決し、ギアガの大穴に飛び込んだ…
ギアガの大穴を抜けた先には、一人の男性と男の子が居た。
その男性は、ここは朝の来ない世界、アレフガルドである事、
このアレフガルドは、ゾーマに支配されている事などを教えてくれた。
ここから船で東に行くと、ラダトームと言う城に着くと言う。
そこで早速船を借り、ラダトームを目指した。
すると、すぐに陸が見えてきた。
上陸してみると、いきなりモンスターに襲われた。
サラマンダーと言う、スカイドラゴンの上位に位置するスノードラゴン。
そのスノードラゴンの更に上に位置する、スカイドラゴン族の最強のモンスターだ。
サラマンダーは、地上界ではバラモス以外に使用してくる事の無かった
激しい炎を普通に吐き出して来た。
直ぐにフバーハで防御し、隙を見て攻撃を当てて倒したので対処したので事なきを得たが、
地上界と地下世界のモンスターの強さの違いを思い知る事になった。
強力なモンスター達の猛攻に苦戦しながらも、どうにかラダトームに到着した。
ラダトームで、ゾーマについての情報を収集している時、気になる話を聞いた。
勇者あの父親であるオルテガが、このラダトームに滞在していたと言うのだ。
しかし、記憶を無くしていたらしく、自分の名前以外は思い出す事が出来なかったと言う。
そのまま町や城を探索していると、太陽の石と言う物を見つけた。
何に使うのかはさっぱり判らなかったが、持っていても損は無いだろうと言う事で、
とりあえず、持って行く事にした。
このほかにも、ラダトーム城では、妖精の地図と言う物も貰う事が出来た。
オルテガの事は気にしつつも装備を整え次なる町に向かった。
砂漠の町ドムドーラ。
ここには特に立ち寄る理由など無かったが、
強いて言えば、休息の場として利用する為だけに立ち寄ったのだ。
砂漠を渡り、進んでいると、祠の様な建物が見えてきた。
中に入ってみると、神秘的な雰囲気が漂っていた。
以前、光の玉をくれた竜の女王が居た城の様な感じだった。
階段があり、上ってみると、いかにも神秘的な雰囲気を漂わせている女性が居た。
話をしてみると、旅立ちの日の朝、勇者の夢に出て来たのは自分である
など、いろいろな話をしてくれた。
そして、最後に雨雲の杖と言う杖を貰った。
祠から出て、再度歩き出した。
高い塀、そして険しい山脈に囲まれた町、メルキドに着いた。
しかし、この町に着いてから、暫く町の様子を観察してみた所、愕然とした。
このメルキドの町の住民の殆どが、絶望のあまり完全に無気力になってしまっていたのだ。
しかし、この町の中央に位置する予言所で
「魔王の島に渡るには太陽の石・雨雲の杖・聖なる守り、この三つを携え聖なる祠へ向かうが良い。」
との予言を受けた。
太陽の石・雨雲の杖は、既に入手済み。
残る聖なる守りは、情報によると、精霊ルビスの愛の証だそうだ。
なので、精霊ルビスを探さなければならない。
そこで、一端ラダトームに戻り、情報を仕入れ直した所、今度はマイラと言う村の情報を得た。
早速マイラの村に向かった。
マイラの村に行くには、ラダトームから船で大陸を回っていかなければならない。
その途中、アレフガルドの、海に生息するモンスター達が襲い掛かって来たりもした。
モンスターは、どれも強力な奴ばかりで、決して楽ではなかったが、どうにかマイラの村に到着した。
マイラの村には、温泉があり、地上世界にあるジパングの鍛冶屋が経営する店もある。
以前ドムドーラの町で、このマイラの村の温泉の近くに、
妖精の笛と呼ばれる物があると言う話を聞いた事がある。
そして、その妖精の笛は、石像にされた精霊ルビスの石化を解く事が出来るらしい。
「マイラの村の温泉から南に5歩」
これが妖精の笛のキーワードだ。
実際にその言葉の通りに、温泉から5歩南に進み、その場所を調べてみると、妖精に笛を見つけた。
そして、マイラの村の北西に位置する塔に、精霊ルビスが封印されていると言う。
その塔は、宝箱こそ沢山あるが、中にはミミックが潜んでいる場合もあり、
安易に宝箱に近づくとミミックの餌食となると言う仕組みだ。
ただ、LVが高い場合、命の石を所持している場合には、ミミックは、
ただの雑魚同然の敵となるため、返り討ちにされてしまうのがおちではあるが…
それ以外にも、バリアフィールド(その上を通過するとダメージを受ける)や、
乗ると、進む方向が変わってしまう回転床もある。
これらの罠を潜り抜け、最上階に到着した。
最上階には、当然精霊ルビスが、石化されてたたずんでいた。
妖精の笛を吹き、ルビスの石化を解く。
そして、ルビスから聖なる守りを受け取った。
これで、ドムドーラの予言所に出てきたアイテムが、全て揃った。
しかし、肝心の聖なる祠の場所が分からない。
そこで、ラダトーム上の神父に貰った妖精の地図を見てみる事にした。
すると、まだ行った事の無い場所が数箇所あったが、
その中でも一際目立ったのが、マイラの南の大陸である。
何せ、まだ一度もその大陸には足を踏み入れた事が無かったのだ。
早速その大陸に向かってみた。
マイラ南の大陸に行く為に、あちこち歩いてみたが、
その大陸に続くと思われる場所は無く、そこまでは船で行くしかないようだ。
船を降り、探索を開始したが、
この大陸のモンスターは、今までで一番強力なモンスター達ばかりだった。
攻撃力の高いダースリカント、燃え盛る火炎を吐いて来るキメラ等だ。
どうにか戦闘をこなしつつ探索していると、町が見えて来た。
町はリムルダールと言う名前らしい。
この町では、悟りの書が、民家のタンスの中にあったりする等、不思議な町だ。
そして、この町にも予言所がある。
その予言の内容とは、
「雫が闇を照らす時、この島の西のはずれに虹の橋が掛かりましょうぞ」
と言う内容の物だった。
しかし、肝心の聖なる祠の情報は得られなかったので、再び妖精の地図を見てみる事にした。
まだ行っていない所…
地図を見ていると、リムルダールの南に小さな島があると言う事に気が付いた。
場所的にも結構近いので、そこに言ってみる事にした。
すると、偶然にも、そこは聖なる祠だった。
太陽と雨雲が合わさり、虹の雫を手に入れる。
これで、ようやく魔王の城に渡る事が出来る様になった。
一端ラダトームに戻り、ドムドーラ・メルキド・マイラそして、
リムルダールで、装備を万全の状態にし、56くらいまでLVを上げる。
56と言うLVは、ゾーマ上に出現するモンスターから、確実に逃げる事が出来る様になるLVに等しい。
そして、虹の架け橋を出現させ、ゾーマ上に突入した。
ゾーマ城1階
ここは、途中分かれ道があるが、扉のある方に行っても、
宝箱がある訳でもないので、行かない方が良い。
それ以外は、一本道なので、迷う事は無いと思う。
そして、ゾーマ城1階のトラップとして、石像が6体居る小部屋に入ると、
扉が閉まり、閉じ込められると言うトラップがある。
その小部屋の脱出方法は、その部屋に居る石像(大魔人)6体を全て倒すと言う事のみ。
大魔人は、攻撃力が高い上に、2回攻撃をして来るモンスターなので、
HPの残量には気を付けながら戦わなくてはいけない。
無事に大魔人6体を退け、小部屋から脱出し、部屋を出る。
すると、辺り一面バリアフィールドで、中心には玉座がある小部屋に出た。
僧侶は、毒の沼地やバリアフィールドのダメージを無効化する、
トラマナの呪文を習得する事が出来ない。
なので、ダメージを受けながら進むしかないのだ。
リムルダールの牢屋で、
「魔王城の玉座の後ろには隠し階段がある」
と言う情報があったことを思い出し、玉座の後ろに回り込み、足元を調べる。
すると、案の定隠し階段を見つける事が出来た。
ゾーマ城地下1階へ。
ゾーマ城地下1階
ここは、上り階段と下り階段があるだけのかなり小さな部屋だった。
下り階段を下り、地下2階へ。
ゾーマ城地下2階。
階段を下りた先には、更に下り階段があった。
しかし、先に地下2階の探索をしてから降りようと思ったので、
この階段は、ひとまず無視する事にした。
そして、道を進んでいくと、精霊ルビスが石化され、封印されていた塔にもあった、回転床があった。
恐らく先程の階段は、この回転床で落ちた時に着く所に繋がっているのだろうと思い、
先程の階段の事は忘れ、新たな階段を探し始めた。
ここは、ちょっとした小技がある。
その小技とは、地下1階から来た階段の直ぐ隣からずっと上ボタンを押しているだけで、
次の階への階段がある場所まで行けると言う物だ。
この小技を使い、あっという間に地下2階クリアー。
地下3階へ。
ゾーマ城地下3階。
ここは、複雑な迷路の様になっており、ここを抜け出すのはかなり難しい。
しかも、ゾーマ城のモンスターは強力なモンスターばかり。
なので、出来るだけ早く抜けないと、ゾーマ戦に支障をきたしてしまう。
但し、LV56あれば、完全に逃げ切る事も出来るので、それほど辛くは無いのだが…
少々時間が掛かったが、下り階段を見つけ、地下4階へ。
ゾーマ城地下4階。
階段を下りた先に大きな扉があった。
魔法の鍵でその扉を開け、先に進んでいくと、大きな池があり、そこに橋が架かっていた。
襲い来るモンスターを蹴散らしながら橋を渡っていると、何やら大きな音や、声がする。
不思議に思い、進んでみると、一人の男がやまたのおろちにそっくりな、
大きな紫色のドラゴンと戦っていた。
そのドラゴンは、キングヒドラと言う、ドラゴン族の中でもかなり高位に位置する、
やまたのおろちの更に上を行くモンスターであった。
そして、キングヒドラと一人の男の激しい戦いが続いている時、ふとある事に気が付いた。
ラダトームの町などで、たびたび耳にしていたオルテガの情報が思い出されたのだ。
そして、リムルダールの町で、オルテガが、ゾーマの城に渡ったと言う情報を聞いた事があった。
ゾーマ城に人間が居るとするならば、オルテガ以外には考えられない。
そんな事を考えている内に、いつの間にか、辺りは静まり返っていた。
キングヒドラの方を見てみると、先程戦っていた男が倒れているだけで、
キングヒドラの姿は何処にも見当たらなかった。
慌てて男の下に駆け寄ると、男は何やら話し始めた。
自分は、アリアハンの勇者オルテガである事。
自分は、ネクロゴンドの火山に落ち、そのまま記憶を失い、
ラダトームの城で手当てを受け、ゾーマを倒しに向かった事。
そして、最後に、アリアハンに行く事があったなら、アリアハンに居るあを訪ね、
世界を平和に出来なかった父を許してくれと伝えたくれ、と…
そのままオルテガは息を引き取った。
オルテガの死を見届けた後、ゾーマ城の探索を再開した。
ここからは、基本的に一本道で、途中に大きな扉があり、その奥には沢山の宝箱がある。
宝箱の中身を回収後、そのまま進んでいった。
階段を見つけ、下りる。地下5階へ。
ゾーマ城地下5階。
階段を下りた直後、異様な雰囲気に寒気を覚えた。
アリアハンの宴の時に感じた、邪悪な波動と同じ物を感じたのである。
それはつまり、ここにゾーマが居ると言う事を示している。
恐る恐る足を進めて行くと、祭壇の様な場所に着いた。
祭壇を登って行くと、不意に辺りが明るくなった。
そして、邪悪な気配がどんどん近づいて来るのが感じられた。
額の両側に2本の角があり、その額に中心には丸い目。
オレンジ色の衣を纏い、青い腕の4本指の非常に大きな怪物。
ゾーマ。今、チェルトの目の前には、大魔王ゾーマが居る。
すぐさま剣を抜き放ち、戦う体勢に入ったが、ゾーマは、あろう事か、
オルテガを殺したキングヒドラを呼び寄せたではないか!
ゾーマは、キングヒドラにその場を任せ、後ろに下がって行った…
そして、キングヒドラとの戦いが始まった。
ゾーマ城地下5階。魔王ゾーマの間。キングヒドラ戦。
キングヒドラは、打撃と火炎を織り交ぜて攻撃して来る。
火炎は、フバーハである程度の耐性を得られるので、高いダメージを受ける事は無いのだが、
打撃は、僧侶はスカラ系の呪文を使う事が出来ない。
なので、どうやってこの破壊的な攻撃力の打撃を防ぐ事が出来るのか、
これが、キングヒドラ戦の課題となる。
現時点での最高装備で身を固めていてもかなりのダメージを受けてしまう。
なので、禁断の防具、呪われた装備に手を出す事となってしまった。
その、呪われた装備とは、「般若の面」である。
般若の面とは、身に着けたものに、鉄壁の守備力を与えるが、
代わりに、その者の精神を破壊し、混乱させてしまうと言う副作用がある。
但し、DQⅢでは、一人の時に限り、混乱時でも、正常に行動する事が出来ると言うシステムが有る。
これを利用するのだ。
この般若の面のおかげで、キングヒドラの強力無比なパワーを抑える事が出来、
難無くキングヒドラを倒す事に成功した。
祭壇を下りると、急に辺りに霧が掛かってきた。
不思議に思いながらもゾーマの後を追っていると、見覚えのあるシルエットが浮かび上がってきた。
あれは、ゾーマの片腕であり、地上界の魔王である、バラモスのシルエットであった。
倒したはずの魔王バラモスが、今、自分の目の前に居る事への恐怖、絶望感に打ちひしがれながらも、
ゾーマを倒すと言う心の方が打ち勝ち、恐怖心を退け、バラモスと思われるその影に向かって行った。
ゾーマ城地下5階。魔王ゾーマの間。バラモスブロス戦。
視界が徐々に晴れて、影の正体が徐々に明らかになってきた。
その影の正体は、確かにバラモスであったが、バラモスに比べると、
体全体の色が青みがかっており、バラモスよりも、幾分小さく見える。
しかし、そんな事を考えている余裕は無く、いきなり攻撃を仕掛けてきた!
イオナズン。激しい炎。
イオナズンは、呪文耐性のある防具でダメージを軽減。
激しい炎はフバーハでダメージを軽減。
ゾンビキラーを抜き放ち、まずルカニで守備力を低下させる。
その間も、激しい攻撃は続き、回復を織り交ぜながら地道に剣での攻撃を当てていった。
すると、急にバラモスブロスの攻撃が激しくなった。
イオナズン。打撃攻撃。激しい炎。
なんと!3回攻撃をして来る様になったのだ!
しかし、バラモスブロスの体力も、もう残り僅か、最後の打撃を当ててバラモスブロスを倒した。
この2回の戦いで、かなり体力も精神力も消耗してしまっていたが、
般若の面の混乱の効果の為、移動中に回復をする事が出来ない。
そのまま歩を進めて行くと、いきなり強烈な打撃が襲い掛かってきた!
ゾーマ城地下5階。魔王ゾーマの間。バラモスゾンビ戦。
敵の気配を感じ、この打撃を上手くかわし、
攻撃をして来た者の方に目を向けると、またも愕然とした。
それは、骨だけになったバラモスの姿だったからだ。
ここまでバラモスを酷使しなくても良いだろうと言う、
ゾーマに対する新たな怒りがチェルトの心に現れつつも、
バラモスゾンビを放って置く訳にもいかず、戦う事になってしまった。
ゾンビ系のモンスターは、自我を持たず、ただ暴れる事しか出来ない哀れな魔物達が多い。
その為、生前と比べても、比べ物にならない程のパワーを発揮する事が多いと言うのも
ゾンビモンスターの特徴でもある。
それも、バラモスとて例外ではなかった。
バラモスの場合は、そこいらのゾンビモンスターとは、格が違う。
鉄壁の守備力をもたらすとされる般若の面でさえ、
易々と貫かれそうなほどの強力なパワーを持っていた。
しかし、ゾンビモンスターは自我を持たない為、幻影呪文に掛かり易いとも言える。
その為、僧侶が習得出来る幻影呪文、マヌーサを試してみた。
すると、思惑通り、バラモスゾンビは幻影に惑わされ、まともにチェルトを狙う事が出来なくなった。
この機を逃す訳にはいかないと、ゾンビキラーを手に、バラモスゾンビに向かって突進する。
そして、バラモスゾンビが弱って来ると、祈りの指輪で、チェルトのMPを回復させ始める。
MPが全快に近い状態になった所で、体力を完全に回復させ、止めを刺す。
ここまでの戦いで、かなり消耗してしまったが、
祈りの指輪の効果でほぼ完全に近い状態まで回復することが出来た。
そして、ゾーマとの戦いにおいて、必要不可欠だといわれている、
光の玉を手に、ゾーマのもとへ向かう。
焦る気持ち。死への恐怖。世界を平和にすると言う自らの使命。様々な思いが交錯する中、
チェルトはゆっくりと、そして確実にゾーマの元へ、足を進めていった…
ゾーマ城地下5階。魔王ゾーマの間。大魔王ゾーマとの決戦。
バラモスゾンビを倒し、ゾーマの元へ向かうチェルト。
祈りの指輪のおかげで完全回復し、万全の状態である。
そして、遠くに巨大な魔物の姿が確認出来た。
ゾーマである。
徐々に近づいてくる巨大な影。
恐怖と戦いながら進んで行く。
そして、ゾーマの目の前に着いた。
ゾーマは、座っていた玉座から、ゆっくりと立ち上がり、こちらを睨み付けた。
そして、ゾーマは何か呪文の様な物を唱え始めた。
すると、ゾーマの周りに邪気が集まり、まるで、衣の様な物になってしまった。
その直後、いきなりゾーマが攻撃を仕掛けてきた!速い!
かわしきれずに、チェルトは地面に叩き付けられてしまった。
その時である。
チェルトの懐から小さな球状の物が転がり出てきた。
…光の玉だ。
光の玉があれば、ゾーマの闇の力を抑える事が出来る。そう聞いた事があった。
必死に手を伸ばし、光の玉を手に取る。
そして、光の玉を天にかざした瞬間!眩い光が辺り一面を覆い尽くした!
そして、いつの間にかゾーマはチェルトから離れており、
ゾーマの周りにあった衣の様な物は、跡形も無く消え去っていた。
暫くして、チェルトが体勢を立て直すと、ゾーマも攻撃を仕掛けてきた!
しかし、先程ほど速くも、力強くも無く、比較的楽に攻撃をかわすことが出来た。
だが、ゾーマは、仮にも魔王。力を押さえ込まれたと言っても、
それが何時まで持つのかは分からない。
チェルトがゾーマに攻撃をしようと、走り出した瞬間!
ゾーマの強烈な冷気が襲い掛かってきた!
これは、マヒャドと呼ばれる冷気呪文の中の、最上級呪文だ。
幸い呪文を軽減出来る防具を装備していたので大事には至らなかったが、
安心していた時に、ゾーマの追撃が!
今度は、呪文等ではなく、本物の冷気、いや、これは冷気と呼ぶよりも、
吹雪と呼んだ方が良いだろう。凍える吹雪だ。
とっさにフバーハを唱え、対処したものの、
フバーハで軽減しても、かなりのダメージを受けてしまった。
ゾーマに近づくと強力な打撃や吹雪で押し返されてしまう、
かと言って強力な呪文を修得している訳でもない。
その時、光の玉の事を思い出した。
光の玉の様な、聖なる呪文ならダメージを与えられるかも知れないと思ったのだ。
聖なる呪文と言えば、回復呪文が思い付く。
そこで、一か八か回復呪文の最高峰、ベホマを試してみる事にした。チェルトがベホマを唱える!
すると、ゾーマがダメージを受けて、苦しみだした!
ゾーマが反撃をしてくるが、近距離からの攻撃ではない為、打撃なら楽にかわせるし、
呪文や吹雪も、充分な対策があるので、そんなに恐れる事ではなかった。
そして、ベホマは呪文である為、MPを消費してしまう。
しかし、MPは、祈りの指輪で回復出来るため、
残りMPが少なくなったら祈りの指輪で回復し、またベホマを唱える。
そして遂にゾーマの力は尽きて、ゾーマと倒す事に成功した!
最後にゾーマは、
「良くぞ私を倒した。だが光ある限り闇もまたある。
私には見えるのだ。何者かが再び闇から現れるだろう。」
との予言を残し、死んでいった。
ゾーマを倒したとの喜びを味わう暇も無く、ゾーマ城が崩れ始めた。
急いで脱出しようとするが、地割れに飲み込まれてしまう。
ゾーマ城の地割れに飲み込まれたチェルトは、魔王の爪跡と呼ばれる洞窟に飛ばされていた。
とにかく、一刻も早く外に出ようと急いでいると、急に後ろの方から大きな音が!
洞窟までもが崩れ始めていたのだ!
地割れに飲み込まれまいと、必死に走っていると、不意に音が止んだ…
振り返って確認してみたかったが、また何時崩れ始めるか分からないので早足にその場を後にした。
洞窟から出ると、遥か上空の方で大きな音がした。
チェルトは、このアレフガルド全体が崩れるのではないかと、不安になったが、そうではなく、
地上界と地下世界との繋ぎ目である、ギアガの大穴が閉じる音であった。
しかし、それは同時にもう二度と地上界に戻れないと言う事を意味していた。
そして、アレフガルドに、二度と来ないと思われていた朝が来た。
町に戻ったチェルトは、町人全員に歓迎され、宴のパーティに出席した、が、
勇者あの姿は、いつの間にか何処にも見当たらなくなっていた…
攻略レポートを読ませてもらったが、完璧な攻略である。
攻略期間は約2週間、そして運任せではなく1つ1つ敵の攻撃パターンを分析し
それに対する戦術で攻めている。
特にボストロール戦はルカナンをマホトーンで封じず、
装備をしなおすで対処し、ルカナンをわざと使わせターンを消費させる技や
普段はあまり目立たない効果の「マヌーサ」をバラモス、バラモスブロス、バラモスゾンビで効果的に使い、撃退するところなど見事である。
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