ソルジャー1stクラスのエリート戦士だ・・・・・・
だが・・・・・・・・・
エアリスに誉められ、ちょっと自信がついてきた。
まぁ・・・・・・俺をのせるために言っているのかもしれないが・・・・・・
とにかく、ティファのためだ。
仕方ない。
できるだけ、顔は見せないで、下を向いていてね。
後は、私が何とかするから。
でも、どうしても、しゃべらなくなったときは、
さっきの練習を思い出すのよ」
ティファがあの館にとらわれている・・・・・・
ティファ・・・・・
俺の幼友達であり・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初恋の相手でもあった・・・・・・・
ティファは良いところのお嬢様だったが、気取ることもなく、
ニブルヘイムで人気者だった。
・・・・・・他の男にも人気があった。
誰とも気兼ねなく話せるティファ・・・・・
そんな彼女にあこがれ、そして嫉妬した物だ。
ソルジャーになったのも、ティファのためだった。
ティファにかっこいいところを見せたかった。
だから・・・・・・・・ティファはなんとしても守らないといけない・・・・
・・・・・・・・なのだが、よくよく考えると、これでいいのか?
今まで、コルネオに会うことしか考えていなかったが、
もし・・・・・・ティファが俺のこの姿を見たら・・・・・・・・
・・・・・・・好きな女の前で、この姿を見せられるだろうか?
・・・・・・・・おい、そこで見ているお前。
そうだ、読者のお前だ。
人ごとのように思っているだろうが、自分が初恋の女の前で
女装しろと言ったらできるか?
また、女性諸君、本当に好きな男の前で、男装ができるか?
自分の立場になって考えてみろ。
なにいっているのよ、ここまできて!」
「エアリス・・・・・・・・・やっぱりやめよう・・・・・」
「え?
「・・・・・・・・ティファに・・・・・・この姿を見せたくない・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
気のせいだろうか。
エアリスがちょっと複雑な表情をしたのは・・・・・・・・・