その言葉に複雑そうな表情をするエアリス。
何かを言いたげなのだが、黙ってしまう。
そして、訴えるような瞳で見つめられた。
不思議そうに・・・・・しかし、俺の心をなんとなく
見透かしているのか・・・・悲しそうな目をしていた。
それは、俺の考え過ぎか・・・・・
クラウドが・・・・・・・・・・・好きな人に・・・・
その姿を見せたくないって言うのは・・・・・・わかるよ・・・・・」
「・・・・・・・・そりゃ・・・・・・・・・
「!?」
見透かされている・・・・・・
エアリスとは、ちょっと前にまだ出会ったばかりだ。
まだ友達というにも浅い仲。
俺はエアリスのことを良く知らない。
しかし、俺がティファにどんな想いをしているのか
彼女にはわかっていた。
女の子だったら、どんなときでも・・・・・
自分を助けてくれる人が・・・・いてくれたら・・・・と思う・・・・・・・
もし、私がティファの立場なら、やっぱり・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・でもさ・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
まだ、エアリスとは知り合ったばかりなのに、
俺はこんなことに彼女につきあわせてしまっている・・・・・
そして、一度も話したことがないティファの気持ちを
誰よりもわかっているのはエアリスかもしれない。
・・・・・・なのに、俺は自分のプライドのことばかり考えていた・・・・・
そんな自分が恥ずかしくなってきた。
ティファが好きなら・・・・・・・・・行くべきだ・・・・・・・・
つまらないプライドを引きずっているわけには行かない・・・・
エアリスの言うことはもっともだ。
俺がどうかしていた・・・・・・・
いこう・・・・・・」
「・・・・・・・すまん・・・・・・・・