【第5話】
クラウド編第5話
私もすっかり女の子


今、俺達はコルネオの館にいる。

門兵がいたが、エアリスに言われたとおり

いっさい俺は、口をきかず、うつむき加減に顔を見せなかった。

辺りが暗かったせいもあり、男とばれずにすんだ。



「さ・て・と・・・無事入り込めたわね・・・・」


「今からコルネオに呼ばれるまで一時間か・・・」


館内に通された”俺達”は一時間後、コルネオに呼び出されることになった。


「おれ?」


なんで、エアリスは俺・・・・・・あたしの心がよめるんだ?


「よめるんだ?」


・・・・・・・・よめるのかしら・・・・・・・・・


「この時間でティファを探さないとね?」


「手分けして探そう。

 エアリスはそっちを探してきてくれ。

 い、いや・・・・・・・・・探してきてくれるかしら?」


「いいわ、じゃあ、クラウドはそっちね」


「えぇ」


自分でもこわいと思うくらい、様になってきた?


い、いや・・・・・俺は男だ・・・・・・

だが・・・・今は女よ・・・・・・



しばらく歩くと通路の行き止まりに

下へ続く階段を見つけた。


「地下室・・・・・かしら?」


こんなところにティファがいるとは思わないけれど・・・・


「キャァアア!!!」


突然、女の叫び声が!


この声は・・・・・・・・


第6話 触るなぁ!

前ページ:第4話 「わがまま」に戻ります

目次に戻ります

パステル・ミディリンのトップページに戻ります!