フッ・・・・・
ティファ・・・・・・俺に惚れたか?
しかし、ティファは女装している俺とは気がつかない。
その上、この騒ぎをききつけ
階段から物音がした。
ティファを促し、俺達も身を隠すことになった。
俺のすぐ隣にティファも緊張した顔でじっと隠れている。
ティファの吐息がかかって、少しどきどきする。
階段からコツ、コツ、コツ、と人が降りてくる音が聞こえる。
相手は一人か?
一人なら、速攻で片づけられるな。
意を決して、俺は外に飛び出し、
そいつをしとめようとした。
「ク、クラウド!?」
「あ、エ、エアリス!?」
し、しまった。俺は回し蹴りのモーションに入っている。
このままではエアリスにあたってしまう!
先に顔面にヒットした。
な、なぜ・・・・・・・・・
俺はそのまま意識を失った・・・・・・・
エアリスとティファの姿があった。
「あ・・・よかった・・・・・気がついた・・・・・」
「ごめんね・・・・・・クラウド・・・・・・」
うっ・・・・・・まだ頭が痛い・・・・・
強烈な回し蹴りだった・・・