前回は、簡単に、HPを作成するには、
そしてそれを見るにはどういうものが必要かを書きました。
実際のHTMLとかなどは、本当はわかったものとして
この講座を書きますと最初に述べてありますので、
HTMLの書き方についてはこれ以上しませんが、
実際、HPを作成すると、どういう手順が必要なのでしょうか?
それらを簡単にまとめると以下のようになるのではと思います。
・ネタ制作
↓
・ネタの区分け
↓
・全体構造の紙上での作成
↓
・レイアウト作成(紙面上)
↓
・文章制作
↓
・レイアウト制作(PC上)
↓
(・画像制作)
↓
・完成物をサーバーにアップ
第5話までで、
・ネタ制作
・ネタの区分分け
・全体構造の紙上での作成
の説明が終わっていまして、
これからは、実際のHP作成に入ったわけですが、
前回のお話で、メモ帳とブラウザがあれば、とりあえず、HP作成はできるが、
画像も作りたい、そんな方がいるかもしれません。
私が、主にHPを作成しているのは、Webページ制作伝家の宝刀
「Dreamweaver」を中心に
その他の画像作成ソフト(仕事だと、FireworksやPhotoshop)などを
組み合わせてHPを作っているのですが、
画像は、サイトを運営する上で必須ではありません。
第1話にも書いたとおり、HPに必要なものは、
「ネタ・更新・愛情」であり、
これらがあって、人を引きつけるのであれば、それでいいかと思います。
ただ、やはりビジュアル的に写真を掲載したり、画像を加工したりする
見栄えというのも気にしてしまいますよね。
やっぱり、きれいなサイトだったら、それだけで目がいくこともありますし
かわいらしいバナーを見つけて、ついついクリックすることもあります。
では、画像作成ソフトを買わないといけないの?
いやいや、そんなことはありません。
フリーソフトでも画像でいいものは作れます。
有名なフリーソフトを扱う「窓の杜」(http://www.forest.impress.co.jp/)
などでソフトを探してみてはどうでしょうか?
そこに「ソフトウェアライブラリ」というところがあるので
クリックするといろいろなツールがありますよね。
個人的にフリーの画像制作ツールで、おすすめだと思うのが
イメージ・グラフィック:「ペイントソフト」の中にある
「PictBear」と「GIMP
for Win32」の2本です。
「PictBear」は、ソフトが軽いのに、かなり高機能な画像作成で
画像の階層をあわらす「レイヤー」も使えるので
普通に画像を作成するのであれば、充分使えるのではと思います。
画像の書き出しも「BMP/JPEG/PNG」に対応しており、
Susieプラグインで拡張でき、鉛筆やブラシ、エアブラシのほか、
ドラッグした場所をぼかしたり暗くしたりする指先ツールや、
グラデーションをかけられるグラデーションツールなど、
多数のツールが使えます。
「GIMP for Win32」は、UNIXで普及しているペイントソフトのWindows移植版なのですが、
Photoshop(フォトショップ)、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
約10万円する、グラフィックツールの最強版です。
はっきり言って私では使いこなせません(笑)
仕事ではもちろん使うことは多々あるのですが、無限の可能性を秘めているソフトです。
このPhotoshopに匹敵するほどの多機能グラフィック編集ソフトで、
ソフト自体は重いですが、本格的なCGも作れます。
GIMPの使い方を説明しているサイトもありますので、
そういうサイトを見ながら、画像ソフトの使い方の勉強をするのもいいかと思います。
フリーでもすばらしい画像作成ソフトが多々ありますので
画像を使用してみたいという方はこういうツールを使われてみて、いろいろ試してみて下さいね。
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