DreamweaverMxの検証

最近マトモなことを書いてないような気もしますが
安田の本業は一応、Webクリエータでございます。
それでご飯を食べています。
(プログラムも書いたりするけれど、っていうか最近はこっちの方が多い)
ということで、久々Webデザインの話でございます。
ついに昨日、DreamweaverとFirewokrsのトライアル版(お試し版)で
日本語版が公開されました。
http://www.macromedia.com/jp/software/trial_download/
Dreamweaver MXとFirewokrs Mxと呼ばれるもので
DreamwaeverとFireworksについては、
ミディリンのHP作成講座
の第14話~第18話で書いたりもしたけれど
安田もお試し版として30日間無料使用できるので
会社のPCのVitual PC上にインストールしてちょっと触ってみました。
Vitual PC上に入れているので(しかもWin98)
当然スピードは半端でなく重いのだが、
Fireworksのインターフェースは、Flash Mxと同様結構使いやすくなっていると思う。
Flash5以前までもそうだったのだけれど、
いろいろ使っているとパネルがぐちゃぐちゃになってしまって
どこにパネルがいったかわからなくなってしまうことがあるのだけれど
Flash Mxでは、これらが改善され、さらにサイトバックカラーや、画像の大きさなども
常に表示されているため、とてもデザインしやすくなった。
それが、Fireworksにも使われているので、ここはとってもいいと思う。
Dreamweaverの方は詳細までは知らないけれど、
起動時にDreamwever MxとDreamweaver 4の両方のインターフェースを選べるようで、
4を使い慣れている人でも、安心して使えるかもしれない。
一目で見やすいなと感じたのは、
Dreamweaverは、デザインとソース(HTML等)を同時にする機能がありものすごく重宝するのだけれど、
コード部分が、とてもきれいに色分けされていて見やすい。
ただ、Dreamweaverに関しては、Accessをあらかじめインストールしないと動かないようで
(インストール時に聞かれる)
どうやら、DBとの連携にODBCとか必要からかもしれない。
テストサーバーの設定の項目とかあった。
Dreamweaver 4以外に、DBやSQLも使えるよう
Dreamweaver UltraDeveloper 4というのも発売されていて
Dreamweaver 4の上位にあたるものなのだが、
こちらは、通常のDreamweaver以外に、DBとのアクセスなどを可能して
DB2やOracle、Accessなど、普通DBアクセスするには、
JavaなどでDBアクセスするためのプログラムをコーディングしないといけないが、
Dreamweaver UltraDeveloper 4にはこれを自動で書き出す機能がついている。

DBアクセスとは何じゃ
という話になるかもしれないが、
一般にただ、ホームページを制作しているだけの人には
DBのイメージがつきにくいかもしれない。
そういう人には「掲示板」を想像してもらうといいだろう。
自分のPCを「クライアント」といい、
HTMLや、プログラムなど、FTPでアップしているPCを「サーバー」
という。
たとえば、読者さんがミディリンを見ようとURLをアクセスすると
ミディリンの読者は、私のPCの中にある「クライアント」のハードディスクを見るのではなく、
FTPでアップした「サーバー」の方のページをブラウザで見ていることになる。
この辺は、ミディリンのWeb作成講座のところですでに執筆積みなので
最近掲載はしてないが、ストックはあるのでそのうち掲載しようと思っているのだが、
サーバーには、先ほどHTMLやプログラムなどをアップしてあるところと
説明したが、CGIプログラムなどをサーバーに置くことで、
掲示板に誰かが書き込んだとき、
●掲示板にアクセスする

●サーバーのCGIプログラム(~.cgiや~.plなど)が作動する

●掲示板に読者が書き込みをする

●サーバーのCGIプログラム(~.cgiや~.plなど)が作動して、
 書き込んだ内容をログで書き出す(例~.logなど)

●CGIが書き出したlogファイルをHTML表示して、
 読者のブラウザに表示
こうして、読者は掲示板の書き込みをして
その書き込み内容を見ることができるわけである。
これが掲示板の仕組みだ。
この、logの部分をまとめて、DB(データーベース)と呼ぶ
と言えば少しはイメージがつかめるのではないだろうか。
つまり、データを格納して、それをユーザー(この場合読者)が
リクエストした内容を表示させるところがDBである。
そして、このlogを表示するCGIの部分、
これが、DBに登載されているSQLという言語や
そのSQLと連携して、JavaやJsp、Aspなどによる言語によってプログラムしたものを書くと、
DBにアクセスして、それを書き込み表示するという一連の流れができる。
多少、DBとプログラムの話がでてきてしまったが、
Dreamweaver 4はHPを持っている人が大半こちらになると思うが
単純にデザイン、サイト制作するものに関して、
Dreamweaver UltraDeveloper 4はこういうDBとの関連も取り入れられているものである。
Dreamweaver Mxは、Dreamweaver 4の上位であるとともに、
Dreamweaver UltraDeveloper 4の機能も結構もっているのかもしれない。
デザイナー以外に開発者向けとしても、使えるように作られているのだろうか。
ただ、今このDreameweaver MxとFireworks Mxについて
ちょっと問題が起こっている。
メジャーなDreameweaverやFireworksサイト、
もしくはクリエータサイトにいけばすぐに目にすることだとは思うが、
アップグレードの価格について結構今反発が起きている。
今回のStudioMXという統合製品で、発売され
Dreamweaver、Flash、Fireworks、Freehandが入っている。
新規購入価格が98000円なので新規購入者にとっては全部入っていて98000円は安いほうである。
(お金の価値観は人によって違うだろうが、
 これだけの機能を全部使えるのはすごいことだ。
 Photoshopの10万円が高いと言う人がいるかもしれないが
 これで飯を食っている人には機能が無限に使えるのだからこれもまだ安いほうである。
 企業で使うDBソフトなどと比較すると、500万円や1000万円など普通にするものなのである。
 これはクライアントの接続などにもよるので、Photoshopなどのラインセンスとは単純比較できないが
 高い高くないは、用は自分がどれだけの用途にそのソフトを使うかによることだと私は思う)
もしこれをバラバラで購入しようとすると
Dreamweaverが49800円、FLASHが59800円、Fireworksが39800円、Freehandが39800円、
合計で189200円とかなり割高になるわけだ。
もともと、DreamweaverとFireworksは、バージョンが1や2のときは
価格が単品で5万円くらいしてプロ使用のイメージがあったのだが、
バージョン4になってから両方セットで2万円という破格な値段で売ったために
爆発的にこのソフトが普及して、一般に趣味でHPを作成している人にも
DreamweaverとFirewroskは手が届くものになった。
しかし、今回アップグレードするにあたって
Dreamweaverのアップグレードが19800円、
Fireworksのアップグレードが13800円、
つまり過去にバージョン4が、2万円で買えたものが、
アップグレードなのに3万円以上するということからあちこちのサイトで
今批判がでているわけである。
ただこの批判については人それぞれで
それでもアップグレードするかどうかは個人の価値観によるわけなので、
自分が必要があるという機能があるか、魅力があるかと思えばアップグレードすればいいし、
今までので足りれば、無理にアップグレードをしなければいいだけの話なので
批判そのものがおかしいのではと私は思う。
個人的には、Dreamweaver4とFireworks4のセットで2万が一番価格的にも機能的にも魅力的だと思うけれど
このDreamweaverとFireworksは、ミディリンのHP作成講座にも書いてあるが
Web制作の伝家の宝刀でもあると思うので、Trial版(お試し版)をDLして
30日間使い倒してから、よくよく考えてみてもいいと思う代物である。
久々、まともにWeb制作に関するお話をしてみました

コメント

タイトルとURLをコピーしました