エクシリムとは別に、もう1つ
前から欲しかったものを買ってしまいました。
PSのソフト「街」でアリマス。
サウンドノベル大好きな私はチュンソフトで発売している
「弟切草」「かまいたちの夜」にものすごくはまっていて
ドラクエやFFより面白いということはもう何度となく豪語しておりますが
(好みの問題でしょうが)
その第三弾の「街」はいつか買おうと思ってもう数年
ようやく実現しました。
ソフマップに中古で1280円で売っていたので
これは買いでしょうと思いゲットです。
危険です。
いや、ゲームの内容じゃなくて私が。
少しやってみたのですが、はまっちまいました。
仕事が忙しい時期にこれはデンジャラスです。
私を寝かさない気か!
安田の今までのゲーム所有150本くらいですべてのゲームにランキングをつけると
1位:かまいたちの夜
2位:ドラクエ5・ファイナルファンタジー4
3位:かまいたちの夜2
4位:弟切草
5位:う~ん、なんだろ。ドラクエ3やFF7もいいが、ゼルダも捨てがたい・・・
という感じなのですが
久々、こんなに斬新なゲームしたでアリマス!!!
ここ数年で買ったDQ7やクロノクロス、キングダムハーツ、FF10やFF10-2・・・
確かにどれも楽しかった!
楽しかったよ!!
楽しかったのだけれどもぉ!!!
不動の一位:かまいたちの夜は変わらないまでも
2位には食い込んでくれます。
ゲームをやって鳥肌が立ったのは「かまいたちの夜」以来です。
たとえどんなにドラクエやFFが好きでも
ゲームをやって鳥肌がたったことはありませんでした。
続編の「かまいたちの夜2」でさえも好きではありましたが鳥肌はたちませんでした。
グラフィックがよくても所詮は続編だからです。
恐怖とかそういうものではなく、
心で感じるもの
ゲームとして人をどれだけ現実の世界からゲームへ引き込むか
それが、「かまいたちの夜」は
他の作品と別次元の作品だと私は思っているのですが、
この「街」はゲームとして、「かまいたちの夜」以来8年ぶりに
ゲームとしての楽しさ・無限性を実感させてくれました。
SFCの「弟切草」のリメイク版、PS版の「弟切草」では
主人公以外にヒロインの立場・奈美からもできるということで
当初すごく驚きましたが
「街」は八人同時に主人公が時間軸と共に進行して、まったく関連もない人々が
後になって絡まっていきます。
世間では、「弟切草」、「かまいたちの夜」の評価が高いため
「街」はそれほど注目を集めなかったソフトなので
今まで私も手を出さなかったのですが
途中、文章がダルイとか、選択肢が思ったより少ないと
不満点はないと言えば嘘になりますが
それを補うだけの斬新さとゲームの見せ方が、
このゲームにはありました。素晴らしい。
八人の主人公は同時進行して、五日間の物語がそれぞれにあり
まだ一日目が終了しただけなのですが
一日目をやっただけで、あまりのストーリーの重厚さ・斬新さに驚きました。
どのゲームにも、必ず「主人公」というものがいます。
それはRPGで言えばロマサガなどがそうですが
多くの主人公があって
それぞれの立場からRPGができるなど
今までにそういうゲームがあったのは確かです。
しかし、この街にはゲームとしての無限の可能性を感じました。
ゲームの舞台は渋谷で、普通に、街を歩いている
サラリーマンや学生、主婦達が主人公です。
普段は脇役としてもしょうがないほど影が薄い人間、
しかしその人たちにも一つ一つの物語は確かに存在するわけで
主人公になりえる、
自分達は一人一人が主人公であり、「街」ですれ違った人には
やはりそれだけの物語がそれぞれある、
それらの人々も「主人公」でいられる、
そんなことを感じさせてくれたゲームでした。
今で言えば、オンラインゲーム
ネットゲームなどで一人一人が
主人公になって他の主人公と対面するというものもあります。
チェルトで言えば、主人公はチェルト、脇役はカンダタでありますが
カンダタの小説では彼が主役でチェルトは脇役なのです。
当たり前のことを言っているのですが
どんな街にいる人にもストーリーはある
どんな街にいる人でも主人公になりえる
「街」
人の評価や全体的にやって楽しかった
と思ったものではなく
心でゲームを楽しい、この作品を知らなければ損をしていた
このゲームに出会えて良かった、そう思ったのは
27年間生きてきた生涯の中でこれが二作目です。
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