碧の軌跡 攻略・プレイ一言日記:絆イベント「ティオ 全セリフ」

碧の軌跡2週目プレイで、絆キャラクターのイベント全コンプリート+
セリフを全部テキストに起こしました。
エリィは掲載済みですが、今回はティオを掲載します。


(カタカタカタカタ・・・)
「ふむ、とりあえず準備は万端ですね。」
(カサッ)
「・・・・・・・・・」
「・・・えっと、ティオ?何をやっているんだ?」
「・・・・ええ、明日の突入に向けて、メルカパのシステムの最終チェックをしていました。
 私はロイドさんたちと一緒にメルカパに降りていくつもりですが・・・
 通信ターミナルを押さえたあとのハッキングなどは、ヨナとフランさんにお任せする必要がありますから。」
「そうか・・・なんだか大変そうだな。
 何か、俺に手伝えることはあるか?」
「・・・いえ、特には。
 明らかにわたしの分野ですし、ヨナもいるので十分です。
 ロイドさんはリーダーらしく、ドンと構えておいてくれれば十分かと。」
「いやいや、明日の準備とか色々あるし。
 まあ、その調子ならここは任せてよさそうだな。」
「・・・そういえば、ひとつだけありました。
 実は・・・ロイドさんに相談したいことがあるんです。」
「相談・・・?
 何か悩み事でもあるのか?」
「・・・いえ、ここではちょっと。
 そちらの用が済んだら、後でメルカパの甲板にきていただけませんか?」
(選択肢)
「分かった、俺でよければ、喜んで相談に乗らせてもらうよ。」
「ふふっ・・・・よろしくお願いします。」


(あれ、ティオ・・・?)
・・・・・・・・・
「・・・・・ティオ?」
「ロイド・・・さん・・・」
「はは、珍しいな。
 声をかけるまで、ティオが気がつかないなんて。」
「ふふ・・・そうですね」
「明日の準備、一通り済ませたよ。
 万全とは言えないけれど、他のみんなの大変さを考えたらこれが精一杯だと思う。」
「はい・・・
 キーアや課長たちと会うためにも頑張らないといけませんね。
 それにコッペも心配ですし。」
「そうだな・・・
 そういえば、ヨナはミシュラム送りにされたけれど
 財団のロバーツ主任は今、どうしているんだろう?
 状況が状況だし・・・
 レマン自治州に帰ったのかな?」
「いえ、どうやら主任は財団からの退去指示は応じなかったみたいです。
 マリアベルさんたちに奪われた動力ネットの状況をチェックするため市内に残っているみたいで・・・
 まあ、あの人のことですから、のらりくらりと追求を免れていると思いますが」
「そうか・・・ちょっと心配だな。」
「はい・・・ちょっとだけですが。」
「----ロイドさん。
 相談、乗ってくれませんか?」
「ああ、もちろん。
 ひょっとして、さっき見ていた手紙のことか?」
「気づいていましたか・・・
 昨日、アッバスさんのルートでわたしに届けられた手紙・・・
 共和国のアルタイル市に来ている私の両親からのものです。」
「え・・・!?
 それじゃあ、レミフェリアからわざわざティオに会いに・・・!?」
「はい、クロスベルが独立してから、手紙や通信による連絡も取れず・・・
 財団からの情報を頼りに国境の町まで来ているそうです。
 現在、貨物意外の行き来は完全に制限されてしまっているので、足止めされているみたいですが・・・」
「そうか・・・
 ・・・だったら話が早い!
 この船でアルタイル市まで----」
「必要ないです。
 既にわたしが無事という情報は同じルートで伝えてもらいました。
 それにいま会ったら心が乱れて明日に支障があるかもしれません。」
「・・・で、でも・・・
 ・・・・・・・・・・」
「ふふ・・・・そんな顔をしないでください。
 この事件が解決したら、両親に必ず会うつもりです。
 ロイドさんのおかげで少し里心が出てきましたし。」
「え・・・」
「・・・みんな離れ離れになって・・・
 不安で、寂しくて、ロイドさんが指名手配されたと聞いて心配で胸が締め付けられて・・・
 ・・・・本当に、嬉しかったんです。
 ロイドさんとまた会う事ができて。」
「あ・・・」
「その時に、思ったんです。
 ああ---わたしは生きているって。
 誰かを大切に思うことで、人と人との間にちゃんと在るって。
 ・・・どう生きたらいいのか、どうして生きているのか・・・・
 3年前、ガイさんに聞こうとした質問の答えが、分かった気がしました。」
「・・・ティオ・・・」
「それから、エリィさんやランディさんたちとまた会えて・・・
 みんなで一生懸命、キーアのためにここまで来て・・・
 ・・・そして、この手紙を読んでまるで氷が溶けるみたいに素直な気持ちが湧いてきました。
 久しぶりに・・・お父さんとお母さんに会いたいって。」
「・・・・・・」
(ロイドがティオを抱きしめる)
「・・・・ぁ・・・・」
「・・・・よかった。本当によかった・・・・
 きっかけについては、ちょっと照れくさいけれど・・・
 でも、ティオがそう思えるようになったのは、俺にとって何よりも嬉しいよ。」
「・・・ロイドさん・・・
 ・・・・2つ、お願いがあります。
 聞いていただけませんか?」
「ああ----何でも。
 遠慮なく言ってみてくれ。」
「その、1つは・・・
 頭を撫でてもらうのも、すごく好きなんですが・・・
 さすがに、こんな綺麗な夜には少し子供っぽすぎる気がします。」
「そ、そういうもんか?
 って、確かに俺も兄貴やランディにされたら子供扱いされている気分になったな。
 えっと、それじゃあ・・・」
(ティオが装甲を脱ぎ出す)
「ティ、ティオ・・・?」
「そ、その・・・
 再会した時、走って抱き付いたらちょっと痛そうにしていたので・・・
 ・・・これなら大丈夫ですよね?」
「あ、ああ・・・
 ・・・・」
(またロイドがティオを抱きしめる)
「ふふ・・・・あったかいです・・・
 エリィさんみたいに抱き心地が良くないのは、申しわけないですけど・・・」
「い、いや、これはこれで・・・」
(ていうか、ヤバイな・・・
 ・・・・ティオの甘い匂いが・・・
 ---------じゃなくて!)
「コホン・・・
 で、もう1つのお願いは?
 こうなったらとことん、付き合わせてもらうぞ?」
「はい、もう一つは・・・
 何かと事件が一段落して
 両親がクロスベルに来られたら一緒に会って欲しいんです。」
「ああ、もちろんさ。
 一度挨拶したいと思ってたし。
 でも、そんなの言われるまでも無いと思うけれど・・・・?」
「いえ、ただの挨拶ではなく・・・
 わたしがクロスベルに残る理由をわかりやすく説明したいんです。
 そうでないと2人とも納得してくれないでしょうから。」
「???」
「みんながいて、みっしぃもいて動力ネットもあるクロスベルが大好きというもありますが・・・
 それ以上に、どう生きたらいいか、どうして生きているのか・・・
 その答えをくれた大切な人の側でこれからも暮らして行きたい----
 そう伝えようと思っています。」
「えええっ!?
 ちょ、ちょっと待った!
 それじゃあまるで・・・・!」
「”何でも”って、言いましたよね・・・?」
「-----ああもう、分かった!
 無事、事件が一段落したら一緒に挨拶させてもらうよ!
 はあ、今から何とか言い訳を考えなきゃな・・・」
「ふふっ・・・
 頑張ってください。」
(3度目の抱擁)
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