・川沿いの教会
マイエラ修道院から道沿いに進み、立て札の分かれ道でドニの町とは別の方に進むと
やがて教会が見えてきます。この教会では初回次のみただ宿なので
(2回目移行10G寄付)
泊まると、ククールのイベントが始まります。
トロデが寝付けず、教会の外に行くとククールが一人木にもたれかかっており
自分の幼少時代で、マルチェロとの間柄など話し
ククールが心に潜んでいる愛情や寂しさなどを知ることができます。
修道院長葬儀イベントもかなり心にくるものがありますが
ククールのイベントも見入ります。
親もなく、一人孤独だったククールがマルチェロと初めて会ったときの
心情がよく表れています。
・アスカンタ城
教会からさらに道沿いに進むとアスカンタ城が見えてきます。
しかし豪華な城とは裏腹に町・城の雰囲気は暗く町の住民は喪服を着ています。
アスカンタ城の王女が2年前に死に、王パヴァンはその苦しみから立ち直れません。
見ているだけで王の王女への愛情と苦しみが伝わってきます。
城の最上階には、パヴァン王に遣えているキラという娘が
毎日食事をつくったりしていても食べてくれない王を心配しています。
王を立ち直らせたいため、昔キラの祖母にきいた
願いを叶えてくれる言い伝えが頭の片隅にあったので
その詳細を祖母から聞いてくれと主人公達に頼みます。
キラの実家は川沿いの教会近くにある民家です。
そこに祖母がいるので、教会の方向へ戻ります。
キラの祖母の話を聞くと、
満月の夜に一晩丘の上で待っていると不思議な扉が開くという言い伝えがあり
満月の夜、願いがあるものがいくと願いがかなうというものでした。
主人公達はそこへ向かいます。
教会の裏側にある道から崖を降り、川に出て進むと丘へ進む洞窟が見えてきます。
・願いの丘
敵はアローインプやMr.スミスこと腐った死体、ジャイアントバットなどが立ちはだかります。
特に気をつけなければいけない敵が、DQ8で初めて出てくる「サイコロン」という敵です。
顔がサイコロのように回転して、1か6の目を出すと
LV1かLV6のかまいたちを発生させ攻撃してきます。
LV1のかまいたちは、ダメージが10くらいなのでたいしたことないのですが
LV6のかまいたちは脅威で60くらいダメージを受けます。
ゼシカが即死して、リレミト+ルーラで退却しました。
滅多にサイコロの目が6になることはないですが
ゼシカのHPを常にHP60以上にするのは、この時点では難しいのです。
ダメージを受けたらすぐにホイミか薬草で回復して
ゼシカのHPを60以上に保っていればやられることはないのですが、
敵が多く、ジャイアントバットなどの攻撃も結構強いので
ゼシカ以外はHPを常に60以上にして、
サイコロンが出現したらゼシカは防御という方法で対処した方が
回復の数も少なくすみ、頂上まで行きやすいかと思います。
お宝は魔導師の杖や、騎士団の盾が入ります。
この時点では結構ありがたいアイテムなのでゲットしておくとよいです。
頂上に行くと夜になり、そこでしばらく待つと
窓枠の影が伸びて壁に映り、そこから月の世界へ行くことができるようになります。
・月の世界
敵は出現せず、神秘的な雰囲気のある場所です。
ここで月の住民である「イシュマウリ」がいます。
話しかけると願いを叶えてくれるため、アスカンタ城まで同行してくれます。
・再度アスカンタ城
アスカンタ城に戻ると、イシュマウリが竪琴を引きそのきれいな音色により
王女の幻影を移してくれます。
そこには王女と王の過去の出来事を映し出され
王はその幻影を見て当時を懐かしみ、悲しみます。
そして王女が何故生前にそんなに強い人間かをアスカンタ王に語るか
その過去の出来事の幻影も現れます。
王女は以前祖母を亡くしており、大変悲しみました。
しかしその想いを常に旨に刻んでおくことで
自分の心の中では祖母が存在すると思うことでその悲しみを乗り越えました。
強き王女の姿を見て、王は王女の強き心、
それと王女が託した国への願いを思い出し元気を取り戻します。
翌朝、イシュマウリはいなくなって残った4人は王と食事をして
何か困ったことがあったら遠慮なく国に訪れて欲しいと笑顔で答えます。
●「川沿いの教会~アスカンタ城~願いの丘~月の世界」の感想
今回の攻略レポートから、簡単に感想をつけることにしました。
ボスとの戦いなどないものの王の王女に対する愛情や心情などよく描かれていますね。
また脇役でありながら、キラが王のことを気遣う優しさも見所です。 |