・メダル女王の城

船を手に入れ、世界地図を見ながら一番近い場所にあたった島に上陸すると
SFC版のDQ5からおなじみのメダル王の城があります。
世界に散らばる小さなメダルを集めているメダル王は
メダルを持っていくと景品と交換してくれます。

しかしメダル王は病気でベットから出ることもままなりません。
そこで一人娘のメダル女王が父親を助けるため、メダル王の変わりに
メダルを集めて欲しいと主人公に頼みます。

貴重な品が手に入るので、メダルがある程度集まったら景品と交換すると
今後の旅が楽になります。

またメダル王女の城にいる住民に話しかけると
ドルマゲスが西のサザンビークの方にいったという情報を得られます。

・サザンビーク

メダル女王の城からさらに西に船を走らせ、陸地に船を置き
世界地図を見ながら町を目指すとサザンビークと呼ばれる城があります。

陸地を歩くとこの辺りから一気に敵が強くなります。
装備が貧弱だと一回の攻撃で普通に３０、４０とダメージを受けますし
（ゼシカなんか、３発で死にます）
こちらの攻撃を相当当てないと倒せません。

戦闘が終わったら毎回回復し、攻撃も持ちうる攻撃魔法をすべて叩き込んで
サザンビークを目指しましょう。

サザンビークの城に着き、情報集めをすると

・王子はミーティア姫と結婚することになっている
・サザンビークの王は立派だが、王子がカジノ好き。
・王子はトカゲが嫌いで、臆病者
・王の儀式を受けるにはアルゴリザードというトカゲ型のモンスターを倒す必要があり
王子はそれを拒否している
とあまり、王子の良い噂を聞くことができません。

またこの時点では城に入ることができません。
王子が抜け出さないように、城の扉は封鎖されています。

その他、ここで入る情報では

・王子が行っていたカジノは、サザンビークから西にある「ベルガラック」という町で
大きいカジノ場があるが、現在はトラブルがあり開かれていない
・賊が城に入った。しかし何も取られていない

などの情報が得られます。
そこで、「ベルガラック」の町を目指すことにします。

かなり、長い道のりなので旅の準備はしっかりしておきましょう。
サザンビークで武器防具は揃えられるのですが
高値でこの段階で買える代物は限られています。
武器か防具の１つ、２つ買えればいいでしょう。
武器の弱さはテンションをためることで、カバーできるので
防具の方にお金を費やした方が楽かと感じます。

私は金欠で揃えられなかったので、武器防具１つも買えませんでした（涙）

ここで最強装備を買えるまで、敵を倒してお金を稼ぐのも１つの方法ですが
私は経験値やお金稼ぎが面倒くさいので、現在の装備で次に行くことを考えます。

上記でも書いたように敵の攻撃で３０、４０受けるのは当たり前

また攻撃力も貧弱で
パーティーで最強の攻撃力を誇るヤンガスが鉄の鎌（通常攻撃時３５～４０くらい）
主人公、刃のブーメラン（全部に２０～３０）
ククール、クロスボウで１５くらい
ゼシカなんて下手すると鞭で１桁しか当たりません。

敵はスライムベホマズン、スカルライダー、エリミネーター、鉄のさそり、夜の帝王など
攻撃力が強いモンスターばかりでてきます。

そこで、攻撃・防具の弱さはすべて魔法で対処することにしました。
私の場合、主人公は最初から勇気スキルをあげていたので
勇気スキルを５０近くまであげて、「ライデイン」を習得していました。

そこで、

１ターン目
ヤンガス→攻撃
主人公→テンションため
ククール→妖精の矢（攻撃＋ＭＰ吸収）
ゼシカ→バイキルト（ヤンガス）

あとは敵の総攻撃を耐えます。
２ターン目

ヤンガス→攻撃
主人公→ライデイン
ククール→妖精の矢（攻撃＋ＭＰ吸収）
ゼシカ→鞭or魔導師の杖（以前宝で手に入れた）or防御

これでテンションを１回ためたライデインが発動すると、
８０～１２０くらいのダメージを与えて敵を殲滅させられます。

敵を殲滅した後、回復魔法はすべてククールのベホイミを使って行います。

主人公よりククールの方が素早さが早かったため
毎回２回は妖精の矢でＭＰを吸収することができます。
ベホイミの消費ＭＰは３なのでベホイミ１、２回分のＭＰは毎回の戦闘で吸収できます。

ライデインのＭＰが少なくなりかけたり
ライデインを使うほどの敵でなければ、
主人公に刃のブーメランを投げるだけのも手です。６０くらいはあたります。

２ターンで倒せなかった場合、敵からダメージはうけても
その分ククールも妖精の矢を使う回数が増え、ＭＰも吸収できます。

ライデインで倒せなかった敵はバイキルトで攻撃力をあげたヤンガスの餌食になるので、
２ターン内で戦闘が終わることが多くなります。

２ターン以内に敵の攻撃が集中して誰か死んだら、運命と思ってあきらめましょう（笑）

戦闘のコツとしては、
・戦闘中は回復にターンを費やさずすべて攻撃にまわし、移動中に回復を行う
・ライデインを使い２ターン、もしくは３ターン以内に終わらせる、
これで貧弱な装備をカバーしました。

主人公のＭＰが切れるのが先か、町にたどり着くのが先か後は運次第です。

・ベルガラック

町に着くと、サザンビークで聞いたようにカジノが閉店しています。
一通り町の人から情報を聞くと、カジノのオーナーを最近見かけないという話を聞きました。

宿屋の２階に行くと、宿屋の従業員とバーのマスターがなにやらひっそり話をしており
カジノのオーナーは実は殺されてしまったという事実、
カジノのオーナーを殺した人物はドルマゲスに似ていることがわかります。

バーのマスターに話しかけると、ドルマゲスの居所は知らないものの
北の遺跡と呼ばれるものがあるという話を聞きます。

またオーナーの仇を討つ為に、遺跡遺跡に行った人物がいるという情報も聞くこともできます。

●「メダル女王の城～サザンビーク～ベルガラック」の感想

弱い装備品で先に進む攻略方法を書いたのですが、今回のＤＱはお金がたまりにくいです。

武器・防具の価格はどのＤＱの作品も似たようなものですが
お金がたまらない（敵がお金を持っていない）ということは、
どの時点で武器防具を買い換えるかが悩みどころになります。

毎回違う町に行く度に装備を整えると、苦戦しないのでしょうが
それを行うと必要以上に経験値稼ぎやお金稼ぎが起こります。
結果として時間がかかり、面倒くさいのですよね。

これは、ベルガラックだけでなく先にいっても同じことで万年金欠病になります。

経験値、お金稼ぎを飽きないでできる方、さらに時間がある方であればよいのでしょうが
今までのドラクエでそういうのをさせなかったものがありますので
（例えばＤＱ５などは、途中経験値、お金稼ぎをさせなくても最後まで進めるので
ゲームバランスはとても良いと思います）
過去の作品と比べるとゲームバランスが少し悪いかなと今回感じました。

貧弱な武器防具で、突破方法を考えるのは面白いものではありますけれどね。

メダル王女の姿は発売前から映像が公開されていましたが、ゲームをやってみて
初めてメダル王女とメダル王の関係がわかりました。

メダル王女は、メダル王の役目を引き継ぎ住民からは、えらい方だと言われています。

後にメダルを預けにいって、仲間と会話すると
ゼシカが、以下のような内容の会話をします。
確かにお父さんの役目を引き継ぐのは偉いとは思うけれど
メダルを手に入れてくるのは私達なんだよね
と愚痴をこぼすシーンがありまして
確かにメダル王女はただ玉座に座っているだけ（笑）
で、世界各地で苦労しているのは主人公達なんだよなとゼシカの指摘も最もだと思いました。