動き出す海パズル。
潜航艇ジェーンは移動し、今度は空に飛び出た。
降下するジェーンの前に巨大で禍々しい
物体ガウディウムが立ちはだかり攻撃を受ける。
ジェーンの乗組員は戦闘準備を行い、大砲を撃ち込む。
しかし大砲の弾は、四つの衛星が、中央の物体を守っていた。
ただ、四つの衛星が互いに攻撃するため、
その中心にいるジェーンもとりあえず攻撃はそれ以上受けずにいた。
チョコボのチョビは好物のデットペッパーの匂いを感じ
シエルチョコボに変身し、ガウディウムに向かう。
ユウは止めようとチョビに捕まるが
一緒に外に飛び出てしまった。
四つの衛星は、チョビにビームを放つがチョビは交わしながら
ガウディウムの中に入った。
ユウは離れてしまったチョビを探していた。
ユウの後ろに突然現れたのは一人の子供だった。
それは伯爵だった。
しかしユウは伯爵だということを知らなく、
ユウと対等に話す。
伯爵はユウに異界に何をしに来たのか?
と尋ねると
ユウは、お父さんとお母さんを捜しに来た、
名前は「ハヤカワ」と言うと
伝えると伯爵は、ハヤカワなら知っている
といって、父と母を目の前に連れてきた。
目の前に父と母がいて信じられないと喜ぶユウ。
しかし、父と母は目の前にユウが現れたのに
表情を変えない。
伯爵は静かに語る。
ユウの父と母、ハヤカワは伯爵の研究をしていて
異界を自分のものにするために力を貸してくれていると言う。
いつも平和を願っていたユウには信じられなかった。
伯爵の魔力により、二人は操られていた。
そして伯爵は、そのあと自分が伯爵と名乗る。
恐怖で目を見開き伯爵を見るユウ。
そこへチョビが空中から飛び出て
ユウを伯爵の元から連れ去った。
一方、外にいるシドは、衛星に遠隔操作をして、
こっちに引き入れようとする。
シドは衛星の乗っ取りに成功したが
そこへ魔剣士が現れた。
それを見て魔銃を構える風。
しかしリサがそれ止める。
ユウを助けてから戦ってとうったえる。
しかし風は魔銃を連射し魔剣士を討ち
魔剣士はバリアで身を守る。
魔剣士はミストで巨大な召喚獣を呼び
風とジェーンを消そうとする。
なんとか、海パズルの別空間の出口を見つけ
命からがらピンチを脱出する潜航艇ジェーン。
敵を追い払った魔剣士は伯爵の前に現れた。
シドは魔剣士のことをどう思うかと尋ねる。
風は魔剣士は永遠の敵だと語る。
一方、ユウはチョビと一緒になんとか潜航艇ジェーンに戻ってきた。
が、ユウは目の前で起きて変わり果てた父と母に
現実を受け入れられずにいなかった。
■次回予告 第21話 サボテン(さまよえる海)
砂漠を襲う命奪う黒い水。
風、リサ、シド、コモディーン
総力を結集した決戦が始まる
■安田レビュー
伯爵が住んでいる要塞ガウディウムが登場しました。
伯爵の住むお城(空中要塞)=ガウディウム=混沌みたいですね。
今回はCG使いまくりですごい迫力でした。
レーザー放を発射するシーン、
魔剣士がミストで召喚するシーン、
それを回避しようと、ジェーンを必死に操作するシド、
アニメなのにすごい迫力です。
これ、映画のフルスクリーンで見たら迫力だけでびびります。
さてようやくアイとユウの父と母(ハヤカワ)が出てきましたが
ハヤカワは、伯爵に操られ、
その豊富な知識を異界の征服に利用されています。
それを知ったユウは伯爵の恐怖と
自分の父と母が操られているとはいえ
異界の征服に力を貸している父と母が信じられず
しかしジェーンに戻ってきても
リサやアイにそのことを言えず、一人悩み苦しんでいます。
相当ショックなシーンですよね。
自分の両親が世界征服の道具として使われているわけですから。
また、前回、混沌を肥えさせるために
魔剣士の兄、魔導師と戦った魔剣士ですが
ジェーンを追い払い、伯爵を守るため、
魔剣士はミストで召喚し、帰ってきました。
伯爵自身は、魔剣士がもう戻ってこないと思っていましたが
戻ってきた魔剣士に例をいい、
魔剣士は無表情で、伯爵の側にいます。
魔剣士は結局、自分の兄を殺し、利用されたにも関わらず
それでも伯爵に手を貸すのでしょうか。
ちょっと疑問が残るシーンです。
次回は、予告でも言ってありましたが
決戦というくらいですから、
大きい戦いが起こるのかもしれません。
しばらく暗いストーリーが続くかもしれないですね。
今回もかなり面白かったですが、次回も期待です!
(2002/2/20)
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