ユウは、チョコボをチョビという名前をつけてあげた。
リサ、アイ、ユウ、チョコボ(チョビ)が地下鉄で着いた場所は、
見渡すかぎりの砂漠だった。
火の吹き出る砂漠だった。
その砂漠で、今まで来た入り口も閉まってしまい元に戻れなくなってしまった。
砂漠の中を歩く3人。アイが、皆に遅れを出し弱音をはくが、
リサが、アイを勇気づける。
一方、チョコボの挽肉を食べる、伯爵は、
行方不明の魔剣士に業を煮やす。
かわりに、ヘルバが風を始末するために出発する。
チョコボは、極限の中、自らののどの渇きのため、
野生の本能で、水の在処を探しだし、三人を救う。
その水を飲む三人を、ヘルバの飛行艇が飛来してきた。
ヘルバの繰り出したモンスターに追い回されるリサたち。
リサは、氣現術で数匹の敵をふきとばす。
しかし、一匹の魔物が生き残っていて、ユウとアイをおそい、
リサとはぐれてしまった。
リサは、二人を救うために、厳しい修行を今までしてきたのにと
回想にふけていたところ、ヘルバにとらわれてしまった。
捕らわれたリサを遠くから眺める、アイとユウ。
アイはポケボシェにリサを助けるアイテムを出して欲しいという。
しかし、役にたたないものばかり吐き出すポケボシェに
アイは怒ってしまい、それにより、再度ヘルバに見つかってしまう。
一方、リサ。
気をよむものたけが使える、氣現術。
かつで、子供の頃、氣現術を教わった師の言葉を思い出し、
自力で束縛を氣現術でやぶる。
リサは、アイとユウのところに駆け寄る。
しかし、圧倒的な敵の数に、おそわれる三人。
そのときに、また師のことを思い出す。
その師の言葉は、リサに新たな氣現術を使わせた。
氣現術を使い、異界の水を燃やしだし火のバリアを作ったのだ。
氣現術を使った当のリサが驚く。
自分は水の術を使い、身を守ろうとしたのだが、
異界の水は燃えだしたのだ。
気の読み違いにより、水で身を守るつもりが、
火をおこしてしまった。
異界の気の流れを知らずに氣現術を使う危険性を認識したリサ。
火のバリアに守られる三人だが、
上空から、水があふれだし、三人は水に翻弄される。
リサとユウは助かったが、アイは、おぼれ、気絶し、
心臓の鼓動をとめてしまう。
リサは、心臓マッサージと人工呼吸で、
アイを必死に助けようとする。
その周りに、魔物に囲まれる。
絶体絶命のところに、風が現れる。
リサは、必死に心臓マッサージを続けるアイは蘇らない。
そこで、自然のエネルギーに助けを得ることにより、
氣現術をつかい、アイに気を送り込む。
アイは、氣現術により息をふきかえした。
風は、大量の魔物を相手に、魔銃を使い、
召還獣、ビスマルクを呼ぶ。
白い鯨は、多くの水を呼び寄せ、敵を消滅させた。
同時に風も消える。
アイはリサに礼を言う。
命を救ってくれた恩人だからだ。それに照れるリサ。
すると、ビスマルクの水流によって、地盤が緩くなり、
突然、落盤がおき、三人組は、奈落の底に落ちていった。
■次回予告 第7話 地下鉄~次元トンネルの敵
闇をかけるもの。
そこにひそむもの。出会ったかわいい女の子。
でも、その秘密は誰にも言えない。
■安田レビュー
かなり、FFU、面白かったです。
今回の見所は、題名にもなっているとおり、
リサの「氣現術」なのですが、これは魔法みたいに見えるのですが、
気の流れを読むことにより、自然の力を使う力のようで、
ゲームのファイナルファンタジーにあたる、
FF3、FF5の風水師の術に似ているのでないでしょうか。
リサの子供の頃の、回想シーンも何度もでてきました。
その子供の頃の回想シーンは、
水の上にたてられた細長い竹の上に、
両手に水桶を必死にもって、必死にバランスをとって、がんばる
幼いリサでした。
その隣には、同じく、水桶を両手に持つ、
りりしい顔立ちの成人の女性が、バランスをとって
リサと同じことをしていたのです。
この女性が、リサの氣現術の師にあたるひとのようで、
リサは、このときに、バランスを崩してしまい、
倒れてしまいます。
そこへ師は、リサになぜ、バランスを崩れたのかということを
教えだします。
自然の世界にはバランス、釣り合いという摂理があり、
自然の力を使う、氣現術。
しかし、その氣現術のバランスを読み間違えると、
大変なことになると、幼いリサに教えるのです。
そして、大人にリサ自信も、
氣現術は、アイとユウを守るために、身につけたということを
台詞で、「このときのために修行した」といっていました。
これにより考えられることは、
リサが、何かの使命をうけて、アイとユウ(もしくはその両親のハヤカワ博士夫妻)の
助けをしているのか、
もしくは、アイとユウの二人が、世の中の何かを握る鍵であり、
それを助けるためのどちらかかなと考えられました。
氣現術は、時には、水の力を呼び寄せ、火の力をよびよせ、
そして、人の命さえふきこむ、術。
これをリサに教え込んだ人物にも、謎がありそうですよね。
リサが、アイを助けるシーン、
それと、リサの回想シーンの子供のころ
必死に修行をする姿とか良かったです。
決して裕福な家庭に育てられたわけではない、
小さい頃から苦労した、そんなリサの様子が見られましたね。
そして、風が呼び出した今回の召還獣はビスマルク。
かなり、マイナーな召還獣ですね。
白い鯨の召還獣でしたが、みなさんは、お覚えでしょうか。
この召還獣は、FF6で、マイナーな召還獣としてでてきたような気がしました。
ビスマルクは、アクアブレスにも似た力により、
水流を呼び寄せ、敵をいっそうするところ、ここもかっこよかったですね。
結構、このファイナルファンタジーアンリミテッド、FFの全作品をやっていないと、
隅々までの召還獣わからないかもしれませんね。
(一応、安田は、FF1~10まで全作プレイ&クリアしています)
あと、第6話の方で流れた曲が、ファイナルファンタジー5のとある曲に似た曲調で
ここもgoodでした。
私適には、第4話、第6話は、かなり楽しませてもらいました。
そして、次回も期待です。
予告では、リサに負けないヒロイン並の美人のキャラがでていましたし
あの無表情の風がA涙を流しているシーンがありました。
これは、いったい何を意味しているのでしょうか。
(2001/11/10)
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