FFU:ファイナルファンタジーアンリミテッド:レビュー
 

FFU(ファイナルファンタジーアンリミテッド)あらすじ+レビュー
(テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうち・TVQ九州放送で放送)



第1回「異界」(闇への旅立ち)

第2回「魔銃」(黒き風の男)

第3回「果実」(甘い香りの街)

第4回「魔剣士」(白きエチュード)


第5回「シド」(地下水脈の冒険)

第6回「気現術」(命守る者)

第7回「地下鉄」(次元トンネルの敵)

第8回「ソイル」(魔銃の心臓)

第9回「オスカー」(終わりなき仕事)


第10回「屋敷](サギソウの思い出)


第11回「シエル](チョコボとの別れ)


第12回「フングス](永遠の命)


第13回「メテオ](忌まわしき記憶)


第14回「オメガ](再会と旅立ち)


第15回「ジェーン](動き出す海パズル)


第16回「氣現獣](笑顔の向こうに )


第17回「カエル」(ちっちゃな冒険)


第18回「魔導師」(霧と雲の対決)


第19回「アイ」(クリアとの出会い)


第20回「ユウ」(ガウディウムの秘密)

第21回「サボテン」(さまよえる海)

第22回「モーグリ」(懐かしい思い出)

第23回「テロス」(飛び水を目指して)
第24回「混沌」(伯爵の正体)

第25回「風」(命輝く時)+
小説版FFUについて

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第22回「モーグリ」(懐かしい思い出)


ジェーンの船員とリサ達は美しい街についた。
シド達はジェーンを整備しはじめた。
アイ達は川で遊び、船員も整備が終わると
暖かい日差しの中くつろぎ始めた。

リサはなんだか懐かしい匂いがするという。
ナーヴもブランコにのり、懐かしい香りがするという。

リサは母親をこの世界に見た感じがしてそのまま
あやつられたかのように、子供時代に戻った行動を行う。
ナーブは料理をしはじめ、ミレースは花に囲まれ
みな子供時代の楽しかった過去に捕らわれていく。

子供のアイとユウには、
大人に比べて思い出が少なかったため
捕らわれることはなかったが
思い出に捕らわれた皆をどうにかするため、風を探す。

町中を探すとTVの番組が音をするので
家の中に入るとそこにはフードを身につけているモーグリがいた。
アイとユウがそのモーグリにこの世界のこと、
そして風がどこにいるかを尋ねると
モーグリは風を知っているようだった。
そして、モーグリはこの場所の怖さを指摘した。
過去の思い入れに取り込まれ、最後は存在を消してしまう、
そういう世界だった。

アイ達とモーグリは風を見つけた。
モーグリは風に話かけ、お互いによくあの異界の崩壊の過去の出来事から
生き残ったと言うが
風は冷たく、おまえは誰だ?
とモーグリに言う。
風の方はモーグリのことを覚えていなかった。


思い入れを取り込む原因は、
街に立っている塔が電波を出してからであり、
モーグリは、風に魔銃を使って、破壊神として吹き飛ばしてくれと頼む。
しかし風も魔銃は発動しなかった。

モーグリが、その様子を見て魔銃を見てみると
魔銃がずいぶん壊れていると嘆くが
モーグリの不思議な力により魔銃を幾分修理することができた。

再度モーグリは魔銃で吹き飛ばすように頼んだが
そのときは風も思い出の魔力に巻き込まれてしまった。


しかし風の思い入れはどっぷりと浸るほど甘いものが続かず
異界の崩壊でアウラという女性との別れを思い出し
そのあと、モーグリとの過去をも思い出し、
風は正気を取り戻す。
正気になった風にモーグリは再度魔銃に力を吹き込ませ、
魔銃を放し、イクシオンを召喚する。

イクシオンの閃光を塔はバリアをはって守るが
イクシオンの破壊力はすざましくバリアと塔を破壊する。

塔の破壊と同時に、海パズルの異界が崩壊をはじめ、
皆はジェーンで脱出する。

モーグリは、風においらたちはずっと一緒だぜと風につぶやく。

■次回予告 第23話 テロス(飛び水を目指して)

求めるしもの達がたどりつく
旅の終着駅へ。
待っているものはルールプス?
それとも危険な青い水?

■安田レビュー

モーグリの登場でしたが想像していたような
かわいらしいモーグリというより、
ちょっと渋めなモーグリのため声もかなり低く、
モーグリの頭の玉が赤ではなく黄色で
異界の崩壊後も戦いで生き残ってきた
たくましいモーグリの姿がそこに映っていました。

今回の話でモーグリのことが全部わかったわけではないのですが
モーグリは風の過去をかなり詳細まで知っていて、
風と一緒にいた思い入れの女性アウラ(名前が初登場)との
別れのことも知っているようでした。

またモーグリは風のことを「破壊神」と言ったことから
バハムート(?)を召喚できる、もしくは風自信がバハムートのような力を
第1回などでできたことを裏付ける証拠だとも思います。

過去の思い入れに浸ることはそれは幸せなことなのかもしれないけれど
しかしそれだけに捕らわれてしまうと
次に進むことができない、そんなことを今回の作品は感じました。

予告では第8話とかで出てきたルーの姿が映っていたので
その辺も楽しみです!

(2002/3/9)



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