突然ですが皆さんは「桃太郎伝説」というRPGをご存じでしょうか?
桃太郎伝説とはおとぎ話の桃太郎をベースにした、主人公の桃太郎が
鬼退治に行くというRPGです。
そのRPGで、鬼達との戦闘に入る際、鬼達は桃太郎に奇襲を仕掛けてきますが、
桃太郎は、こちらに気づいていない鬼達に先制攻撃をしないという
ルールが存在しています。
これは「桃太郎=正義の味方」という式が成り立っているため
不意打ちなどという卑怯な行為を行わない事からきています。
さて、一方DQの世界ではモンスター達が奇襲するパターンと
主人公達が奇襲するパターンの2つが存在しますが
多くは普通に戦闘が始まります。
しかし、これって考えてみるとおかしくないですか?
街(もしくは城)を一歩でればそこは戦場
殺るか、殺られるかの非常に緊迫した世界になります。
戦場で奇襲は一般的な戦術ですが、DQの主人公と
モンスターはお互いが戦闘準備に入るまで待って
戦闘を開始していることになります。
例えばモンスターの立場に立ってみて下さい
200m先に勇者の一群を発見しましたが
向こうは気づいている様子はありません。
その場合あなたは
1.逃げる
2.茂みなどに隠れて奇襲する
の2つの思考回路しか働かないと思います。
間違っても
3.向こうが気づくまで待ち、戦闘態勢を整え戦闘に入る
等というのん気な行動は選択しに無いはずです。
そこで、私は気づきました。
それはDQのモンスター、ちんぴら説
つまりモンスター達は現実世界の繁華街などで肩をうならしながら
歩いている恐いお兄さんの様な存在なのです。
ちょっとシミュレートしてみましょう。
勇者「あっ、バブルスライム達が向こうから歩いてくるぞ」
バブルスライム「あ~ん?なんか文句あるのか兄ちゃん??」
僧侶「ひっ!汚らわしい!神は貴方の様な存在を認めていませんよ!」
バブルスライム「なんじゃとぉお!?殺されたいんかワレぇ!?」
~戦闘開始~
という風に、モンスターはチンピラ達の様に街の外を俳諧しているのです。
でないと、奇襲が少ないDQの戦闘に説明がつきません。
以上神楽坂がおおくりしました。
次回は「恐怖街の人々の食生活」をおおくりしたいと思います(嘘)
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