スカラによる医学的効果およびその持続性について
(せ:戦士、ゆ:勇者、そ:僧侶、ま:魔法使い)
疑問点1:い…一体どーやって!?
せ:「はっはっはっは、効かん効かん、そんな攻撃は効かンですよ」
ゆ:「………あいつ…どーしたんだ? 妙に耐久力上がってるけどさ…」
ま:「んー、スカラを2回くらいかけたんだけどねー…上がりすぎたかな」
ゆ:「っつーかさ、妙にあいつテカテカしてないか?」
ま:「そー言われれば…うん、結構…ってゆーかかなりメタリックだよね」
せ:「曰くッ! 地上最強の生物ことこのワタクシにそんな攻撃はァァァァ!」
ゆ:「あのさ…さっきからあいつ攻撃受けてンだけど、妙に金属音がしない?」
ま:「あー、するする。ってーか何か皮膚に弾力性が無いよね」
せ:「効かんッ! いやむしろ無駄ッ!! 無駄無駄無駄無駄ッ!!」
ま:「あ、ひょっとしてアレじゃない? ほら、キチン質とかゆーの」
ゆ:「……カニの甲羅かよ…」
……やっぱり皮膚とか硬くなっちゃうデスか?
疑問点2:どれくらい続くのかしら…
ゆ:「ふぅ…危なかった……何とか勝ったか」
ま:「わーい、お宝お宝ー♪」
ゆ:「ところでさ、このスカラっていつまで続くんだ?」
ま:「さぁ?」
ゆ:「さ…さぁってオイ! ンな無責任なッ!」
ま:「まーまー、ンな小さいことは気にしないのっ。おねーさんはキミをそんな
小さい男に育てた覚えはないわよ?」
ゆ:「お前に育てられた覚えもないわッ!! …どーすんだよ…肘とか動かすたびに
ガキガキ言ってうるさいんだけど…」
ま:「その内やわらかくなるわよぉ」
せ:「あ、あの……ルカニでもかけましょーか?」
ゆ:「………頼むわ…(T T)」
……やっぱ戦闘終わった後でも続いてるんでしょーか(苦笑)
疑問点3:適材適所とは
ま:「うぁッ! …痛ぁ……」
ゆ:「何前線に出てきてンだよ、防御力弱いくせに」
ま:「い…いーのよッ! スカラかけりゃこれくらいはッ!」
そ:「ムリしないで後ろにいたほうが…」
ま:「ふふん、おねーさまを甘く見てもらっちゃ困るわね。スカラで防御力を上げ…」
そ:「…………」
ゆ:「…………」
せ:「………まだか?」
ま:「……(ひょ…ひょっとして自分でスカラとかかけたら…この柔肌がガチガチにッ!?)」
ゆ:「……おい」
そ:「どーしたですか? お腹でも痛いですか?」
ま:「……や…」
ゆ:「や?」
ま:「やっぱ逃げるわッ お先ッ!」
ゆ:「てッ……てめェ!! 待てッ!! せめて俺達にスカラをか(以下略)」
………なんて事になったりするのかも…(笑)
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